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2022年9月の記事一覧

歌詞_微睡作曲 ~ 気絶覚醒繰り返しながら作ったワケじゃない

歌詞_微睡作曲 ~ 気絶覚醒繰り返しながら作ったワケじゃない

■Pre
ないないないそんなわけない
寝たり起きたりしながら作った訳じゃない

■A
微睡が重いや
気絶と覚醒繰り返し
書き込んだメロディはあっちこっち飛ぶ
時代や心情にそぐわない根性論みたいな
無茶もせず望みが叶うとは思えないや

■B_A
思いついてるメロディーのスケールがわからなくて
つらい
頭で鳴ってる音に近い音を探すのが
たのだるい
そうこうしている間に勢いとか記憶とか消えちゃうの
さい

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歌詞_時間様

歌詞_時間様

みんな同じさ時間様に縛られてる
誰も無限の時間様は持ってないから
買い足すことは勿論として
貰うことも増して
盗むことなどはできない
絶対量を増やすことなど能わず
しかもその正確なとこは
与り知れないのに
なんとなく明日がある気でいる
妄信してる存続

動画みたいに停止戻しできやしない
もう一度再生なんてない
一回こっきり
なんとなくにせよ確かな足取りにせよ
満足していようと不満であろうと等しく

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歌詞_創作大渋滞解消シ隊

歌詞_創作大渋滞解消シ隊

ねえねえもう早くしてよ
後ろにどんだけ待ってると思ってんの
寿命に追いつかれちゃうぜ
オレたちゃ全員逃げ延びるって
そう約束したじゃないかよ
みんな現世に生まれたいの
踏んだり蹴ったりでも評価でも
無いよりはってそう待ち望み

後先考えずとりあえず
我先にこの先に進みたいんじゃよ
変でも間違いでもいいよ
覚えてもらえるキャッチーさ無縁
トーンクラスタースケールアウト
トーナリティと言い張り
知った

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歌詞_校舎屋上のカラス

歌詞_校舎屋上のカラス

◆A
今しか見られない景色があるという
どうにもピンとこないまま日暮れを患う
しじまに程遠いブラスバンドと声出し
ストラトを反らしている目を瞑る屋上
風に撫でられて時に浮かぶよう
心地いいまま揺蕩ってあの太陽まで飛んでいきたい
みんな知らないわたしだけの居場所に現れた
レスポールを引っさげた君を見遣る屋上
懐かしいね

◆B右
カラスなんだよって言ったね
めっちゃ疎まれて笑っちゃったって

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歌詞_おかねさま

歌詞_おかねさま

一億あったらあなたの
悩みは消えますか癒えますか
どこへ行き何をして過ごしますか
十億あったらどうしますか
お悩みは何割生き残りますか
多くの問題はそれがない所為
何もしないにしても
やっぱり必要だもんね

天下を回ってるらしいですけど
うちにはいつごろこれそうですか
寂しがりとかいう噂もありますけど
それならどうしたら振り向いてくれますか

おかねがあったら幸せになれるし
おかねで幸せは買えます

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歌詞_創作呪縛

歌詞_創作呪縛

作りたいは作らなきゃと紙一重です
そんなメンタル誰にもわからず理解されず
普通の幸せ云々と諭される夜昼
堰き止められて澱んだタスクキュー
重なりすぎて底に辿り着けないウォントゥースタック
不自由
失くしてしまってもうわからないトゥードゥーリスト
ありふれたキーでぶり返すルサンチマンマップ
時代の変化で根絶やしの懸念アイディアツリー

今日もボクのことを「やってない」が刺すんだ
十回二十回三十回四十

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歌詞_蓮の訴

歌詞_蓮の訴

泥沼で誰にも知られずに
育ちました脅かされつつ
タメになるパズルは
あるだけはやりました
褒めてねわたし蓮だから
そんな顔しないで怒らないで

怪獣来襲
踏み荒らされ
茎は折れたかな
でも平気です
私は強いから
唯一無二です
こうべを擡げるよ
他の蓮がどうかは知らないですけどね
わたしはほら
ミュータントなので空も飛べるはずです
ねえ見てて
綺麗に飛んで見せるからさ
花が咲いたらあなたも虜だよ

