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光と音の海の中で私の一等星に再び出会った話:BUMP OF CHICKEN TOUR 2019 aurora ark 11/3

はじめに

2019年11月3日、BUMP OF CHICKEN TOUR 2019 aurora arkに参加してきましたよ!!という内容です。
私には絶対的な推しアーティストが二組いて、そのうちの一組がBUMP OF CHICKENです。BFLY以来の久しぶりのライブで、チケット当たってからずっとそわそわして待っていたライブです。
本当に最高のライブでした!!!という気持ちをnoteに叩きつけたくて今書いています!!BUMP OF CHICKEN大好き~~!!!!
参加するきっかけから書いており、無駄に長いため(書きたいことありすぎて6000字です)適当に斜め読みするのがお勧めです。読んでやろうという方は引き続き宜しくお願いします!

運命の申し込み

BUMP OF CHICKENを知ったのはもう十五年も昔、KのFLASHがネットで流行りまくり、ちょうど525円のシングルカット「アルエ」が出た頃でした。その頃から自分の中心に居続けるアーティストで、今では本当に特別な存在です。当時のことはちょっと忘れたい記憶の方が多いんですが……(いわゆる黒歴史の量産時期にぶち当たっていたので……この話は止めよう!)
今回、「BFLY」ぶりのアルバムaurora arcが出ると知って(なんと三年ぶりです!)CDで手に取ろうか迷っていました。最近は大体配信で買うスタイルだったのもあってあんまり現物に手が伸びなかったのですが、アルバムに合わせてツアーが発表されていたこと(千秋楽の東京ドーム公演最速先行予約受付応募券が付くのが発表された)、久しぶりのアルバムとこの時点で欲しい要素が結構あり、あとは背中を押されるだけ……みたいな感じではありました。
それでも結構ギリギリまでどうしようか悩んではいたのですが、申し込むきっかけの一つが推しのバーチャルタレントグループ、AVATAR 2.0 Projectメンバーの一人、巻乃もなかの6月29日の配信でした。

この日の配信で数曲BUMPを歌ってくれたのが超嬉しくて(推しが歌う推し曲にめちゃくちゃに弱すぎて限界を極めていた)、「やっぱBUMPは最高だし生で聞きてえ~~!!」という気持ちにグッと傾いていました。彼女にとっては多分何気ないカラオケ配信の一つだったと思うんですが、タイミング的にも私にとってはとても忘れられない出来事で、あのとき歌ってくれたことはこの先一生覚えていると思います。好きだよ!!(感情がいちいち重いオタク)
そしてさらにツアー初日に長年仲良くしてくれている友人が参加したのをTwitter経由で知り、「私もBUMPのライブに行きてえ~~!!!!」の感情に溢れてしまいメーターが振り切れて購入、申し込みに至りました。

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マジで取れると思ってなかった。見た瞬間スマホ落としたし画面は三回見直した。神はいた。ちなみにこのあとの抽選系は尽く落選中です!\(^o^)/(既に三つくらい落ちてる)(メギドコンサート落ちたの辛すぎる)
二枚連番にしていたので、BFLY時のツアーで私を誘ってくれたBUMP仲間である友人を今度はこちらがお誘いし当日待ちとなりました。めっちゃ喜んでくれて良かった~!win-winの世界。

いざゆかん東京ドーム

気持ち早めに物販に着こうと思って行動していたのですが、朝から二回も電車が止まってめちゃくちゃ焦りました!!何故こんなにタイミング良く!?と思いましたが、予定より少し遅いくらいで普通に物販に辿り着けました。水道橋にちゃんと着いたとき死ぬほどほっとした……。
二時間ほど並んで目的のグッズ(今回はウエストポーチとハンドタオルにしました!サコッシュが大阪終売じゃなかったらサコッシュにしたかも)を手に入れ、始まるまでは合流した友人とお昼ご飯を食べながら談笑していざドームです!

一階三塁側、ちょうどステージ真正面辺りの席で五列目とのことだったので「アリーナじゃないけどそこそこ見やすい席かなあ」くらいの緩い認識で席を探しました。東京ドームは二回目だったので最初自分たちの場所がわからなくてどこ!?になりました(完全に迷子)
スタンド席、四列目が実質一列目だったのを全く知らなくて、ようやく座席がわかったときに「え? 二列目じゃないですか?」「もしかしてめっちゃ良い場所なのでは!?」と盛り上がっていました。アリーナではないのでメンバーは遠目になるところではありましたが、余すことなくステージも全体も見られて楽しみ尽くすことができる場所だったのでやった~~!!とテンションも鰻登りでした!入場開始時刻に合わせてドーム内に入ったためそこから二時間ほどまた暇だったのですが、セットリストや聞きたい曲などの話をしていたらもうあっという間に時間が過ぎてました。あとですね、後ろに黒い布が掛けられた謎の機材あるやんけ……(これはもしや……?)と思っていた。

