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理想的なシャンプーの方法 Part②
前回の【Part①】に続いて【Part②】では『シャンプー(泡立て・洗い)~トリートメント~ドライ(仕上げ)』について濃いめに書かせていただきます。【Part①】を未読の方は是非コチラより読んでください!
タイトルが『理想的なシャンプーの方法』とあるため、髪を洗うことが本番と感じる方も多いと思いますが、【準備~ドライ】を含めてすべてが大事なプロセスです。髪を洗うことだけ頑張ろう!では『髪と頭皮の美と健康を保つ』ことは叶いませんのでご注意下さい。
③-1 シャンプー(泡立て)
しっかりと予洗の出来た髪は、水溶性の汚れ(汚れの70~80%)が落ちた状態のため少ないシャンプーでも泡持ち良く洗えます。もしも「泡立ちや泡持ちが悪いな」と感じたときは、無理にこすらずシャンプーを馴染ます程度でゆすぎ直してから、もう一度シャンプーをします。泡を構成する空気がクッションの役割を果たし、髪を摩擦から守ってくれるため、手にとったシャンプーを両手に馴染ませていきなり洗い始めるのは、泡のクッションが無くキューティクルを傷つける場合があるので…あまりおススメはできません。
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シャンプーを手に取り、少量のお湯になじませつつ空気を含ませるように両手をこすり合わせて泡立てます。少しでも泡立った状態から洗い始めることで快適にシャンプーができるだけでなく、髪への負担も減らすことができるんです。もしうまく泡立てられない場合は、洗顔用のネットを使ってみるのもアリですね。
③-2 シャンプー(洗い)
しっかり泡立てたシャンプーで、まずは頭皮を洗っていきます。「シャンプーは髪だけを洗うもの」と思われがちですが違います。『シャンプーは頭皮も洗うもの』です。予洗で落とし切れない頭皮の皮脂など、油溶性の汚れをしっかり落としていきます。髪に残った汚れは、頭皮を洗った残りの泡で十分に落とすことができます。頭皮を洗う時は乱暴にゴシゴシせず、指の腹でマッサージをするイメージでやさしく洗います。
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また頭皮を洗うときは「爪を立てない」「ゴシゴシと力を入れすぎない」ということに注意してください。特に頭頂部は、物理的刺激や紫外線などによってダメージを受けやすい部分です。シャンプーによって更なる負担を与えないためにも、やさしく洗うようにしましょう。もしも「ネイルを楽しんでいる」や「毛量が多くて指がつかれる」など頭皮を洗うことに負担を感じる時は「スキャルプケアブラシ」を使ってシャンプーするのもおススメです。
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頭皮全体と髪を一通り洗い上げることができたら、シャンプーが残らないようにしっかりゆすぎます。
シャンプー(泡立て・洗い)の効果
・しっかり泡立てることで髪を摩擦から守る
・皮脂などの頭皮の汚れをリセット
・髪に残ったスタイリング料をリセット
・マッサージ効果による血行促進
④トリートメント
【予洗~シャンプー】を行い素髪に戻すことができたら、髪のコンディションを整えていきます。使用するのは【リンス・コンディショナー・トリートメント】です。それぞれの違いってナニ?そう思う方も多いと感じるため少し解説しますと…
リンス・コンディショナー
・髪の表面を滑らかにする
・摩擦を減らしキューティクルのダメージを防ぐ
・パサつきを減らす
トリートメント
・髪の内部に補修成分を浸透させる
・ダメージケア
・質感のコントロール
・リンスやコンディショナーの効果もあわせ持つ
ザックリいうと「リンス・コンディショナーは髪の表面を整える」「トリートメントは髪の内部と表面を整える」ですね。特にダメージヘアには「トリートメント」がおススメです。
トリートメントを馴染ませる時は髪全体に馴染ませますが…NAKANOのトリートメント(メニュートリートメントを除く)は、頭皮に対しても保湿効果を発揮できるよう、こだわった作りにしています!NAKANOのトリートメント(※リペアメント®)をご使用の際は是非、頭皮から毛先まで馴染ませてお使いください!!NAKANO以外のトリートメントをご使用の際は、使用方法にそってお使いください。
※NAKANOではトリートメントに関して、より効果の高い物として『リペアメント』と言う名を多くの商品に使用しています。
NAKANOの品質に対してのこだわりはコチラ
https://www.nakano-seiyaku.co.jp/quality/
トリートメントの馴染ませ方ですが、一番いいのは『チェンジリンス』を行うことです。実は…手で馴染ませるだけではどうしても「つけムラ」が出ます。しかし『チェンジリンス』を行うことで、髪の1本1本に成分を行き届かせることができ、仕上がりがワンランク上がるんです!ロングの方には特におススメです!!
