音楽を見つける時、心もまた宇宙になる。道に迷った時、重力を持った主音が果てまで光を届けてくれる。また巡り会う日には素直な音を研ぎたいと願いながら、遠ざかる星の音の悲しい響きに背を向けた。晴れから雨、そしてまた晴れのカデンツ。雨上がりに訪れる七色の歌。振り向けば世界で一番眩しい星。

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