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あつまるデザナレ2022に参加してみた。

最近デザイン関係の情報が入ってくるようになってきました。

デザインが得意な友達と話しまくったのがトリガーになったのかもしれないし、興味が向いているのかもしれない。

9月9日~11日にかけて開催された「あつまるデザナレ2022」も、私の小さな情報網に引っかかりました。

Figmaの勉強も始めていて、FigmaやUXライティングのセッションがあるのは魅力的。
しかも無料!

参加できたのは10日と11日で一部だけでしたが、SEの観点からデザインについて考えるいい機会になりました。

印象に残っているセッション3選

①「右脳と左脳を刺激する、ウェブサイトの配色」

Figmaを使ったプロトタイプの作り方や、ウェブサイトの配色を考えるポイントがまとめられたセッション。

大まかな配置やページ構成を考えた後の段階だけど、こういう風にデザイナーとエンジニアが共創するんだというイメージがわきました。

Figmaはmiroと似ているかなと思ったけれど、miroはデザイン思考ワークショップやブレインストーミング特化で、Figmaはプロトタイプのような実践に近い領域で本領発揮という印象。

Figmaの可能性を改めて実感したので、自分でもいろいろ触ってみようと思います。

②「あのプロダクトのUXライティング解剖」

ただ機能を搭載するだけでなくて、文章やボタンに使われる言葉もデザインする。

言葉とデザインはセットで考えて、サービスのパーソナリティも決めてどういう言葉を生み出すのかを構想する。

それがUXライティングなのかなと感じました。

なるほど、と共感した事例は個人情報入力時に名前の例を「YAMADA TARO」のような男性名ではなくて、どっちともとれるような名前にすること。

ちょっとした言葉でもビジョンやパーパスにつながる。

そういう意味だとDiscordは世界観が明確でUXライティングが活用されていると思います。

例えば、許可するときに「はい」ではなくて「うん!」にしているとか。
ゲームの世界っぽいですよね。

③「体験にハマる「いいねのデザイン」」

「いいね」は生活者の行動を刺激するのに有効です。

ユーザーは「いいね!」を「報酬」の体験ととらえて、さらなる報酬を求めて次の行動を起こす。
その体験を強化することがサービスの継続率につながる。

「報酬」がお金ではなくて、「いいね!」「スキ」に代わっているんだと感じました。

その満足感をどう最大化するのか、サクセスをどうデザインするのか。

それもデザインの1つなのです。


全体的にデザイナーの役割や求められることが一貫して取り上げられていました。

デザイナーにもいろんな種類があって、エンジニアやほかの職種と協力し合う体制が必要なこと。
デザイナーをどう評価するのかを考えること。

それはSEの立場からしても興味深いものでした。
SEもただプログラミングするのではなくて、デザイナーと話し合ったり両方の領域を行き来するようになるのかもしれない。

というか職種自体が変わっていくのかもしれないですね。
新しい職種がどんどん増えてきて定義があいまいになっていますし、未来は全く新しい職種が生まれているのかも?

というような、多くの気づきを得られたイベントでした!



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