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【天然素材の研磨剤】墓石の汚れ落とし【お墓参りのお供に】


こんばんは。

#KENMAYA です。

今回はお彼岸参りに向けて、
いつもとは違ったお墓掃除の紹介です。

早速今回の動画です。

墓石の素材は様々ですが、
今回の御影石は表面硬度はガラスに近い硬さを持っています。
ですので、ステンレス磨き用の"SLS-200"も問題なく使えます。

長年の風雨に晒され、
部品同士を接着している接着剤が溶け出してきて、
ホコリや砂が付着し白く濁ってしまっています。
触ってもざらざらしていました。
この状態ですと、水で流し、
たわしでこすった程度では綺麗になりません。
研磨剤で表面を薄く剥がすことで綺麗にすることができます。

墓石の種類にもよりますが、
主に日本で使われている墓石の石材として、
・花崗岩(御影石)
・閃緑岩
・斑れい岩
・安山岩
の4種類あり、どれもマグマが冷えて固まる経緯で、
様々な成分を取り込み、色調や雰囲気の異なる石材です。


また基本的にどれもが比較的硬度が高く、
加工や取り扱いに癖のある石材ですので、
本来は石工職人による磨き直しがベストなのですが、
コスト的にも非常に高いのがネックです。

また汚れ落としのために薬剤(酸やアルカリ性)を用いると、
石材にシミや変色を起こしてしまう可能性がありますので、
今回は普通の台所スポンジとKENMAYAの液状研磨剤だけで、
こういった石材の曇りや汚れを綺麗にできるかテストしてみました。


割と頑固な汚れでしたので、
"SLS-200"でスポンジのスコッチ(固い面)で擦っていきます。
一通り磨いたらタオルで拭き取り様子を見ます。
まだ残っているようでしたら、再度同じ工程を繰り返します。

仕上げに全体的に"SLV-10000"を使い、
タオルで磨き上げることで全体に艶を出しつつ、
磨きムラのないようにバランスを見ていきます。
気温が高い日に行う場合は研磨剤がすぐ乾いてしまいます。

逆に気温が低すぎても冷たい石に触れた研磨剤は固まってしまいます。
少しずつ塗布して磨いて、を繰り返していきましょう。

最後に流水で丁寧に研磨剤を流して終了です。


液状研磨剤の優れた点として、
携行しやすく、研磨道具もほとんど必要としません。
そもそも金属磨き用に開発された研磨剤ですが、
実際は幅広く使用することができます。
また、いわゆる研磨カスもほとんど発生しないため、
後処理も楽で、流水で処理が可能な点です。


なかなかお盆やお彼岸に親族が集まることが難しい今、
そっと静かにお墓をお掃除しに行くのもいいのではないでしょうか。

是非、皆さんもお試しください。


ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

今後も面白い動画をアップしていきますので、
よければチャンネル登録、高評価お願いします。



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