チェンジリンスの方法
ロングの方
① 髪に揉み込むようにしてトリートメントをつける
② ぬるま湯を張った洗面器の中に髪をつける
③ 洗面器のぬるま湯にトリートメントを溶け込ませる
④ 洗面器のぬるま湯を髪にかけながらコームや手ぐしで馴染ませる
⑤ 滑りが均一になればチェンジリンス完了!
⑥ しっかりゆすぎます
ショートの方
① 髪に揉み込むようにしてトリートメントをつける
② 少量のぬるま湯を髪に馴染ませる
③ コームや手ぐしで馴染ませる
④ 滑りが均一になればチェンジリンス完了!
⑤ しっかりゆすぎます
トリートメントをゆすぐ際に、ぬめりを残すのは厳禁です。ぬめりが残ったままだと、髪が乾きずらかったり、ベタついたり…良い事は1つもないです。しっかりゆすいでも成分は髪に吸着しているため問題ありません。
⑤仕上げ(ドライ)
トリートメントのゆすぎ後、まずはタオルで水分を取り除きますが、濡れている髪はダメージを受けやすいので、ゴシゴシこするのはNG!
タオルドライの方法
① お風呂から出る前に、根元から毛先に向かって手のひらで水分をしぼる
② 清潔なタオルで頭全体を包み込む
③ 頭皮と根元を手で押さえるようにしてタオルで水分を吸収する
④ 中間~毛先はタオルで挟むようにして水分を吸収する
⑤ 髪をクシでとかしても水滴が落ちなくなったら完了!
タオルドライが終われば次にドライですが、出来ればこのタイミングに1分でもいいので、指の腹を使って頭皮をマッサージしてください!スキャルプエッセンスをつけてからマッサージ出来れば最高です!毛根も大喜び間違いなし!!
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髪のダメージが気になる方は「アウトバス用のトリートメント」をつけてからドライヤーで髪を乾かしていきますが、ドライヤーの熱は、髪のダメージ原因にもなるため、乾かし方には要注意!
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ドライの方法
① 強めの温風で髪の根元を中心に全体を80%ほど乾かす
② 前髪は弱めの温風で左右両側から風を当てて乾かす
③ 弱めの温風で全体をしっかり乾かしながら整える
④ 仕上げに冷風を全体に当てて、髪に残った熱を逃す
⑤ ブラシやクシでとかして完了!
仕上げの冷風は余熱による髪のダメージ進行を防ぐとともに、髪表面のキューティクルを整えてツヤをプラスしてくれます。ここまでできれば、うるツヤ髪の完成!
【Part①】をもう少し長くした方が良かったんじゃないかと思えるほど、【Part②】が長くなってしまいました。すみません。ただ…
『髪と頭皮の美と健康を保つ』ためには必要なんです!!
ここまで読んでくださった方には感謝しかありません。書きたいことはもっとありましたが、まずは基本的な事を書かせていただきました。ここに書いたことを全てやってくださいとは言いません。「ブラッシング」でも「チェンジリンス」でも、どの部分でも構いませんので毎日のシャンプーに取り入れて、皆さんの『髪と頭皮の美と健康を保つ』ワンランク上のお家シャンプーを実現してください。
ありがとうございました。
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