意外と知らない"治る認知症"について
どうも、こーへ〜です🌱
皆さん、、頭部の外傷や転倒と関係が深い
「治る認知症」と聞いたことはありますでしょうか?
今回はそんな「慢性硬膜下血腫」についてご紹介させていただきます🌱
慢性硬膜下血腫は、お酒に酔って(酔っていなくても)軽く頭をぶつけるなど頭部の外傷により頭の中の細い血管が裂けたり切れることが原因で発症します。
そして数週間から数ヶ月とジワジワと時間をかけながらが溜まった血液は血腫となり脳を圧迫していくのです!
そして血腫が大きくなることにより
✔︎頭痛
✔︎言葉がでにくい
✔︎手足がしびれる
✔︎舌がもつれる
✔︎ぼんやりしている
✔︎けいれんが起こる
✔︎物忘れなどの認知障害
などの症状が起こります。
そしてその中の一つに「認知症に似た症状」が現れるんです!
しかし慢性硬膜下血腫から生じる物忘れ、認知障害はアルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症とは異なり血腫を取り除くことで回復することができるのです!
ちなみに手術のやり方としては
頭に小さな穴をあけ、そこから細い管を入れ血腫を洗浄します。
再発する可能性は約10%だといわれています。
脳は↓の図のように外側から硬膜、クモ膜、軟膜の順で3つの膜に包まれています。
しかしこの病気ではクモ膜と硬膜の間に血腫が溜まってしまい↓の図のように三日月状の影が認められます。そのため頭部CTやMRIでこれが認められると慢性硬膜下血腫の診断がつきます。
ちなみに慢性硬膜下血腫になりやすい方としては
ワーファリンなどの血液をサラサラにする薬を服用している中高年の方や大酒飲みが多いですが幼児や若者もなることがあります(スノーボードなどの運動中の頭部外傷後に発症)
また、頭をぶつけても症状は数週間から数ヶ月と徐々に現れるので「頭をぶつけた本人はぶつけたこと自体を忘れてしまっている」ことが多いので頭痛や物忘れなどの認知機能の変化などに変化がないか日行生活で注意し異常があれば受診をしてみてください。
他にも耳にする急性硬膜下血腫や急性硬膜外血腫があるので
次回ご紹介させて頂きます!是非チェックしてみてください💡
最後まで読んで頂きありがとうございました!
少しでもお役に立てれば幸いです🌱
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