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歌詞_創作信仰

歌詞_創作信仰

光る情景見つけては
表したくてうずうずした
思いつきをしたためては
いつかを夢見てニヤリ閉じた
この心がある限り
誰にも奪わせない好きな色
先を越されないかと焦っては
何かと理由が重なりできなかった
過去が痛いよ

弾圧されるのが宗教ならば
邪魔立てされるのは当然なのかな
笑われ踏みにじられ引き留められ
構わない
殉教する覚悟は疾うにできてる
誰も知らないイイを紡ぎたい
歌詞でも音でも絵でも映像で

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歌詞_蛙の訴

歌詞_蛙の訴

海のことは予予
噂には聞いてるよ
雰囲気ならなんとなく
チラチラ感じてるよ
でも
関係ないでしょ
だってそこは
生きる場所じゃない
適応できない
でしょ

博いとか色んな生き物がいるとか
わかるよ感動するね選びたい放題だね
でもね
自分からみてもそれはそうだとしても
現にここに息づいてる
ここで適応している
無理を通すにも限度があるでしょう
シぬような真似はただの愚行でしょ
お隣さんは行ったってだ

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歌詞_こんにちはセプテンバー

歌詞_こんにちはセプテンバー

ふと空を見上げれば斑で
昨日の稲妻こそが最後の入道だったのかな
別れを惜しむ傍ら天は暇さえ
与えず次々と目まぐるしく移る
逐一心を詳らかにしているようでは
眼前のイイネさえも走り去り逝く様で
ああ恐ろしや

期限切れのポイントが知らせる日捲り加速
期待外れの進捗が告げる不調のなか
心を持って生きるにはあまりに忙しない
でもね心を以て叶えたい

雨と晴れが交互に移ろう
わたしの気持ちみたいなんて

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歌詞_さよならオーガスト

歌詞_さよならオーガスト

今年こそはと勇んでいたんだ
だけど思い通りにはいかないもんで
期待の風船は針の筵へ
やめて大きな音で破裂しないで

破けた元期待を拾い集めていた
夏の勝者たちをやっかんでしまうね
うるさいこれでもうまく生きてる方だ
なんて言い張っても報われて
ない感は変わんねぇ

いつも願っていること
もし神様とかいるなら
そろそろ叶ってもいい
じゃんかかなりやばい
状況

問題も山ほど
背負いこんで尚生きたい

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歌詞_ヒトムリ民

歌詞_ヒトムリ民

ヒトムリ信用ならんし
意思のないものとだけの日々
別に寂しくなんかないし
寧ろ自由ですマジ
街に出れば羨ましい
皆様の普通酷く遠い
先々におわす影に
身構えるやっぱりゲンナリ

また躓き 臍を噛み
厳しき御仁やどうぞお帰り
もう途方もなし
ケチ臭い
感受性に胸一杯

失礼されるのは嫌い
賤しく捲し立てる衒い
この狭い幽閉に腹いっぱい
婚礼の弊害まじりに

永久嘯き
進退窮まれり
敵地の路地探りたが

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歌詞_世界が嫌いと言えるほどボクらは世界を知ってるかな

歌詞_世界が嫌いと言えるほどボクらは世界を知ってるかな

世界が嫌いと言えるほど
ボクらは世界を知ってるかな
ヒトが嫌いと言えるほど
ボクらはヒトに会ってきたのかな

それほど何でもは
知らないのに
知った気になってはまた
傷つくのを恐れて
壁を作っていたのかな

経験則からくる予測や
何かの入れ知恵
作為と勝手な思い込みにより
当たる前から決めつけちゃうのは
勿体ないかもな

大好きも大嫌いもしんどいも嬉しいも
集めて人生というアルバムを
名盤にしちゃ

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