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英語の 「〜さん」(Miss~,Mr.~)の面白い使い方〜Perfect(Pink!)歌詞解説③〜

"Perfect(Pink!)"というタイトルの曲の冒頭の歌詞を解説していますが(1回目2回目)、続きです。

この歌ですね。

Made a wrong turn
Once or twice
(一度や二度、間違った選択をしたこともあった)

Dug my way out(私は私の道を掘り起こした)
Blood and fire(血のにじむような、炎が燃え上がるような仕方で)

Bad decisions(悪い選択)
That's alright(それも大丈夫)
Welcome to my silly life(私のおバカな人生へようこそ)

Mistreated(おかしな扱いをされ)
Misplaced(おかしな場所に置かれ)
Misunderstood(おかしな理解をされ)

その後にくるのがこんな歌詞です。

"Miss No way it's all good
It didn't slow me down"

"Miss No way" という表現があまり見たことがないものでとても面白いのですが、"No way" は会話でよく使う表現です。

"no way" は文字通りの意味では「道がない」ということ。そこから「あり得ない」という意味になります。

"No way!"(あり得ない!)

という感じでよく使われますね。

それに "Miss" がくっついている表現になっているわけなのですが、参考になる "Miss~" "Mr. ~" の表現としてこんなものがあります。

"Miss Right"
"Mr. Right"

"Miss" や "Mr." の後には普通、名前がくるので、"Miss Smith" "Mr. Smith" 「スミスさん」などと同じように考えれば、「ライトさん」ということになりますが、そこには別の意味も隠されていて。

"right" には「正しい」とか「ぴったりの」とか「理想の」という意味がありますよね?

なので、"Miss Right" "Mr. Right" には「恋人や結婚相手としてぴったりの人、理想の人」という意味があるんです。

I’m looking for Mr. Right.
(私にぴったりの男性を探しているの)

こんな風に使えます。

というわけで、"Miss No way" は文字通りでは「ノーウェイさん」なのですが「あり得ない人!」という意味で解釈できますね。

Miss No way it's all good(「あり得ない人!」と言われても大丈夫)
It didn't slow me down(それで私の歩みが止まることはない)

という意志の強い歌詞なのでした。

それからこんな歌詞が続きます。

Mistaken, always second guessing, underestimated
Look, I'm still around

Pretty, pretty please, don't you ever ever feel
Like you're less than perfect
Pretty, pretty please, if you ever, ever feel like you're nothing
You're perfect to me

ちょっと意味を考えてみてくださいね♪

洋楽の歌詞解説のTwitter もやっています。




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