統合失調症自己研究日記

・幻覚は左眼側ばかり強く見える
・光源から見える・聴こえる幻覚幻聴は自分の心理による
・1回目の壮大な幻覚は自己の深層心理に基づく。捉えようによっては神秘体験であるが、その拷問的な内容から自罰意識の顕現であり、そこに宗教的な空想の混載したものであると考えられる。
・某書を読み、否定したのちに見た幻覚についてや、近所の不審者に関しては、極めてリアリティの高い幻覚、ないし、意味の関連付けだと考えられる。
形而上的な解釈には答えがないため、意識して形而下的に解釈するが、既に意識自体が形而下的なラインへと下降している。
・中学生時代や高校生時代に見た他人が自分を冷笑していたり悪口を言っているような幻覚幻聴が最初の症状である。
・左眼側の幻覚が異様に強いのは、脳に恐らくは偏った損害があるからだと考えられる。
産まれつき身体の左側が未熟状態で産まれていることもあり、脳も左側が不完全な状態でスタートしている事も関係していると思われる。
・物質依存の後遺症に関しては甚大だと言えるが、直接的なトリガーはそこには無いものと考えられる。
あくまで心理的、言ってしまえば脳の機能の器質的な弱さから来る傷付きやすさや挫折がトリガーだと思われる。
・人間の観ている世界は、その人間の心理によって構築されており、物質的なレヴェル以外の事実、と呼ばれる事実というものは、全て人間心理によって事実と認識され事実となると感じる。
・幻覚の内容は得てして心理と密接に繋がっており、隠された自殺願望が顕現する際に自殺を推奨する幻覚が聴こえてくるものと考える。
・悪魔や天使などが幻聴に現れるのは、宗教的な知識に基づいているだけであり、実際的に一貫して悪魔の人格が話し掛けてくる、などの事は無いため、その形而下的存在可能性をここに否定する。
何故なら私が生きているのは物質世界であり、悪魔や神が存在したとて声が聴こえることは有り得ない。
よって私の場合は形而下的な思考水準を維持し行動する事が認知療法のひとつになると考える。
・自己認識・意識の脳内での発語は、精神薬による脳の抑制により音量が下がるが、読書や作文などの訓練によりある程度の快復をするものである。
・唐突な幻覚・せん妄状態が現れる際、直接的なトリガーが見当たらない事も多く、服薬もあまり意味を成さない事もあるが、恐らくは脳に掛けた負荷・読書など、により揺り返しが訪れているものだと考える。
・統合失調症患者に薬物を薦めてこれで治るかもしれない、という人物が居るが、脳を器質的に損傷している人間に薬物を推奨したところで、より破損する・ないし全く無効なだけであり、私はこれを勧めない。

20227011


梶本

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