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冬の早朝。朝焼けを見た。僕はこの時間はホットコーヒーと決めている。丁寧にドリップしてコー…
君へのメッセージに既読がついた。私は返事を待つ。返事はなかなか来ない。君が遅筆なことはわ…
*** 笑顔がいいね、と私の事を同級生は褒めてくれる。でも私の親友は「美人だね」と褒めら…
*** 歌いながら自転車をこぐ。爽快だった。同級生のあなたとすれ違うまでは。あなたはすれ…
***「必勝鉛筆」*** 大学入試。鉛筆を忘れた私は見ず知らずの隣の受験生に「鉛筆を1本貸してくれませんか?」と願い出た。彼は快く鉛筆を貸してくれた。《必勝》と彫られた鉛筆。私は応援された気分になった。試験が終わり、鉛筆を返そうと思ったが、彼はすでに去っていた。再会は、お互い合格してまたこのキャンバスで。
***作品「ストロー」*** カフェで注文。君の分と僕の分。君はストローを2本欲しいと言…