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マドリードでハイパーカロリーモーニングを。

日本の花粉から逃れたかと思いきや、スペインでもくしゃみ連発している。どうやら私だけでなく、地元の人もよくティッシュで鼻を噛んでいる姿をたくさん見かける。花粉?大気汚染?

映画館やテーマパークでよく見かけるチュロスはスペイン発祥のお菓子。原田マハさんのエッセイでも出てきた「モーニングチュロス」を目的に、ガイドブックや旅行Vlogでもよく紹介されていた”Chocolateria San Gines(チョコラテリアサンヒネス)”と言う老舗のチュロス店へ赴いた。

このお店に来る途中、大量の野菜を荷押し車で運んでいたおじさんが段差でバランスを崩し、全ての野菜を道路にぶちまけるというアクシデントが起こる。まさに映画のワンシーンのように、周りを歩いていた若者たちで道路に散った野菜を拾い助けるという珍事件となった。私も必死にバカでかいカリフラワーを拾い助けた。

準備中のマヨール広場

そんなこんなで到着したのは平日の9:30頃でマヨール広場にある店々がまだ荷出しのタイミング。店内の半分は埋まっており、席を案内されるまで数分待った。(関連店舗が2-3店あるようで、本店1階に座れなくても外のテラスや地下にも行ける)

私はホットチョコレートをそこまで好まないので、2人で1セットを注文することに。

はい、それでもハイカロリー!!

ホットチョコレートに浸して食べた。チュロスは予想以上に塩味が効いてて、日本のそれよりもより揚げパンに近い感覚。サクッとして軽い。それを濃厚なホットチョコレートに浸すと、背徳感のある禁断のハイパーカロリー朝食に。

周りを見ると行列が出ていて、店外のテラスも満席。どうやらどこの国のガイドにも載っているようで、皆こぞってこの店のモーニングチュロスを目指してやってくるらしい。

私たちはホットチョコレートを飲み干して、胃もたれの予感を感じながら店を出たのであった。

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