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おはようございます。

#KENMAYA です。

今朝Twitterのトレンドワードに番組打ち切りがあり、
TBSの「噂の!東京マガジン」という番組もそこに入っているようでした。


「噂の!東京マガジン」はかなり昔ですが、わたしも視聴していたことがあり、

・週刊誌の中吊り広告を紹介するコーナー
・街の若者に料理のお題を出して滅茶苦茶するのを見て笑うコーナー
(後で、ちゃんとしたシェフや板前さんが、正解の料理を作って出演者たちが食べる)
・街で起きてる行政と市民団体や市民同士の問題や課題を暴くコーナー

大体この3本立てだったと記憶しています。


基本的に「噂の!東京マガジン」は視聴者層を50代~70代の中年~高齢者層向けにターゲッティングしており、
「近頃の若者は~」「お役所はけしからん」「昔はよかった」といった雰囲気を持つ番組でした。
パネリストや出演者も、 森本毅郎氏、井崎脩五郎氏、清水国明氏、
山口良一氏、笑福亭笑瓶氏、風見しんご氏、深沢邦之氏など、
まぁそこそこの年齢の方々が中心であり、
個人的には「まぁこういうコンセプトの番組があってもいいよね」という感じで、ゆるい日曜日の昼番組のひとつでした。


その中でもわたしが好きだったのは、
「平成の常識。やって!TRY」という「街行く若者に割りと簡単めの料理のお題を出して、大失敗しているところを面白おかしくナレーションで突っ込む」というコーナーでした。

「小学校の調理実習でやるでしょ…」という簡単な料理すらも大失敗する若者たちは、そんなに料理をするわけじゃないわたしですら笑ってしまう対象でした。(たまに見た目ド派手なギャルが予想外にめちゃ料理うまかったりするギャップ回もあったり…)


しかし、とある時期から一切見る気をなくしてしまいました。
理由は至極単純で、出演者が徐々にお歳を召してきたからです。
「常識がある老人が非常識な若者を笑う」という構図に、
不快感を感じ始めたのです。

わたしは現在アラフォーになってますが、
今の若者を見て笑う気にはなれません。
わたしたちの今までの常識は、常識ではなかったからです。
常識だと考えていた概念がもろく崩れ、
お年寄りは敬うもの、という儒教的精神はもはや空論にすぎないことが分かったからです。

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上記の画像はひとつの例えではありますが、
こうした自己中心的な考えに基づく、
「お年寄り様やぞ」「お客様やぞ」の精神が、
ただただ不快になってきたのです。


敬うべきは「良識あり、他者を尊重し、若者を教え導くお年寄り」であり、
現代においてそういったお年寄りは非常に稀です。

自分自身が決してこうはなりたくない、と心に決め、
自戒の意味を込めてここに書き記します。


ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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