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#KENMAYA です。

「こんなはずじゃなかった」、頭の中で常に後悔や懺悔のような思いが巡ってしまい、なかなかプラス思考になれない。そんな人は多いのではないでしょうか。実際わたしもそのひとりです。

現時点での失敗や不測の事態は、素直に受け入れるしかありません。言ってしまえば無理に抗おうとしても、時間を巻き戻してやり直すことはできないからです。しかし、起こってしまった不測の事態を後悔する過程は必要です。つまり一回は「こんなはずじゃなかった」と思いを巡らすことは必要なんです。良くないことは「こんなはずじゃなかった」という思いから抜け出せないことです。

「こんなはずじゃなかった」という思いから得ることは、「では、次にどうすべきか」という策を考えることです。つまり、失敗を経験に次善策や改善策を編みだすということです。


次に行うべき策が見当たらないから「こんなはずじゃなかった」と悩み続ける人は多く、結局堂々巡りになってしまうパターンも多いのかもしれません。そんなときにはまず紙に書き出してみることです。

まず、今一番後悔していることを紙に書き出します。

次に、「なぜ」後悔しているのか、理由を書いてみましょう。

ここが非常に重要なポイントです。失敗したー!と思っている原因と理由を探ることが「こんなはずじゃなかった」ループから抜け出すために必要なことです。もし、明確な原因や理由が思い当たらない、思い浮かばないのであれば、それは【たいした悩みではありません。】

漠然とした不安だったり、理不尽な不平不満は誰しも抱く感情であり、一過性の感情の起伏に過ぎません。ちゃんとした原因と理由が出てこないのであれば、寝て忘れましょう。気分転換に散歩に出てみるのもいいでしょう。いつもと違った通勤方法をしてみたり、我慢してたスイーツに手を出してみましょう。


さて、話を戻します。原因とか理由が書き出せたのであれば、あとは簡単です。その失敗の原因、後悔の理由が明確であれば、そうならないように気をつけるべきこと、注意を払うべきこと、自分への戒めとして書いてみましょう。この時必要なことは【こんなはずじゃなかった】という思いから書くのではなく、【こうならないようにする】ために書くことです。

一通り書き終えたら、もう一度上から読み直し、そして最後に下から読み直してみてください。自分の失敗の本質が何だったのか、【こんなはずじゃなかった】ループから抜け出す答えになっているはずです。


わたし自身、【こんなはずじゃなかった】と思ったときに、実践している方法のひとつです。これを頭の中で当たり前にできる人も多いですが、毛糸がこんがらがったように複数の悩み事が絡み合ってしまっているような場合、ひとつひとつ書き出すことで、漠然とした【こんなはずじゃなかった】ループから抜け出すのに一役買ってくれるはずです。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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