穴場?!無印良品の「古紙になるはずだった本」に当たりがあるかも?
無印良品も「MUJI BOOKS」という本屋を設置していること、ご存知でしょうか?
そして、その中で「古紙になるはずだった本」に掘り出し物があることも。
「店舗数全体の10%ぐらいにはMUJI BOOKS がある」と以下の記事にもある通り、MUJI BOOKSはじわじわと増えています。
もしかしたら、みなさまの近くにある無印良品にも入っているかもしれません。
その「MUJI BOOKS」の中にある「古紙になるはずだった本」がいいなあと思ったので紹介します。
無印良品が新刊、古本を販売しているわけ
そもそも無印良品が本屋さんを併設している背景は何でしょうか?
そうしたアプローチの一環として、無印良品が版元となっている本も販売されています。
確かに「MUJI BOOKS」にある本は、料理や旅、お香、詩、地域創生、デザインのテーマが多く、他の本屋さんではなかなか見ない組み合わせです。
だからこそ「無印良品らしさ」が出ているというか、本のラインナップだけでここまで忠実に世界観を表現できるのかと思いました。
そして、数自体もおそらく100冊前後で多くありません。
一見するとどこに「MUJI BOOKS」があるのか分かりにくいでしょう。
そしてまだ全体の10%しか入っていないので、探すのが大変かと思いますが、大体ここ5年以内に新設された店舗なら入っている印象です。
店舗一覧↓
無印良品の世界観が好きな方には、本のセレクトにも共感できると思います!
さらにレアな「古紙になるはずだった本」
「MUJI BOOKS」の片隅に、「古紙になるはずだった本」がぽつんと置かれています。
「古紙になるはずだった本」が置かれているのは、2021年時点で5店舗というレア中のレアです。
2023年時点では、もう少し増えているはず…
幸い私が行った店舗にはあって、屋台みたいな設置で並べられていました。
(田舎過ぎて、無印良品の展開が遅くてある意味ラッキーだったのかも)
これは、わざわざ倉庫に行って、手作業で持ってくるとのこと。
そこまでしてくださるというのは本好きにとっては、とても嬉しいことではないでしょうか?
まだまだ使えると判断してくださっているのですから、掘り出し物が多いです。
美術館の図録や、日本文学全集、岩波文庫、講談社学術文庫などが並べられています。
少々傷んでいる箇所もありますが、それも古本のよさとして味わえるでしょう。
古紙として回収されて、新刊の紙の一部にするのも持続可能なサイクルですが、あえてはみ出させて「まだ使える、読める」とするのも良いなと思いました。
一風変わった本屋さん古本屋さんを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
もし見たことあるよ!という方がいらっしゃったら嬉しいです。