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抜け毛が増えていませんか?秋の抜け毛問題を攻略!!

2023年の夏は猛暑日が多く、すごい暑さでしたね。「夏バテになった」という方も多かったのではないでしょうか。暑すぎた夏も終わり、過ごしやすい秋がやってきましたが、実は1年のうちでもっとも「抜け毛」の増える季節が秋と言われていることをご存じですか?多い方では1日に200本以上の髪が抜ける場合もあるようです。今回は秋に【抜け毛】が多くなる原因とケア方法について解説します。


髪の成長と抜け毛の仕組み

毛穴から生えている髪の【毛根】部分には、髪の生産工場と言える【毛球部】があります。【毛球部】の1番下には【毛乳頭】があり【毛細血管】から酸素や栄養素を取込んでいます。取込んだ酸素や栄養素をもとに【毛母細胞】が細胞分裂を繰り返すことで髪は成長していきます。健康な人で1日平均で0.35㎜ほど髪が伸びていると言われています。

頭皮と毛髪の構造

【毛母細胞】から生まれた髪はどんどん成長していきますが、やがて寿命を迎え、自然に抜け落ちていきます。この自然に抜け落ちた髪が、普段皆さんが目にされている抜け毛です。1日に80~100本程度抜け落ちていると言われていますが、髪が無くならないのは次から次へと新しい髪が生えてくるからです。このように髪の一生には古い髪が抜けて、新しい髪に生え変わるサイクルがあり、これを【ヘアサイクル】といいます。

【ヘアサイクル】には【成長期/退行期/休止期】の3つのステージがあり、皆さんが普段、ケアやスタイリング、シャンプーをされている髪のほとんどは【成長期】にある髪です。

ヘアサイクル

■成長期(4~8年)
毛母細胞の細胞分裂が活発で、髪がどんどん成長する期間。毛髪全体の85~90%が成長期の段階にあると言われています。

■退行期(2~3週間)
毛母細胞の細胞分裂が衰える段階。毛髪全体の1%前後と言われています。

■休止期(3~4カ月)
毛母細胞の細胞分裂が止まる段階。このあと新しい髪が生まれ成長期がやってくる前に、古い髪は抜け落ちます。毛髪全体の10~15%と言われています。

秋に抜け毛が増える原因

【ヘアサイクル】が正常に機能している限り、1日80~100本の抜け毛は自然に起こります。しかし【ヘアサイクル】が乱れた結果、1日に200本以上の髪が抜ける場合があります。これは、成長期や退行期の期間が本来よりも短くなり、休止期に入る髪が増加し抜け毛が増えるからであり、少し注意が必要です。では秋に【ヘアサイクル】が乱れやすくなる原因は何でしょうか。

これには諸説がありますが、代表的なもので言うと『夏に受けた頭皮のダメージ』や『ホルモンバランスの変化』『秋は動物の換毛期だから』などが考えられます。今回はヘアケアに直結する『夏に受けた頭皮のダメージ』に絞って解説します。

夏に頭皮がダメージを受ける原因は、次の3点が考えられます。

  • 紫外線の影響

  • 冷えによる血行不良

  • 頭皮の乾燥

紫外線の影響

紫外線は3月頃から高くなりだし、8月にピークを迎えます。強い紫外線を浴びると肌にダメージがあることはよく知られていますが、頭皮もその影響は避けられません。

紫外線には2種類あり、波長の長い【UV-A】は皮膚の奥まで影響を与え、【UV-B】は皮膚の表面に影響を与えます。頭皮が紫外線を浴びると炎症を起こし、皮膚の生まれ変わり(ターンオーバー)が乱れたり、皮膚の保護機能が低下するなど、頭皮環境が悪化しやすくなります。

冷えによる血行不良

夏は暑い季節ですが、暑さを避けるために冷房の効いた部屋で過ごす時間が多かったり、冷たい物をたくさん摂取したりと、実は慢性的に冷えが起こりやすい季節でもあります。体の冷えは末端部分の血行不良につながる傾向があり、特に頭皮は血液が届きにくい部分のため、【毛乳頭】が取込む酸素や栄養素が少なくなります。そうなると【毛母細胞】の成長が阻害されるため、【ヘアサイクル】が乱れる原因となります。

頭皮の乾燥

冷房の効いた部屋では、室内の空気が乾燥しすぎる傾向があります。また、湿気の多い梅雨~夏が終わると、秋から冬にかけて空気は乾燥していきます。空気の乾燥は頭皮の水分量低下につながります。頭皮の水分量が低下しすぎると、頭皮が硬くなって血行不良が起こったり、皮脂が過剰に分泌されて毛穴が詰まったりと、頭皮環境が悪化しやすくなります。


