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【教育移住】MEKに在籍する親子にインタビュー

2024年4月より、モンテッソーリ・エレメンタリースクール北九州(MEK)が本格的に始動しました。
4人の子どもたちと共に毎日たくさんの活動に取り組み、それぞれの興味関心の赴くままに探究を進めています。

本日は、関東圏から九州に教育移住し、4月よりMEKに通ってくださっているお子さんの家族にインタビューをさせていただきました。


移住を考えたきっかけ

Q1.今回、北九州市に移住をしようと思ったきっかけを教えていただけますか?

A.実は教育移住は今回が初めてではありません。
子どもが幼稚園にあがるタイミングで、モンテッソーリ教育を求め、全国で幼稚園を探し、茨城に移住した経験があります。
もともと賃貸の住宅に住み、自宅で夫婦で自営業をしているため、移住自体のハードルは低いかもしれません。移住に伴い、夫婦のどちらかが仕事をやめたりすることなどもありませんでした。

今回は子どもが年長になり、小学校はどうしようかと移住も含め考えていたところ、国際モンテッソーリ教師の資格を取得するためのスクーリングで一緒に受講していた学生から、2024年4月から北九州にモンテッソーリ教育の小学校(MEK)が新規開設されることを伺いました。
その方に繋いでもらえたことが移住の最初のきっかけでした。

移住の決め手

Q2.さまざまな選択肢をご検討したと思いますが、その中で「移住しよう!」と決断された決め手は何でしたか?

A.MEKが主催するオンライン勉強会であるモンテッソーリ教育セミナー(Scuola Cafe)に参加したり、オンラインでの面談を通して、モンテッソーリ教育に対する情熱や子どもに対する姿勢、考え方をお聞きし、我々夫婦の教育観等とほとんど同じ方向を向いていることが分かり、ぜひとも子どもをお任せしたいと思いました。

そして、今年の2月に実際に北九州の施設へ伺い、エレメンタリー環境での生活を3日間体験させていただきました。そこで、知的好奇心が刺激され、いきいきとした子どもの姿を見て、正式にここにお世話になろうと決心しました。

3日間の体験での様子

MEKに期待すること

Q3.MEKでの生活で求めていることや期待していることはありますか?

A.子どもたちに対する教育に関しては、モンテッソーリ教育の教えに沿って、子どもたちの成長を援助していただければと思っています。

また、日本でも少しずつではありますが、義務教育段階において、多様な教育機会の確保の機運が高まってきていると感じます。子ども一人ひとりに合った教育を”選ぶ”時代がくるかもしれません。
そのような中で、多様な教育の選択肢の一つとして、モンテッソーリ教育の小学校があるということを、九州をはじめ、日本全国に広めていっていただきたいですし、我々夫婦もできる形で協力をしていきたいと思っています。

MEKでの活動の様子

移住で大変だったこと

Q4.実際に移住するにあたり、大変だったことはありますか?

A.子どもが「茨城のお友達と離れたくない」ととても寂しがったことです。「北九州に行きたいけど行きたくない。お友達を北九州に連れていきたい。」と彼なりに葛藤し、時には泣いてしまうこともありました。(今はもうケロッとしています笑)

我々夫婦としては、ただただ引っ越し作業が大変でした。
自宅での自営業ということで、いつのまにか荷物が膨大な量になり、茨城を発つ日までに荷造りが終わらない事態に。北九州に来たあと、夫が再度茨城へ戻って引越しの残作業を行いました…。
何をやるにもギリギリでこなしてきた夫婦ですが、今回ばかりは計画的に進めるべきだったと大反省です…笑

MEKで生活するお子さんの姿を見て

Q5.4月からMEKにお子さんが通い始めて、お子さんの様子はいかがですか?

A.MEKでは「実験をやりたい!」と意気込んでいた息子。実際に魅力的な教具を目の前にして、ワクワクが止まらないようです。
毎朝、起きるやいなや「早くMEKに行きたい」と言い、自らリュックを背負い、ずんずん前を歩いて登校しています。
ガイドの先生に「これは何?どうやるの?やってみたい!」と話しているようです。
夕飯時やお風呂で「今日は〇〇した!そのあとはね〜」と嬉々として話す息子のいきいきした表情を見るたびに、MEKに来てよかったと感じています。

教育の選択肢について検討されている方へメッセージ

Q6. 最後に教育移住を検討されている方や、今住んでいる場所でお子さんのベストな教育の選択肢がなくて困っている方へ向けて、メッセージをお願いします!

A.子どもの教育に関して、夫婦で共通認識を持ち、同じ方向を向くことはとても重要なことだと感じます。
どのような教育が子どものためとなるのか、自分たち夫婦はどのような教育方針で子どもを育てたいかなどを、日々夫婦で深く話し合っておくと良いと思います。
家庭での大きな決断をする際に、夫婦で話し合いをする土壌が出来ている場合とそうでない場合とでは進み方が大きく異なるかと思いますので、日々のコミュニケーションを大事にしています。

また、各ご家庭で事情は様々だと思うので、幅広く情報収集し、今の自分達にはどのような選択肢があるのかを把握し、その時その時でベストな選択をすればいいと思います。
思いがけないところにベストな情報が転がっていたりする場合もあったりするので、SNSやママ友の情報網など、様々な媒体でアンテナを広く張っておくといいかと思います。

ちなみに、教育移住で引っ越すということは、「教育パパ、教育ママ、教育ガチ勢」みたいに思われるのでは…と、まわりのママ友などに話すのを躊躇していた時期もあったのですが、いざ話してみると応援してくれたり、興味を持って聞いてくださる方々ばかりで、とても嬉しく、自分自身も気が楽になりました。まわりの人がどう思うかなどあまり気にせず、話してみてもいいかもしれません。


教育移住でMEKに通ってくださっているファミリー


〈MEK入学・転入に関するご案内〉
モンテッソーリ・エレメンタリースクール北九州(MEK)では、生徒の募集を行なっています! スクールの見学も随時受け付けております。
モンテッソーリのエレメンタリー過程に興味のある方、お子さんの教育の選択肢を広げて考えたい方、3日間のトライアル生活も準備しております。
お問い合わせはMEKホームページ、もしくはメールにて受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。
▼HP

▼メールアドレス
mek@scuoladeibambini.jp
  (担当:矢野)


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