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キルギス🇰🇬のソンクル湖でゲルに泊まった話・前編

かねてから憧れていたゲル

どうしても泊まりたかったし、なおかつソンクル湖にどうしても行きたくて現地ガイドさんに頼み込みました。

というのも前日までは大雪で車も入れなかったそうなのです…行ってみてだめなら引き返そうということでチョンケミン村からソンクル湖に向かいます。

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道中、驚くばかりに美しい景色が続くとともに標高も高くなっていきます…

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そして…

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あっという間に雪景色に。

雪が珍しいというわけではないけれど、いやはや、これは格別です。

そして私、明らかに格好を間違えています。一応ヒートテックとニットをウルトラライトダウンの下に着込んではいますが…装備不足…寒さに震えます。

慄いて写真は撮れなかったけれど、この雪の道中に1つだけ公衆トイレがありました。極寒公衆トイレです、お尻なんて出せたものじゃない

それでもなんとか山は越えられそうです、そして…

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あいにくのお天気ではありますが本日の宿泊地に到着。生まれて初めて見るゲルに興奮が抑えられません。

はやる興奮した気持ちと寒さに震えるのを忙しく繰り返していると、ゲルを管理している遊牧民のお家の子供が遊びたそうにこちらを見ています。

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あっという間に鬼ごっこと戦いごっこが始まりました。標高3400mで…笑 いつのまにかウルトラライトダウンは脱ぎ捨てていました。

しばらく一心不乱に遊んでいると、ほかのお客さんたちも到着しました。一人旅の人たちが集まって組んだ現地ツアーのようです。

今度は5、6人でサッカーがはじまりました。標高3400mで…筆者も誘ってもらいましたよ!

ガイドさんが妙齢のイケメンで、心臓がばくばくするのか標高のせいなのかよく分かりません…

さて、そうこうしている間にご飯の時間です。

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暖かいおもてなしの料理がお腹と胸に沁みます。

先ほどのツアーの人たちとも一緒にテーブルを囲みます。みんな国はバラバラですが驚異の英語力で話が弾んでいて、自分の英語力の低さに少ししょんぼりします…

それでもいろんな話を聞かせてもらったり、先ほどのイケメンガイドさんにウォッカワインを注いでもらって、楽しい夕食の時間を過ごしました。

さて、本日泊まるゲルはこんな感じ。

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女性は私一人でしたので、3つベットがあるのに一人で贅沢に使わせてもらいます。

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天井の部分、ここがキルギスの国旗🇰🇬に採用されたと言われています。遊牧民族の誇りを示している国旗なんですね。

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布団のなんちゃってシャネルがアジアを感じさせます笑

ゲルの中にはストーブがあって、お母さんが夜中一度火を変えにきてくれました。おかげでなんとか寒さをしのぐことができました。

さて、朝日が昇って目が覚めます。

早起きして朝食前の散策を。

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エーデルワイスです、はじめて見ました。

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朝食の席で昨日遊んだ子と記念撮影、名残惜しいけれど今日は別のゲルに泊まるのです。

電気も電波もない場所で、遊んでご飯を食べてぼーっと過ごす。今までにこんな時間があったでしょうか。

私たちは観光ですが、ここで暮らしてる人たちもいるということに、今更ながら不思議な気持ちになったゲル宿泊でした。

後編に続きます…!


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