北極圏オーロラ観測ツアーへ

開演時刻の五時を迎え(実際は少し押してたかも)、もくもくと炊かれるスモークでああいよいよなんだな、と実感して青のライトが埋め尽くしたとき鳥肌が立ちまくってしまいました。全セトリ通して映像とレーザービームで作られた世界があまりにも凄かった!!一瞬で疑似VRのように世界観が変貌して圧巻でした!友人が「開始、オーロラみたいでしたね」と言っていたのが本当にそれ~~~!!!!!完全に今回のCDジャケットの世界に連れて行ってくれる最終ツアー始まった~~~!!!!となってました!!昔の曲から天体観測やプラネタリウムがセトリに入っていたのも納得ですし、アルバムも星に関する曲多いんですよね。CDは旅のしおりでツアーは北極圏オーロラ観測旅行だよこれ!
BFLYのツアーは日産スタジアムのときに参加したのですが、天井がないスタジアムだったので上から見ててもレーザーの光が結構空に抜けちゃうんですよね。すっぽり覆いのあるステージだとあんなに光が全く色抜けせずにドーム内に満遍なく輝くんですね!?異世界SFファンタジーに転生した?と思った。
BUMPのライブってPIXMOBを使っているんですが、これが私は大好きで!自動的にシステムで決められた色に光ってくれるのでペンライトなどのように自分で変える手間がなく、曲に集中できるのも良いのですが何よりセトリを考えて組まれた色の移り変わりが広大な海のようで美しいんです!レーザーや奥行きのある映像との相乗効果もあり、ぶっちゃけこんなにパワーアップしたものが見られるなんて聞いてねえ~~~!!!!という感じでした!
ボカロ好きでもあるのでRAYのときに緑やピンクの光を多用してくれるのがなんだかんだ嬉しくて、初音ミクを隅々に感じる細やかな気配りのある配色に心をくすぐられたりしていました。あとPIXMOB、お土産として持って帰れるのも地味に嬉しい。

彼らの音が聞こえた瞬間、楽器をかき鳴らし叩く姿、光や映像効果、とにかく目まぐるしい感情に振り回されて一つ一つの要素を見逃したくなくてオペラグラスを覗いたり目を凝らしてみたりしていました。忙しかった。ただ本当に嬉しくて堪らなかったのが四人が全力で楽しんで演奏していた様子がめちゃくちゃ印象的だったことです!!
しょっちゅうセンターステージに出てお互い向き合ってギターやベースを弾いたり(これ感情がめちゃくちゃになるくらい熱を感じられて大好きです)、時々ボーカルがうわずったり、アレンジが少し変わったり、生の感情そのままの演奏が手に取るようにわかってめちゃくちゃに魂に沁みました……。幼馴染の四人だからこそを感じられるシーンが随所に差し込まれていて心から「有難う!」という気持ちでした。表情から何もかも全てが楽しげで聞いているこちらがとても嬉しくなってしまう~~;;;
最初のAuroraでフルスロットルにさせられ、生で天体観測やプラネタリウムを聞ける嬉しさとか、聞いてみたいなと思っていた月虹を聞けたりとか、アコースティックギターの曲も生で聞けるのは嬉しいなとか(会場全体がスッ……としっとりとした雰囲気に包まれるのが好き)、書ききれないほどに最高でした。昔の曲も挟んでくれるの、長年追っている身としては結構サプライズ感があって嬉しいです。
また立体感あるエフェクトを多用した奥行のある映像の演出も力が入っていて、特にアリアのときの光の線で描かれた窓枠からステンドグラスが浮かび上がって最後には割れる演出は溜め息が出るほど美しかったです。映像を作った方におひねり入れたいくらいに堪らない映像だったのですが……!?巨大スクリーンが壮大さを高めていて圧倒されてしまいました。何回見ても色褪せないクオリティに、曲の雰囲気にもぴったりでとても良かったです。
色んな意味で凄いなと思ったのは記念撮影で、初日に合わせて公開されたHUNGRY DAYS × BUMP OF CHICKENの映像をそのまま使っていたのがとにかく凄いな!?と感じました。ぶっちゃけよくONEPIECEの方の版権下りたな!?嘘でしょ!?ってなってた。あのCM好きなのでライブで合わせて見れたのはとても最高でした!

