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意識について

僕たちが日々の生活を送る上で、見るものや触れるもの、聴くものや味わうもの、匂いや思考まで全ては”意識”によって認識され、この3次元空間に投影されています。

僕たち自身が存在していること自体、証明できないこの世界で、”意識”がこの世界を創り出しているとも言えます。

その前提の上で、意識について様々な分野の先人の視点を統合し掘り下げていきます。

一般的には意識は顕在意識と潜在意識に大きく分けられて解釈されていますがその中でも更に細分化され、多層的であると考えます。

仏教の唯識学(八識)の考え方では、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の「五感」を
前五識としてその後ろにある第6段目が
「意識」と考えられており、意識の状態を
8段階に分けて捉えられています。

前五識と六識の意識がいわゆる顕在意識でその先の七識「末那識」からが無意識領域で最下層、八識の「阿頼耶識」(アラヤシキ)と続きます。

この、アラヤとはサンスクリット語で「倉庫」の意味を持ち、これまで人類が経験してきた全ての記憶が保存されています。

僕はスピリチュアルな表現で言うアカシックレコードの概念もこの領域と同一だと考えます。

また、スイスの精神科医であり心理学者であったカール・グスタフ・ユングは
様々な患者から見られる特定の精神疾患の原因は個人の経験や記憶からでは無く
人類に普遍的に共通する集合的無意識(普遍的無意識)が引き起こしていると考え、無意識の多層構造を「個人的無意識」と「集合的無意識」に分けその上に自我があると定義します。



同じく、精神科医であり「パワーかフォースか」の著者デヴィット・R・ホーキンス博士は20年以上に渡りアプライトキネシオロジーを用いて何千もの人々の意識状態を研究し、相対的に真実のレベル(1〜1000)を測る手法を発見し万物の意識レベルをマッピングしました。

博士によるとパワー(positive)とフォース(negative)を分ける臨界点は意識レベル200(勇気)であるとし、175(プライド)を捨て全てを受け入れる勇気のアトラクターフィールドであると述べます。

175を下回る意識状態はエネルギーフィールドにフォース(negative)の影響を与え
自分とは違うものや情報を嘲笑い、我欲から要求し自己満足、態度として傲慢さが現れます。

ホーキンス博士の著書「I:わたしー真実と主観性」によれば、意識レベル200-240に到達すると中程度のアストラル体にアクセスでき、240-500に達すると高いアストラル体にアクセスできると話します。

ホーキンズ博士はこの臨界点を超えることができなければOリングをはじめとするアプライトキネシオロジーは正確に機能しないと述べており仏教の唯識学でいう「末那識」ユングのいう個人的無意識の領域へのアクセスはできないと考えます。

この仏教(唯識)の教え、心理学者、精神科医の記した地図を元に、物理学者や人智学者たちの叡智をお借りしてさらに深層までお連れしていきます。

ドイツ人物理学者ブルクハルト・ハイムの革新的な均一場理論を用いた「12次元構成論」によれば、時間を司る4次元までの「4つの可視次元」の上に、5次元と6次元の目に見えないエネルギー・コントロール・レベルがあると述べています。
人智学者ルドルフ・シュタイナーのいう「エーテル体」や「アストラル体」、そして「氣」の存在もここにあり、自ら氣を纏い扱うことができるエネルギーフィールドです。

その先の意識密度、ハイムの言う7次元〜8次元、この意識領域は情報領域グローバル・インフォメーション・フィールドと呼ばれており、
ホーキンス博士の意識マップ500-600に対応します。

さらにその先、ハイムの言う9次元〜12次元は
仏教で言う「阿頼耶識」ユングの「集合的無意識」ゴッドマンフッドやワンネスと呼ばれる
神性意識領域で、アメリカの心理学者ミハイ・チクセントミハイの提唱した「フロー体験」に対応します。
この領域では自我意識が喪失し、時間感覚も消滅します。

この状態を脳科学の視点から説明付けると
まず、第一段階では、一時的な
「前頭前皮質の機能低下」が見られ普段、脳にかかっているストッパーが外れ脳機能や絶対筋力の解放が起きます。

更に、完璧な「フロー状態」では
前頭前皮質より更に奥に位置する上頭頂小葉でも一時的な機能低下が見られ、自分は
「この世界の全てとひとつになっている(繋がっている)」感覚を得るとチクセントミハイは述べています。

僕自身の実体験からお話しすると、
この「ゾーン」の状態を何度か体験し
「出入り」する事ができるようになると
自我意識の喪失を"認識"し"コントロール感"を
覚えます。
しかし、行動選択の意思決定は明らかに
"わたし" (自我)では無く、「大いなる光の存在」に突き動かされているようです。
加えて、「〜する」では無く、自分の行動認識より、"現象が先"であり体現者は観測者になります。

僕はこの最果ての地を、量子力学的な概念
「ゼロポイントフィールド」と捉えています。

そして、この"最果ての地"は全ての始まりの形
「フラワーオブライフ」と対応すると考えています。

また、この瞬間にも我々の宇宙はとてつもないスピードで螺旋回転しながら運行しており
最果ての地より、更に先、「光速を超えた世界」も必ず存在すると考えています。

そうなると、我々人類はもはや物理的な肉体を脱し、生きながらにして無限♾の光の存在へと達するのか?

「そこには、"無"が"在った"」
地球上に残る様々な文献から散見される様に
我々人類は"無"から始まり、"無"に還る。
その果てしない命の旅路の経過を観測しているに過ぎないのかもしれません。

だからこそ我々は、イマココ、この瞬間を心許せる家族や仲間たちと生き抜き、"環"になり笑い楽しんで"縁"を繋ぎ、
【創造と循環の光の世界♾】を
この、3次元空間に写し出す責務があるのかもしれません。

3次元空間に【創造と循環の光の世界】を写し出した時、また新たな時空の扉が開き
今の我々では想像もつかない程、恍惚とした素晴らしい世界へこの『美しき緑の星"地球"』
ごとアセンションするのでは無いでしょうか?

やっぱり、宇宙って最高に楽しいな〜💫💫💫

みんなで遊ぼ〜〜〜🌏♾🌏♾🌏♾

💫💫💫💫💫💫💫💫💫

あ、これ、あくまでも僕の主観と経験による
個人的な主張ですので悪しからず。

いわゆる、ノンリニアダイナミクス(非線形力学)は現在のリニア的な科学、ニュートン的パラダイムでは証明できませんからね。

———参考

高城未来研究所
パワーかフォースか
わたし 真実と主観性
デヴィッド・R・ホーキンス
フロー体験 喜びの現象学
ミハイ・チクセントミハイ
12次元構成論 ブルクハルト・ハイム
カール・グスタフ・ユング
ルドルフ・シュタイナー

先人の叡智にこの上ない感謝とリスペクトを送ります。


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