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彼氏は恋人であり、恋人は彼氏である

「 " 恋人 "って言葉、久しぶりに聞いた!」



と、少し目をキラキラさせて私に言ってきてくれたのは、同じ職場のパートさん。


休みの日に何をしているか、と言う定番の会話を繰り広げていた中で、私は昨日彼とした焚き火の話をした。



「恋人がキャンプとか焚き火するのにハマってて」



と私が言った時に、その話をしていたパートさんに冒頭の言葉を言われた。


「ひっさしぶりに聞いた!恋人って言葉!」

というパートさんに


「人に彼のことを紹介する時、彼氏が〜じゃなくて
恋人って言うことにしてるんです」 と答える私



「うんうん、印象がぜんっぜん違う!素敵!」

とにこにこして伝えてくれた。



嬉しかった〜。すごく。

" 恋人 "という言葉を使うことに注目して貰えたのは多分これが初めて。




使い始めたきっかけは、2年前に私がコロナになった時。

当時、感染者は保健所の方からの電話に色んな質問をされ、答えるという形をとっていた。
そこで、発熱をした前日に彼と会っていた私は保健所の方に

「昨日、恋人と一緒にスノーボードに行っていて」



と時系列を伝えた。


(ちなみに私の対応をしてくださっていた方、発熱してる私の心配をすごくしつつ、僕もこの間同じスキー場にボードしに行ってて!と話を広げていてすごく面白かった。私高熱。(笑) でも当時は感染者がまだ少ない方で、優しくしてもらうことが本当に嬉しかったなあ。)



その事を後日彼に話した時に

「恋人ってゆったん?」 と、彼

「え、うん、なんか彼氏より恋人の方が他の人にゆうにはいいかなって思って」 と、私


「うん、めっちゃいい、恋人か、いいな」

とにやけていた彼。



こんな事があってから、私は人に彼を説明する時に

" 彼氏 "ではなく、 " 恋人 "という言葉を使うようになった。


実はこれ、自分で話していても毎回にやけてる。



と、特にオチは無い話なんだけれど。

「私、彼の恋人なんだなあ〜」と再認識させてくれる言葉



恋人って、いいよね。

なんかあったかくて。


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