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年末きたりけり


1年の疲れが出始めるころである。

思い起こせば、今年は色々とありすぎた。

これ以上ない環境での挫折…。
(店長が変わって痛めつけられる)

千載一遇のチャンスによって知る社会の罠(ただの超絶ブラック企業)

そこからの果てしない迷走…
(詳しく書けない。バカ過ぎて)

とはいえ、楽曲配信…

フッド(地元)の先人との邂逅…

文芸活動の新たな構想…

など、表現においては前へ進んだ一年。



まさに悲喜こもごもといった具合。



個人的には、
六年間支えあった親友に、
現在の選択(ライターをやってゆく)

を認められず、

国交断絶された事…

と、ライターという最後の望みの発見…

が、一番大きな部分で。



発狂から早くも四年…

下半身の麻痺から、
二度とまともに歩けないのではないかという疑念…

そして、もうラップできない
=生きている意味が見いだせない

という絶望…。

諦めた社会復帰…

行政の助けも希薄…

という状況からの、若手に渡されたビート…

CDRとはいえ二枚のリリース…

ラップするたび、

ヒップホップコミュニティの人々と会うたびに、

湧き出てくる活力…

からの、親友の支えによる社会復帰…



僕には僕のストーリーがあったんだな、と。

臨死体験後の
電気ショック治療により
完全に失われていた自己同一性…

自我と言う連続体における自覚…

そういうものが、一気に噴き出た年末です。



人間は皆産まれながらにして選ばれている。

綺麗事ですが、そう思います。

「選ばれた人間」だけが、産まれ、そして死んでいく。

産まれた時点で、選ばれしもの。

そんな気がします。



僕も兄弟達も皆さんも、

めまぐるしく日々変わる

この有事において、

人生を日々模索し、

新たな発見、

新たな喪失、

新たな探求…があったかと思います。



自分だけの道を歩きたいものです…。


完全に年末モードですが、

まさしく年末モードです。


僕はフリーでなかなか食えないので、

一回どっかから直接仕事を貰えないか
(いわばバイトライター)、

模索してみるつもりです…。

この極寒ですが、

風邪などおひきにならぬよう、

皆様お気をつけくださいませ。



それでは、また…。


梶本

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