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世界一周コンテストDREAMにかける想い

※こちらはインスタのものとほぼ同様です。フルver.をまとめました。

改めまして、さえぴーです!
実は今、世界一周コンテストDREAMに挑戦中です。今回はそこに懸ける想いを綴らせてください。ちょっと長くなるけれど、読んでくれたら嬉しいです。

ちなみに、何そのコンテスト?と思った方、https://bpf.tabippo.net/2023/dream/
こちらから概要をご覧下さい!

▶︎DREAMに参加した理由

正直、自分のこと話すのってすごく恥ずかしくて、200人以上いる中から勝ち抜いてきた今も怖くてたまらないです。だけど、やっぱり農業のことをもっと色んな人に伝えたくて今回挑戦させてもらいました。

▶︎私が見てきたもの、農業に関わる前の私

訪問しただけの所も含めると、大学2年生から今まで40弱の生産者さんを訪問してきました。(いつの間に😂)
その中で私が感じとったもの。それはどの生産者さんも『想い』を持って農業をしているということでした。

農業に関わるまで私は完全に消費者であり、自分が食べているものはどんな風に出来ているのか、生産者さんがどんな想いで作っているのかなんて知ろうともしてませんでした。
「腹が満たされればなんでもいい」と思って、生産者さんが時間をかけて作り上げた作物、彼らの技術力の賜物を「いただきます」も言わずに食べていました。また、自分で家事をするようになってからは「安いものが正義」だと思って、10円のもやしがあれば喜んで買っていたのも事実です。
農業に対しては「きつい」「汚れる」「稼げない」というイメージも持っていました。

そんな私が変わっていけたのは紛れもなく、生産者さんのおかげです。

▶︎農家訪問を通じて学んだこと

私は生産者さんから農業の『おもしろさ』を学びました。やり方1つで大きく変わる農業はそれぞれの個性が出る産業だって思いました。畜産をしたことで『命の尊さ』も学びました。

農作業はたしかに「きつい」。バイト先だった花農家さん、繁忙期には睡眠3時間で収穫から出荷までの作業をしていると知った時、農業はやっぱりきついと痛感しました。
それでも農業をする理由。それは「喜んでくれる人がいるから」とか、「終われば長い冬休みだから」とか、なによりお花が「好きだから」とか。。
私が考えていた「きつい」のイメージにはその先に『やりがい』や『喜び』が隠れていたのです。

農作業はたしかに「汚れる」。
だけれどもその先に、仲間と共に成し遂げる『楽しさ』が隠れていたことを知りました。はじめましての人とこんなに仲良くなれるなんて…!

そんな農業だから、みんなに正しく知って欲しい。

▶︎私が持ってる課題感

ⅰ.「野菜が値上がりしました」「高いから買いません」
ニュースを見てるとそんな情報が流れてくる。スーパーに行くと「キャベツ100円」とか「もやし15円」とか当たり前のように書かれて並んでいる。
けど、お野菜の価値って果たしてそれしかないのでしょうか?スーパーのもやしは15円の価値しかないのですか?

ⅱ.「牛は環境破壊しているから牛を減らそう。」「牛は檻に入れられて可哀想だ。」みたいなことがネットやニュースに取り上げられています。私も畜産に関わっていなければ、きっと同じことを思ったでしょう。だけど、現場では違いました。牛は毎日たくさんの愛情を与えられ育てられていたのです。バイオマス発電を自家で行っている方もいました。
牛を減らしたら牛を飼っている人たちの生活はどうなるのか考えた事ありますか?飼われている牛は本当に不幸だと思いますか?

ⅲ.「さえぴーが5月に訪問したあの農家さん、後継者がいなくなってやめちゃったんだよね」
私が初めて農産物に感動した、非常に技術力の高い農家さんの離農知らせでした。私はこの日から、後継者不足に悩む農家さんを何とかしたいって思うようになりました。
その技術力、そして彼の人柄をどこかに残しておきたい。けど、生産者に関わりにくい現代で突然後継者になりたいです!という人は少ないでしょう。

これらの課題を解決するために、世界一周の旅をします。

▶︎具体的に何をするのか

①生産者と消費者を繋げる仕組みができている国では、どんな事が行われているのか『学ぶ』。

②インターネットで検索しても情報量が少ない国ではどんなことが行われているのか、現地の方と共に作業をしながら『発信する』。

③学んできたことを日本に持って帰ってきて、『生産者と消費者が繋がる機会を創出する』。

①について
実は今、生産者と消費者が繋がる機会を設けている国が増えていることをご存知でしょうか?
アメリカ🇺🇸だったらファーマーズマーケットやCSA、オランダ🇳🇱だったら施設栽培農場(オランダでは施設栽培がメイン)のオープンデー…
私はまず、そういった国へ訪れて、そこではどんなことが行われていて、消費者はどんな想いで参加するのか、自分の目で見て、学んでこようと思います。あわよくば、私も一緒に行いたい…!

②について
アジアやアフリカではどんな農業が行われているのか、現地の人と共に作業をしながら学び、発信したいと思っています。
例えば、インドではどんな農業が行われているでしょうか?「賃金が低い」「気候的に難しそう」そういったイメージもあるかもしれません。
だけど、ある情報では、ITを活用して収穫ロボットを開発していたり、生産者同士が繋がれるインターネットコミュニティができていると書いてあったんです!えっ!?意外じゃないですか?笑インターネットで調べても分からない、こういった地域の農業を、私が発信していきます。

③について
学んできたことを日本で活かします。
CSAの研究をする中で、CSAに取り組みたいけどその余裕がないという声が多く見受けられました。だから私が、生産者と消費者を繋ぐ架け橋になりたいと思います。
ここでいう生産者と消費者は日本人だけではありません。世界一周をしてきた私だからこそできる海外の人も含めた活動をしていきたいと思っています。私の大好きな日本の農家さんたちだから、日本人はもちろん、海外の人にも知って欲しい!そんな風に思っています。色んな国の人がごちゃ混ぜになってひとつの目標を達成する。それってなんだか楽しそうじゃないですか?

▶︎最後に

こんなふうに夢を語るのは、夢を否定されるのが怖い私には本当にチャレンジなことでした。
だけど、私は便利な世の中が生んだ、生産者と消費者の間にできた不透明な部分を私が変えていきたい。そこが変わればきっと、今の課題もいくつかは解決していくんじゃないかって、思ってます。

今回の話は私の偏見が含まれているところもあると思います。けどだからこそ、もっと色んな人に農業のことを知って欲しい。

だから、どうか、皆様のお力をお貸しください。
一応こちらにもURLを貼っておきますが、インスタのプロフィールやtweetから私の投票ページへアクセスできます。毎日投票できるみたいなので、よければ投票していただけるととても幸いです。

URL: https://bpf.tabippo.net/2023/dream/entry-15/

応援してくださる方の声が、私の頑張りの糧になります。よろしくお願いします❣️

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