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その存在が、新潟の子ども達をいつもワクワクさせてることを忘れないで


 本間至恩選手が海外リーグへ旅立つことになった。アルビレックス新潟の10番を背負う、才能あふれる21歳。新潟サポが、親しみを込めて「至恩」と呼ぶ、広く愛される選手。朝のネットニュースで飛び起きた新潟人がたくさんいたと思う。

正式な報道を待っていたら…


ベルギー1部リーグとのこと。いつか移籍し、羽ばたいていくことは覚悟していたけれど、とても寂しい。

小柄な彼がボールを持つとワクワクした。華麗なドリブル。素早い切り返し。見る人を楽しませるサッカーがある。

昨シーズンも、移籍の噂があった。その時、至恩選手は、挑戦するなら新潟から海外だと明言した。J1移籍ではない、夢への挑戦のタイミングを待つのだと。

今日、クラブを通じて本人のコメントが発表された。気持ちと経緯が伝わる、素敵なコメントだった。


コロナ禍の今、至恩選手に本物の声援を届けられなかったことが心残りだけど、それ以外は期待と嬉しさと感動と…ポジティブな思いしか湧いてこない。

スタジアムに、至恩選手を応援しに来ている小さな子ども達がたくさんいた。何人も何人も見たし、大人も子どもも大好きだった。声を出せないシーズンだったけど、確かにそこにあった、至恩選手に向かうあったかい眼差しと気持ち。届いていたらいい。

新潟のために、その才能と貴重な時間を捧げてくれてありがとう。どうか海外の地で、アルビレオの星のように輝きますように。



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