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(福岡県大木町ゼロカーボンシティ)

(福岡県大木町ゼロカーボンシティ)
一般社団法人福岡県中小企業診断士協会SDGs推進ネットワーク福岡では、SDGs研修を行い、中小企業の皆さまへのSDGs経営の普及啓発及びSDGs導入支援を行っています。


福岡県大木町は、大木町は、九州の穀倉地帯と呼ばれる筑後平野の中心部にあり、恵まれた気候と一緒になって美味しい果物や野菜、例えば米、麦、大豆、いちご、きのこ類を中心に伝統のい草製品、野菜、果樹、畜産などの特産品があります。

その中でも「あまおう」の名で有名ないちごは、福岡県内でも有数の産地となっています。最近では健康野菜の代表選手グリーンアスパラガスやいちじくの生産も盛ん。この地方しか採れない「ひしの実」も根強い人気です。

一方で、地球温暖化がもたらしている近年の気象災害は、年々深刻さを増し、大木町では、まさに気候非常事態であるとして気候非常事態宣言を表明しました。

「大木町もったいない宣言」を公表し、町民の皆さんと一体となって、子ども達が生きる時代に「つけ」を残さない、循環のまちづくりに取り組み、大きな成果をあげてきました。しかし、近年の気候変動による影響は深刻さを増し、低炭素社会の実現にむけての取組を更に加速する必要があります。
近年、猛暑や豪雨など異常気象による災害が国内外で増加しており、世界的に「気候危機」と呼ばれるほどきわめて切迫した状況にあると言われています。

このような状況を踏まえ、2015年に採択された「パリ協定」において、「世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて、2℃以下に抑え、1.5℃に抑える努力をする。」と世界の目標が掲げられました。

さらに2018年度「IPCC特別報告書」において、パリ協定における目標を達成するためには、「二酸化炭素の排出量が2030年までに45%削減され、2050年までに実質ゼロに達する必要がある。」と示されました。

 環境省では、この目標の達成に向けて、全国の自治体に2050年までに二酸化炭素の実質排出量ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」の表明を呼びかけています。
ゼロカーボンシティとは2050年に、温室効果ガス排出量実質ゼロを目指すことを表明した自治体のことです。

ゼロカーボンシティ宣言は、広く地球温暖化対策・カーボンニュートラルを浸透させようとする素晴らしい取り組みですので、ご紹介させていただきました。


出典:大木町
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