秋の抜け毛対策

秋に抜け毛が増えるという事は、頭皮のコンディションが悪くなっているサインでもあるので、何も対策をせずに放置しておくと、次に生えてくる髪が元気に育たず、将来的な薄毛につながる恐れもあります。夏から秋にかけてしっかり頭皮ケアを行うことは、いつまでも健康な髪を保つために重要です。

健康な髪と頭皮を保つためには、次のような対策が有効です。

  • 紫外線対策

  • 血行促進

  • 頭皮の保湿

  • 古い皮脂の除去

紫外線対策

頭皮に降り注ぐ紫外線を減らすためには、やはり『帽子をかぶる』や『日傘をさす』などの対策が有効です。日傘をさす方は男女問わずに、年々増えていますね。8月に比べると9月は、紫外線の量が減ってきますが、まだまだ紫外線の少ない季節ではありません。まずは頭皮が直接紫外線にさらされないよう対策を行いましょう。

紫外線対策として思いつくものには『日焼け止め』もありますね。実は頭皮にも紫外線対策ができるアイテムがあることはご存じですか?それが【セトル ドライシャンプー UVケアプラス】です。皮脂吸着パウダーが皮脂や汗を吸着し、外出時でも頭皮をサラサラにできる【セトル ドライシャンプー】にUVケア機能がプラスされています。ドライシャンプー機能に加えて紫外線対策(SPF33 PA+++)もできるため、頭皮の不快感やヘアスタイルをリセットしながら、頭皮の紫外線対策ができる優れものです。

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血行促進

頭皮の血行を促進させるためには『頭皮のマッサージ』が有効です。頭皮の血行を促進させることで【毛母細胞】に十分な酸素や栄養素を供給することができます。美容師さんのような特別な技術が無くても、指の腹を使い、1~3分くらいを目安に頭皮を動かすだけでも十分です。お風呂上りや寝る前、朝起きた時などのタイミングで『頭皮のマッサージ』を行うと効果的です。

また、頭皮のマッサージ時に、専用のスキャルプエッセンスを使用することで、より効率的に血行促進や保湿・炎症対策などが行えます。NAKANOのオススメは、頭皮の健常化と発毛促進を考えて作られた【フォリッジ  スキャルプエッセンス EX】です。

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頭皮の保湿

すでに乾燥してしまった頭皮を回復させるためには、シャンプー選びが重要で、低刺激で適切な油分・水分を頭皮に残してくれるシャンプーが最適です。スキャルプタイプ(頭皮用)のシャンプーには、このような効果効能がある物もありますが、種類によっては洗浄力の高い物もあり、シャンプー選びを間違うと、逆効果になる場合があるためご注意ください。

NAKANOのオススメは【フォリッジ シャンプー/リペアメント ドライスキン用】と【エヌ MD】です。【フォリッジ シャンプー/リペアメント ドライスキン用】は柔らかくきめ細かな泡で、乾燥しやすい頭皮をやさしく洗い上げてくれます。リペアメントはしっとりとしたなめらかなクリームで、頭皮に潤いを与えふんわり軽い仕上がりです。【エヌ MD】は「頭皮だけでなく顔周りや首周りの肌も乾燥していたり、髪が顔にあたるとかゆい」そういった頭皮と周辺の肌に対する悩みを集中ケアすることで「健やかな地肌へ」導いてくれるヘアケアです。頭皮の乾燥が気になる方は、是非お試しください。

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古い皮脂の除去

本来、皮脂は肌の乾燥を防ぐために必要不可欠な体の機能です。基本的には毎日のシャンプーで古い皮脂をリセットできるため、頭皮を清潔に保ちつつ新しい皮脂で頭皮の乾燥を防げるのですが、冷房による乾燥などの影響で皮脂過多の状態になった場合は、専用シャンプーを使うなどのケアが必要です。とは言え、今使っているお気に入りのヘアケアがある方も多いと思います。そこでNAKANOからのオススメは【ミオト バイ フォリッジ】です。

泡で出てくるポンプフォーマータイプで、週に数回、いつものシャンプー前に頭皮に泡を馴染ませるだけで、頭皮に残った皮脂やスタイリング料などの『積み残し汚れ』を浮かせることができます。使用後はサッとゆすいで、お気に入りのシャンプーを使うと、泡立ちの違いにビックリされる方も多いはずです。お気に入りのヘアケアの仕上がりはそのままに、髪や頭皮の汚れをリセットできるアイテムです。

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紫外線や冷房の影響による【ヘアサイクル】の乱れは、いくつかある「秋に抜け毛が多くなる原因」の1つです。また対策に関しても、ヘアサロンでのヘッドスパやクリニックでのケアなど、様々な対策が考えられますが、お家で行うシャンプーの方法も重要です。下記の記事も参考に正常な【ヘアサイクル】を維持して、秋の抜け毛のケアと将来的な薄毛の予防を行いましょう!

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