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話題の「ゆるブラック」ホワイトとブラックの中間??成長実感がない!やりがいもない!

「ゆるブラック」という言葉を聞いたことがありますか?
以前よりブラック企業とは…??

とか、ホワイト企業とは?

といった記事をアップしていましたが、「ゆるすぎてブラック」という企業があります。法令順守で働きやすい「ホワイト企業」に勤務するビジネスパーソン560人を対象に、ゆるブラックに関するアンケート調査を株式会社キュービック様が実施されております。

「ゆるブラック」とは…??

「ゆるブラック」とは、残業少なめで労働環境は整っているものの、やりがいや成長実感がぼんやりしている企業のこと。つまり、働く環境が「ゆるすぎてブラック」状態に陥っているわけです。

ホワイト企業の社員560人にアンケート調査!どのくらいの人がゆるブラックを感じている?

実際のところ、ホワイト企業で働く20〜30代の社員560人に対して、ゆるブラックに関するアンケート調査を実施しました。その結果、約15.3%の人が「成長を感じていない」と回答。その主な理由は「給料が上がらないから」とのこと。やはり、成果を直接的にお金で見える化することの重要性がうかがえますね。

さて、なぜ「ゆるブラック」だと感じるのでしょうか?その原因は?

ゆるブラック企業では、残業が少なくなったり、若手を鍛えるよりもサポートする姿勢をとったりしています。これ自体はポジティブなアプローチですが、「ゆるブラック」というレッテルが貼られる原因は企業だけでなく、ビジネスパーソン側にもあります。

個人のキャリア自律が進んでいないことがその一因。日本では「自分のキャリアは自分で作る」という風潮が少なく、会社に依存してしまう傾向があります。そうした状況で「自由になっても不安」と感じるのも無理はありません(株式会社人材研究所 代表取締役 曽和氏)

では、職場がゆるブラックだと感じた場合の有効な対処法は?

まず、ただ不満を抱えるだけでは何も解決しません。自ら学び、成長する姿勢が大切です。たとえば、自由になった時間を活用して自主的にスキルアップや新しい分野の勉強に取り組むことが挙げられます。さらに、仕事の意味を自ら見つける「ジョブ・クラフティング」も有効です。与えられた仕事をただこなすのではなく、それにどんな意味を見出し、どう楽しんで取り組むかを考えることが重要です(株式会社人材研究所 代表取締役 曽和氏)

最後に、会社に頼るのではなく、自らの可能性を広げる工夫をすることが重要です。ゆるブラックでも、自己成長に向けた積極的なアプローチが、新たなキャリアの扉を開くことにつながるかもしれません。

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