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アメリカの高校のここ素敵だなと思ったはなし。

こんにちは、Harueです。

私は、ここアメリカで、英語と子供に関する仕事をしているのですが、その中で、アメリカの高校に訪問する機会が何度もありました。

そこで、アメリカの高校のここ素敵だな、ぜひ日本でも取り入れてほしいという点をお話しします。



まず、日本とアメリカでは、全体的な学校のシステム自体が全く異なります。

ぱっと思いつくだけでも、

1.先生が教室に来ない、担任という概念がない

2.部活動は通年あるわけでもない

3.基本授業は自主選択

4.授業中食べ物食べてもいい(場合による)

5.学校にパジャマを着て行っていい日がある

6.授業中質問しまくり

などなど数えきれないほどあるのですが、その中でも、私が最も魅力的だと思うのは、3.の基本授業が自由に選択できるという点です。



自由に授業を選択できる、と言っても、最低限のルールはあります。

ルールその1、1つの学期内で取らなければいけない単位が決まってるので、その中で、授業を選択していくこと。

ルールその2、高校1年生~2年生は、数学や国語など必須科目が決まっている。必須科目を取ったうえで、残りの単位を他の好きな授業に充てていくといった感じです。



日本の大学のシステムと同じですね。

高校の時点で、自分の授業を選択できるの?と思いますが、これが狙いです。

高校一年生なんて、まだまだ自分がやりたいことが定まっていない場合がほとんどですが、早いうちから、選択制にしておくと、自然と自分の興味がある分野に目を向けるようになります。

経験上、自分のやりたいことなんて歳を取ったからって、見つかるわけではありません。

なので、アメリカの高校のように、なるべく早いうちから、専門的知識を身に着けると、社会に出たときに即戦力となれるような人材が育ちやすいです。

また、自分が選択するということは、朝の始まる時間が違ったり、自分のクラスが終わったら、最終授業終了時間まで待たずに、帰宅することもできます。これは、自分のスケジュール管理能力にも繋がりますね。言うまでもなく、社会人になったとき、大切なスキルの1つです。

さらに、自分で選択するということで、責任感も生まれます。自分が取りたくて選択した授業だから、最後まで責任を持って自分で単位を取得するという、独立した思考の育成にもなると思います。



ざーと書きましたが、アメリカの公立の高校は、義務教育。

アメリカに生まれるだけで、こんなに素晴らしい教育が無料で受けられるんです。

多くの移民がアメリカで子供を産みたがる理由がわかるような気がします。

今後も、アメリカ在住ならではの視点で色々と記事をあげて行きます。

ぜひ、♡押していただけたら、嬉しいです。

それでは、また明日!





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