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プログラミングが好きになったきっかけ 〜社会人6年目のキャリア棚卸し〜

就職活動以来、自身の棚卸しをできていなかったので、社会人6年目のキャリアの棚卸しを自分のために備忘録としてまとめました。
今振り返ると、大学時代にプログラミングをやり始めたこと。社会人になりスタートアップのコミュニティとの繋がりができたことがターニングポイントでした。数年後に懐かしいなと振り返れたらなと。

大学1年

高校の頃は数学・物理が好きだったので、特に将来のことは考えずに”理系”の大学の中で行きたい場所を選びました。その中でも目に止まったのが1年時は北海道で寮生活を送る理科大の基礎工学部でした(現、先進理工学部となり、寮生活は無くなりました)。今となって考えれば大学1年を東京ではなく北海道、しかも長万部で過ごすのは勿体無いと思ったのですが、当時はそんなこと思いもせず、地方に憧れを持ってそこを選びました。

長万部はこんなところ

とにかく何もないのが感じられますか?コンビニまで歩いて20分くらいかかる場所で理科大生活の一年間を過ごしました。

校舎入り口

高校時代に、寮生活に憧れた自分でしたが、結局うまく馴染めず暗黒の大学生活を送ることになります(笑

1年次で将来役に立ったこと

学部卒で卒論もそこまで本気で取り組まなかったので、この頃に学んだことで後になって役だったなと思うことは少ないのが本音ですが、C言語を基礎から学べたのは結構役に立ちました。プログラミングを始めて最初に躓くのが、「プログラムを写経したはいいけど動かせない。。。」だと思うのですが完全なる受け身体制の僕に基礎を叩き込んでくれた大学の授業には感謝です。
「条件分岐」「繰り返し」「関数」「ポインタ」だったり、コンパイラの概念などは難しくはないのですが、一度、体型的に学んでおくと後で学び直す時に飲み込みが早くなります。
あと文字しかない数式に対するアレルギーに体制ができたことでしょうか。量子力学の数式を見て、理解しないまま飲み込む能力はついたなと。「理解できないけど、とりあえず動かしてみる・飲み込んでみる」はエンジニアリングの基礎体力として今も大変役に立っています。

大学2年〜3年

長万部生活が終わり、東京に戻ってきた僕は何故か懲りずにスキーサークルに入りそれ以降も地方生活を続けることとなります。この頃はあまり勉強はせず課題だけをこなしていた大学生活でした。今となって思うのは、電子工学とか真面目にやっておけばよかったと思うのですが、、、そんなもんですよね。

普通に東京で大学生活を過ごせばよかったと本当に思うのですが、これはこれで思い出でした。

サークルの思い出 in 長野
バイト先の休憩時間 in 長野

サークルでは冬にメンバーが宿に無料で泊めてもらう代わりに夏に住み込み先でアルバイトをしていました。ご飯も美味しくて宿の方には本当によくしてもらいました。
大人になってそのありがたみが本当の意味で理解できたので、また長野に行く機会があったら感謝を言いに行きたいです。

結局暗記した電子工学と理解を諦めた制御工学

大学2年生以降になると、学科の専門科目の授業が始まります。ただし、何の目的意識も持っていなかった僕は専門科目に興味が持てず全てのテストを暗記で乗り切りました。
ソフトウェアの世界でもハードウェアを気軽に動かせるようになった近頃ではなんて勿体無いことをしたんだ、、、と思いますが、当時の僕にはそんなことは思いもよらず。

エレクトロニクスが専門だったので、半導体を導体の中に不導体を混ぜて実験室で作ったり、理論で学んだフィードバッグ制御を実験室で試したりは大学でしかできない実験だったので良い経験でした。

Pythonからプログラミングを本気で学習を始めた大学3年生

大学3年生の頃、就活を意識しだしたこともあってプログラミングに手を出し始めました。僕が就職活動を始めた2017年ごろはDeep Learningが流行り出した頃でPythonの学習教材もたくさん出回っていたこともあって比較的簡単に手を出すことができました。
ハードウェアに興味が持てなかった僕は、ここでPythonを始めたことをきっかけにIT系のキャリアに行くことを決意しました。
大学の専門科目にPythonがなかったので、高校生時代にここに辿り着きたかったと今になって悔やまれますが、いずれ電子工学を学んだことが役立つといいなと。

Scikit Learnで数行のコマンドで綺麗なグラフが作れるのに感動した大学3年生でした。データの可視化で見え方がこんなに変わるのか。と心が動かされますよね。

当時、酒井潤さんの講座でPythonを学んでいました。

大学4年生 インターンシップでプログラミングを仕事にしてみる

大学3年生にて、自分の仕事はプログラミングにしよう!と決めてプログラミングができるバイトを探してみたり、Paizaで自分のスキルを上げようと試行錯誤したりとしました。

社会人1年目〜3年目

社会人一年目 .NETと出会う

社会人一年目の開発研修で初めて、Web Frameworkを触りました。
ここで初めてフレームワークとはこういうものか!と知りました(笑)
ただ、React, Vue, Angularに出会うのはもう少し先のことで、この頃はMVCを一生懸命学んでいました。

社会人一年目 最初の配属先でVueを学ぶ

最初の案件で幸運にもSPAでのアプリの構築を経験することができました。2019年のこの頃、私のいたチームではMVCでの開発をしている現場が多かったのでSPAサイトの構築ができたのはチームメンバーに恵まれていた。
またバックエンドはDjangoだったのですが、Webの開発でPythonを使ったことがなかったので、Webとデータサイエンスの開発の違いについても知ることができた一年目でした。

社会人二年目 CI/CDの構築から自動化が好きになる

二年目からはまた別のプロジェクトにアサインされました。ここでは毎日手動でビルドされたフォルダを配置するという作業を毎日行っており、デプロイの自動化の提案と構築をしました。
これまで誰かが手動で行っていた作業が自動化されて感謝されたことが良い経験だったのとその後のモチベーションにもなりました。

所感

記事を書きながら昔の写真を見返したり、とても懐かしい気持ちになりました。

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