探検🇯🇴ペトラ遺跡 Day3
ペトラ遺跡、それはヨルダン最大の遺跡にして、観光の目玉でもあります。
忘れられた遺跡、新世界の7不思議、インディ・ジョーンズのロケ地、と挙げていけばきりがありませんね。
広大な面積を誇るペトラ遺跡はとても1日では回りきれず、3日共通券も売っているくらいです。しかしわたしはきっと体力も保たないだろうと思い1日しか観光しておらず、しかも一番大道のコースでしたので、タイトルにあるような探検、冒険もさしてしておりません(タイトル詐欺!)いやしかし、完全に気分は探検家でしたよ!
これを見るためにヨルダンに来たようなものであり、しかも私も大変感動したので、写真と一言コメントと共に振り返ろうと思います。
結論から述べておくと、ガッカリ名所!という意見も耳にしていましたがそんなことはなく、古代のナバタイ人たちの治水の歴史とヨルダンの風土の厳しさに私は心から感動したのです。(この辺はウィキペディアからどうぞ)
※またまた、後半素敵な写真が登場します!
時間配分が気になる方もいると思うので、今回はメモ程度に時間も書いていこうと思います!
07:00 キャンプ出発
キャンプの従業員さんが車で送ってくれました。途中ゾウのような奇岩も見ることができましたよ!
07:30 ペトラ遺跡到着 チケット購入
JICAとヨルダンが協力して建てたと言われるミュージアムが非常に美しいです。私は時間がなく訪れることが出来ませんでしたが、日程に余裕のある方は是非。
観光客よろしく記念撮影、この先にチケットセンターがあります。早朝なので待たずに購入出来ました。奥にATMも見えていますね。
VISA使用可。8000円弱かかるのでカード使用可はありがたいです。このお金が保全に使われていれば嬉しい限りですが… ちなみに日本語のパンフレットも置いてあって有難い。
この何も無い道を歩いていきます。正直ちょっとつまんない…早く遺跡を見たいです(この道にもぽつぽつと遺跡があります、でもガイドをつけていないのであまり詳細がわかりません…)
警察かな?と思いましたが、後々話しかけてきたツーリストポリスは違う服装でした、この人たちなんだろう…
遺跡を横目に…なんだか昨日見たリトルペトラと似た作り…
馬に乗らないか?という勧誘多数。彼らの言い分は、シークまでの乗馬はチケット料金に含まれている、との事ですが絶対に降りる時にもめるという話も聞いたのでお断り。ていうか入り口に乗馬料金が記載されてたからその無料、ていうのがそもそも信じられないんだけどなあ…
出勤前のウマたち。筆者はほんとはウマが大好きなので乗りたかったのですが…
たぶん日本円にして数千円要求されると思うのだけど、別に日本でもちょっと馬に乗っただけで数千円するし別にヨルダンが特別高いわけではないのよね…とか色々思いながらもキャッシュをセーブしたく断念。
そしてお待ちかねのシーク、美しい。人気もないので心ゆくまで眺めることが出来ました。
興味深い彫刻?レリーフ?が施されている場所も
それにしてもすごいスケールです。なんだか、月のクレバスに落ちたヒビトを思い出しました(朝焼けは宇宙兄弟ヲタクです)もちろん、月というより火星ですが…
さて、最後のシークを抜けるといよいよエル・カズネが!岩陰から見える姿が美しい。
ででーん!
一番見たかった場所に到着です。
ラクダちゃん達が可愛いです
ここへ登る過程の景色が最高でした。
ヨルダンの犬は人懐こい
興味深い遺跡が続きます。
面白かったのは個人ガイドをしている人たちが、お客さんそっちのけで話しかけてきたこと。あとツーリストポリスとのんびりおしゃべりしたこと。ヨルダンの人たちも、中央アジア程ではないかもしれないけど親日なのでしょうか。
お可愛い!やぎ!!
ドンキーちゃんたちは、急な道をひとや荷物を乗せて往復しています。お疲れ様。
一番奥のエド・ディルに近づくにつれ、勾配のきつい道が続いてきますが休み休み進みます。
世界中の観光客も猫にはメロメロ、見つける度に撮影大会が始まります。
10:15 最奥部、エド・ディル到着
写真撮りながら、休憩しながら登ってきましたが意外にも早く到着。
絶妙なアングルでドンキーとも写真が撮れました。
アンマンで買っていたプリングルスと日本から持って行っていたソイジョイと、高いけれどエド・ディルの目の前のカフェで購入したアイスティーでまったりです。
他のバックパッカーさんは5JD程で宿にランチボックスを作ってもらっている方が多かったです。
12:30 帰路につく
帰りは来た道を帰るだけなので早いですね。日本人の方ともばったり会ってお話ししました。10日間余りの旅行でしたが、日本人にお会いしたのはこの時だけでした。
お土産も物色しながら帰ります。遺跡の外よりも中の方が安い気がします。
どうしても寄りたい場所があり寄り道…
14:00 エル・カズネを上から
エル・ハズネを上から見渡せるスポットにも。もっと高いところから見渡せるスポットには2時間ほどのトレッキングが必要だそうなようですが、この場所には5分足らずで登ることができます。
しかし公式のルートではない為自己責任となりそうです…
この場所には1JDのチップで入れてもらえます。お茶も頂けましたよ☺️
上から眺めるのは、下から眺めるのとまた違った美しさがあっていいですね…!
大満足で帰路へ。本来ならまだ違うルートでの探索も出来そうな時間でしたが雲行きが怪しいので先を急ぎます。
14:30 遺跡を出てお土産屋を物色
憧れだったペトラ遺跡に別れを告げ、外のお土産屋さんを物色…やはり少し高い…
カフェもあり、お茶や軽食を取っている人たちも見られます。
しばらくすると辺り一面濃い霧に包まれました。
これはまだ霧が深くない時ですね…この後カメラを取り出すのも躊躇するレベルの霧になりました。遺跡の中で濃い霧に包まれてたら少し怖かったと思うので、動物的勘に従って早めに遺跡を出ていて良かったのかもしれません。
霧が薄れてきたタイミングでキャンプに迎えの車をお願いしました。
遺跡から帰って
簡単にまとめを。
やはり冒頭にも書いた通り、古代ナバタイ人たちの治水の歴史には感動したし、人々が作り上げたものと自然が作り上げたものとのコラボレーションが本当に美しかった。
整備されている遺跡なので冒険している感、はそれほどないけれど、それでも自分を取り囲む景色には大変わくわくしました。
あまりカラフルにライトアップされたペトラ遺跡に興味を持てず、ペトラバイナイトには行かなかったのですが、行った人たちは口を揃えて素晴らしかったと言っていたのでぜひ余力のある方、ホテルの近い方はペトラバイナイトに足を伸ばしてみるのも良いかもしれませんね。
長くなりましたがお付き合いありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?