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おはようございます。

#KENMAYA です。

今日はヴィーガン(完全菜食主義者)についてお話をしようと思います。
そもそもヴィーガンとはベジタリアン(菜食主義)の一種で、
ベジタリアンは野菜を中心に乳製品や卵はOKとしている穏健派が大多数です。その中でも完全に動物性のもの(卵、乳製品、動物性油脂)を食べないのがヴィーガンです。


まず、前提としてわたしはベジタリアンではありません。
ですので、ベジタリアンでもないのにヴィーガンを語るな、と怒られそうですが、今回わたしが題材にしたいのはまさにそこなのです。

なぜかヴィーガンは肉食を敵視する傾向の人が多いように感じます。
もちろん自分たちは動物愛護の観点から肉食を拒絶しているわけですから、
そんなことおかまいなしに肉を食べる人を見て、怒りに震えるのかもしれませんが、人それぞれ好みの食生活があるのです。

例えばわたしはレバーが苦手です。
しょっちゅう貧血を起こし、医師にもレバーを勧められますが、
どうもあの苦さと血生臭さが耐えられません。
また、大トロや脂身たっぷりの霜降り牛肉なんかも、
胸焼けや口に残る油臭さが苦手で好きではありません。

逆に鶏のハツや牛のハラミ、豚肉の生姜焼きなんかは大好物です。
特に鶏のハツなんかは焼き鳥屋に行けば必ず注文するといっていいぐらいの好物です。
ここまで肉の好物ばかり紹介してきましたが、
キノコ類や麺類全般、モロヘイヤやパクチー、おでんの大根をはじめとした根菜類も好物です。

ちなみにわたしの妻は、ネバネバ系が嫌いなのでモロヘイヤとかナメコは苦手です。


つまり、個人的な好き嫌いはあるわけです。
ヴィーガンの方の中にも野菜や穀物で苦手とする食材はあるのではないでしょうか。
わたしは、食材の好き嫌いがあることは仕方ないことだと思っています。
過度の偏食は栄養失調などの問題を来す可能性がありますので、
できるだけ好き嫌いは減らした方が良いとは思いますが、
どうしても苦手なものを無理に食べる必要はないと思います。

ヴィーガンは動物性のものが苦手。
と考えれば、そこまで対立することの話でもないのではないでしょうか。
まぁ、正直な話、穀物や植物の栽培自体に動物性の原料や堆肥が使われていたり、医薬品のほとんどは動物実験を経て臨床試験を行っているわけですから、動物愛護の観点で考えたら、世の中全てのものを摂取することができなくなってしまうのですが・・・
まぁその辺も込みで、目に見える肉が苦手。と解釈すればいいだけのことです。

わたしがインドに長期滞在していたとき知ったことですが、宗教上の理由からインドではほぼ豚肉、牛肉を食べることはできません。
肉はほとんど鶏肉か羊肉で、どちらも現地では比較的高級食材なので、
豆や野菜中心の献立が多いです。

なぜインドでは豚肉や牛肉が食べられないかと言うと、
イスラム教ではハラール(戒律)によって豚肉は禁忌です。
そしてヒンズー教では牛は神聖な動物なので牛肉は禁忌です。
つまり、ほとんどのレストランがハラールフードを出しておけば問題がおきない、という理由から、牛や豚を見ることがあまりないのです。


こういった宗教観やカルチャーの違いは、どうやっても埋めることのできない溝です。
ですので、わたし自身、「ヴィーガンは悪」とは思いません。
「ヴィーガン」と「普通の一般的な食生活」をこのような溝として考えれば、わざわざ対立する必要はなく、「あなたはあなたの考え方。」「わたしはわたしの考え方。」と割り切って考えることができるのではないでしょうか。


ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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