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美容師を目指し上京〜店長になるまで

前回の記事が、note初投稿。思っていたより沢山の方に読んで頂いたようで、驚きつつも大変嬉しく思っています。

自己紹介を兼ねて、自分が経験してきたことを振り返るという目的もあって書いていますので、気長にお付き合い下さいませ。

一人暮らしスタート、そして就活

1993年の3月に上京して初めての一人暮らしですから、毎日の生活が楽しくて仕方なかった時ですね。詳しくは割愛しますが、ざっとこんな感じで東京での生活が始まりました。

・家賃¥43,000 中野の風呂なしアパート
・窪田理容美容専門学校に入学
・阿佐ヶ谷の串焼き屋でアルバイト

就活は苦戦しました。カットに通っていた第1希望のサロンは不合格。かなり落ち込んでしまい、気づけばクラスメイトは皆んな就職先が決まっている状況でした。頑固だった私は、学校が斡旋する美容室のお話は一切聞き入れず、第2希望として選んだ表参道のサロンに連絡して面接を受け、なんとか採用して頂けることになりました。時期的にはギリギリでしたね。

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インターン開始からデビューまで

いわゆる"見習い"として働く日々が始まりました。それはもう気合い十分でしたから、とにかく貪欲にヘルプも練習も必死でした。

・世田谷に引越し
・2人しかいなかった同期がすぐに辞めた
・厳しい店長のカットが尋常じゃなく上手い
・国家試験に合格
・1年10ヶ月でスタイリストデビュー

レッスンに必要不可欠なモデルさんを探すことを「モデルハント」と言うのですが、正直これがホントに嫌で苦労しましたね…。

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サロン移転と、5年目の区切り

先輩が担当した女性一般誌の撮影にヘルプで参加したのですが、これが大ブレイク。もちろん先輩の功績ですが、殺到する新規のお客様を私も担当させて頂いたので、一気にお客様が増えていきました。

入店3年目には、数軒となりのテナントに移転したのですが、いまやメンズカットで全国区のサロン。当時はフェミニンなスタイルが売りのサロンだったことは、あまり知られてないかもしれません。

23〜24歳くらいのこの時期が、サロンワークの忙しさでは断トツでしたね。そして5年目を迎えたころ、心機一転、環境を変えることを決意しました。

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新規サロンの店長に就任

某ヘアメイクアーティストが青山にサロンを出店するらしい。そんなお話しを耳にし、オープニングメンバーとして参加させて頂くことになりました。物件探しから様々な準備を任され、さらには店長に就任することになりました。

責任重大なポジションでありながら、プレイヤーとしてのこだわりを貫いた3年間。大変貴重な経験をさせて頂きました。そして27歳の時、独立出店の夢を実現する為、サロンを退職しました。

続きはまた!