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このスポーツ面白すぎるぞ

本日はアイルランドVS日本のワールドカップでした。

ぼくは自宅でみたけれど、人によっては友人の家でとか、パブリックビューイングでとかそういった楽しみ方をしたのでしょうか。

正直にいって、ぼくはこのスポーツを全く知らなかった。いや、もちろん名前は知っていたし、なんとなくラインを越えれば点が入るくらいまでは知っていた。けれど、こんなに熱くなれるなんて思いもしなかった。

カメラアングルで見るラグビーはぜんたいで一つの生物のようだった。後ろにしかパスができないのに前に進まなきゃいけないと言う矛盾を抱えるこのスポーツ。解決方法は、ボールを持って前に突っ込む、これだけなのだ。

だから、俯瞰的な目で見ていると横に流れて、前に突っ込んで、止まる、の反復運動になっていて、なんだか細胞がうごめいているようなそんな感覚を得るのである。スクラムという何人かが陣を組んで押し合うその様子も小さい細胞のひしめき合いのようで面白い。

そしてそこからグッとズームしてみると、むきむきの男と男が全力で闘志を、体をぶつけ合っている最高にカッコいい決闘が幾度となく繰り広げられている。人と人の身体接触ってなんだか物騒で嫌だなと思っていたのに、ひどく美しく尊いもののように感じられた。

今日解説の方が言っていたので驚愕だったのが、「短時間に打撲を重ねすぎると人間の体はつりやすくなる。」だった。もはやそれはどう言うことなんだと、眉をひそめてしまった。

相手は世界二位と言うこともあってど素人のぼくがみても強いのがわかるほどだった。にもかかわらずそこに果敢に突っ込む。時に相手の裏をかきわずかな隙間を駆け抜ける。

なんたる快感だろう。とどまった時間だけその瞬間の快感はとてつもなく大きくて強制的にボルテージは引き上げられる。きっとこれは大勢でみたらめちゃ面白いんだろうなぁと思った。

勝利した瞬間は彼らの背景も何もしらないのにぼくは涙目になっていた。こんなに心を震わされるスポーツを今まで知らなかったなんて悔しい。

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