キニナル:「アマチュア」

今日のキニナルは「アマチュア」です。

きっかけは昨今話題になっている「金融教育」です。
今や大人だけでなく、学生のうちから授業としても形作られています。
仕事柄、会社の従業員もお金に対するリテラシーを上げようという事で、お金のプロの方に話して頂いたり、情報や制度の啓蒙の動きを進めていますが、「果たして彼(彼女)らをお金のプロにしたいのか？」という問いから始まっています。

プロとの対比される言葉でアマチュアがあります。Googleで調べると「アマチュアとプロフェッショナル」を対比して、様々な意見や考えが述べられていますが、アマチュアは比較的ネガティブな要素や内容が多いように思います。(もちろんすべてではありません。。)

アマチュアの語源を調べるとラテン語の『愛好家』からきていて、ある事を好んで楽しんでいる人のことを指します。

アマチュア - Wikipedia

一方、『プロフェッショナル』は宗教用語で　語源はラテン語のprofessus。神に対して告白、宣誓した人や神の託宣を受けた人を指し、最初は聖職者のみを指す。とあります。

「プロフェショナル」の語源 | 経営改善支援センターオフィシャルサイト

語源で見ると成り立ちはだいぶかけ離れている印象があり、「アマチュア」と「プロフェッショナル」はそもそもの目的が違うのでないか。という見方ができるのではないかと思います。

金融教育だけでなく、情報や知識というのは掘れば掘るほど出てきます。たくさんある事自体は悪いことではありませんが、自分の目的にあったサイズで得ていくことが一番良いのではないかと思います。プロかアマチュアであるかはその為の手段とも考えられるのかもしれません。

「キニナル」は毎日一番初めに気になった事、目に留まった事を少し深堀りして、自分の思い込みや行動を変えるきっかけにしたく始めたルーティン記事です。