この国の資本主義が、なくしそうになってるもの
コロナで大打撃を受けた着物業界コロナで学校がストップしたのが3月。たしか9月の卒入を視野に入れた検討がはじまったころだったと思う。わたしも「それ、有りかも」なんて思っていたひとりでした。ちょうどそのころ。なじみの悉皆屋(和裁屋さん)から電話がかかってきた。6月末で店をたたむという。ものすごいショックでした。たくさんのお針子さんたち、ザ・職人さんたちを何人も抱えた老舗だったので。
その和裁屋さんは10数年ほど前、ネットで探して電話をして始まったような個人のおつきあいでした。私