話がしたいよを演奏し終えて前ステージにいないな~と思い、ふと謎の黒布の方を見るとバックステージが用意されていることに気づいて「!?」となりました。というかボーカルのマイクのセット位置、明らかにこちらを向いている。何?何これは?どういうこと?
四人がセンステから降りてその小さなステージに現れた瞬間、もう心臓が悲鳴を上げてました。発券して席番確認したときにちょっと期待はしてたんですよね、「この位置ならバクステ綺麗に見れるんじゃね?」という……淡い期待を……。
めっちゃ真正面に四人が見えたし近かった。MCとセットでたった二曲ではありましたが、非常に大事な時間になりました。だって「話したいことが出てきた」で曲やり始めたのをいきなり中断する藤原基央が見れたんですよ!?もうこんなん絶対この距離で見れねえよ!!!わざわざ話すために止める藤原基央を生でしかも間近で見れる機会なんて二度とないです。神~~!!!愛してるぞ~~~!!!(?)
「君に向けて歌ってます、二十年前の俺から君に捧げます」のバクステMCの内容と合わせて聞くダイヤモンド、あまりにも深いところに刺さってしまった……。お前らの曲をリュックに詰めて私は今までも生き抜いてきたんだよ~~!!!ってなりました。何よりもあの小さなスペースで二十年前の俺から君に捧げる歌を歌っているのが全体的に駄目だと思う。完全にオタクを殺しに行く選曲をするな!!
等身大の姿で演奏する四人がきらきら輝く一等星のように見えて、彼ら自身がダイヤモンドだな~~!!と思って心の中で泣いてました。

セトリも最高ですしもっと細かく書きたいほどなんですがこれ以上書くと本位で終わりが見えなくなりそう(……)なのでこの辺にして、アンコールの話をします。前からいつか生で聞いてみたい曲候補は一応あったものの、せいぜいやってあと一曲、バラード系だしまあ今回は間違いなくやらないだろうなと思っていたんです。それが私がBUMPに出会った辺りに発売されたアルバム「ユグドラシル」収録の同じドアをくぐれたらです。
バラード系の楽曲の中でもこの曲が一番好きというくらいに昔から今までずっと好きな曲です。”僕らはずっと一緒にはいられない、それぞれの道に進んでいくのだ”みたいな歌詞と落ち着きながらも重厚感のある曲調がとにかく好きで、創作をしていると自分の中にはこの曲が根底にいるな……というのを認識するくらいに自分を作っていると言っても過言ではありません。
それをアンコール一曲目でやるとか誰が思いますか!?!?!?!?気で気が狂うが!?!?!?あとで「隣見たらフリーズしてたね」と言われました(草)逆にしない方がおかしいだろ!!馬鹿野郎!
この曲、出だしがイントロなしなのでガチで来るまでわからないんですよね。歌うまで覚悟ができない凶悪さを秘めているので、来た瞬間個人的に”死”が確定するんですよ……。そしてフリーズに至る。
全身全霊で楽しみながらひたすらこれも書こうあれも書こうと記憶にぶち込みまくっていたのにマジでこの曲始まった瞬間ぶっ壊されたしぜ~~~んぶ忘れました!!!!無理で~~~す!!!!終わった瞬間何も覚えてなかった。綺麗さっぱり。無。本当はもっと色々上手く纏められるはずだったんだけどなこのnote~~!
このときあまりにもふわふわした気持ちだったので具体的な感想が呼び出せないんですが、生演奏で好きな曲を歌ってくれるのって奇跡に等しい幸せなんだなとただただ思いました。生の歌声、生の演奏の威力は問答無用に頭をかき混ぜていく破壊力があってヤバかったです。
このライブのチケットを取らなかったら絶対後悔してただろうな、運命ってあるのかな……みたいな心境でした。もう後にも先にもないかもしれない経験がありすぎた。これで終わりかなと思ったらもう一曲あって、二曲目のアンコールにまさかのメーデーが来て思わず余韻に浸る間もなく笑いました。友人、始まる前に「メーデー聞きたいからやってほしい」と言ってましたね。人を笑うと自分が死ぬんだぞ!!おめでとうございます!最後の最後までお互い大満足の結果になりました!

終わりに

今回のアルバムはアニメ・ドラマ・CMなどなどタイアップ曲が多く、聞いているだけで「あれだな!」とタイアップ側の映像を思い出すことができるので二重に楽しみながら参加できたので最高に楽しかったです!
実は今回銀テまで一本ゲットすることができるという幸運にありついてます。BUMPのライブでアリーナでもないのに銀テ取れると思います!?めちゃくちゃ勢いよく飛んで来て福利厚生の手厚さに感心し、そして自分は掴み損ねた(反射神経クソすぎる~~!!!)ので隣にいた友人に一本頂きました。あったけえな……。てか銀テ一曲目かよ!!!テンションたけえな!!早くて笑いました(「銀テ取れる位置かもよ~」みたいな話はしてたんですが「まさか~笑」と思っていましたし、一曲目は流石に予想してなくて起こった全部の事態が面白かった)
ライブ後はアフター飲みで感想戦をしながら、またBUMPのライブへ絶対行くぞ~~!!の気持ちを固めて帰りました。私の不動の推しアーティスト、BUMP OF CHICKEN、最高の時間を、一生心に残る一日を有難うございました!!!!これからもあなたたち四人が大好きです!!!!

最後にライブに行くきっかけをくれた巻乃もなかちゃんの活動場所を応援として貼らせてください。あれがなかったら私は同じドアをくぐれたらを聞けなかった。心から感謝しています!


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