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無敵の人増加中!自分の身は自分で守れ!


#KENMAYA です。

コロナ禍からの経済活動再開に向けた動きが活性化していく中、社会から取り残された人たちもまた増加傾向にあります。アメリカでも格差拡大により社会に不満を持った人が銃乱射事件を起こすなど、世界各国で凶行に走る、いわゆる『無敵の人』が増えつつあります。

借金地獄に陥ったり、詐欺に遭ったりして、明日の生活がままならなくなった人たちは、社会に絶望し、理不尽な怒りを燃やし、身勝手な理由で無差別に他人を襲ったり、金品を奪うといった事件を起こします。

確かに日本が、もっと再起可能な社会であれば、何歳からでも人生をやり直し、新天地でも楽しく人生を送れるはずですし、例え社会や境遇が変わったとしても、その時その時を人生の一コマとして、楽観的に受け止めることは容易いはずです。

しかし、昨今ではインターネットを通じ、人生の勝者、敗者を決定づけるかのような風潮が蔓延り、一部の成功者の光の部分のみが綺羅びやかに魅せつけられるようになってきつつあります。成功者にも血の滲むような努力や、ドン底を味わうような失敗も数多く経験しているのにも関わらず、です。

これは昨今のメディアの取り上げ方が大きな影響を与えています。インターネットメディアを含む、多くのメディアがインフルエンサーを起用し、彼ら彼女らを過剰に持ち上げ崇拝するようなムードを作り上げているため、驚くほどに光の部分にしかスポットが当てられないのです。ですから、努力を軽視し、簡単にお金を稼ごうとする風潮に歯止めが効かなくなってきているのを、わたしは非常に危機的に感じています。


何度もわたしのnoteで主張してきていますが、お金持ちになることがゴールではありません。お金はツールに過ぎません。確かに目の前にお金が積まれていれば幸福感や安心感に繋がるのかもしれませんが、決してお金がないことが諸悪の根源ではありませんし、お金があるからといって満たされているとも限りません。

拝金主義とSNSの浸透は、社会から疎外された感覚をより強める形となって現れてきてしまっているのが、現状だとわたしは思います。今この記事を読んでくださっている、あなたが思っている以上に社会的弱者は窮鼠(きゅうそ)になっているのです。

ですから、京急線での事件ははじまりに過ぎません。『自分は社会に見捨てられた』と感じた人たちは、今後も突然牙を向いてくる可能性が捨てられない世の中になっています。何が起こるか分からない今、わたしたちはできる限り【自己防衛】をするしかない。そう思っています。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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