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【執筆記】正々堂々と可愛い男を書く奴になってもいいのかもしれない

短いです。

私は過去4作中・長編を書きましたが、

1作目……チャラい男一人称
2作目……明るい女・真面目なおとなしい男交互一人称
3作目……賢くややひねくれた男一人称
4作目……生意気な少年一人称

と、必ず男一人称なのです。
そして、断然男キャラたちの方が愛が深い……。
ルイちゃん好きさ。りおちゃんも好きさ。
でも彼女たちは「功労賞」的好きなんだよね。

主役張った男たち。
全員大好き。
全員可愛い。
気持ちの入りようが全く違う。

そして、1作目は小説講座もやっている高校の恩師に、2作目4作目はココナラの講評サービスを利用して現役編集者さんに、それぞれ感想や講評を頂いたのです、が。
総じてキャラクター造形を褒められたんですよ。
主人公と、ルイりおの脇女性キャラね。
完全に、キャラ愛がそのままダダ漏れになってるやつ。

あぁー私って、「居たらいいな🫶🏽」っていうかわいい男性キャラ書く時めちゃくちゃイキイキしてるんだな……って、思いましたね。

でも、今のご時世それってマズイのかなって。
可愛い男と濁してきたけど、正直見目のよろしい男書きがちですよ、ええ。
ルッキズムが糾弾される世の中で、この「躊躇なく可愛い男書きたい」側の人間は、ルッキズム助長する奴と見なされるのでは?と。
では?っていうか、全然ルッキズムの撤廃にプラスになることしてないからね……。

今日から新しい長編に着手した訳ですが、これもまた見目の良い男主人公になってしまう予感。
ごめんって。
でもさ!!
これが私が1番輝けるフィールドだとしたら……どう?(どう?って)。

分からないけど。
意外と普通の女性主人公でいいもの書くのかもしれないけど、今は書きたいもの書かせてくれぇ、後生じゃぁー、という気分です。

「針を置いたらあの海へ」は、デリケートな要素が多かったので、必然的にそれ以外の要素についてもかなり慎重に、というかビクビクしながら書いておりました。
実際プロになったとしたら、毎作品もっと社会からの視線とか問題意識に敏感でないといけないのでしょうけど。

次に書くものは、もう少し肩の力抜いて、私もエンターテインメントを味わいながら書くエンタメ小説にしたい、と思っています。

そこで改めて、見目麗しい男一人称にしていい?問題。

いやいや、いい?も何も、ざっとnote見て回っただけで、イケメンアイドル男性や美人OL、超絶美少女生徒会長の小説はたくさんありますよ。
私だけ絶対に美人もイケメンも出しちゃダメ、って話はなかろうて。

だいたい「正欲」の主人公も美人ですしね。
あの「お前らの言う多様性って何なの?」って作品でも、躊躇なく主人公を美人にしてるんだから、私のお気楽エンタメ小説に美男子出ても良かろうよ。

そんな気持ちに拍車をかけたのがこちらですね

日本画家の大山菜々子さん。

「美男画」を描いていらっしゃるそうで……
う、美しい……!
もう誤魔化しようがない、美しいと言わざるを得ない。
そして、美しいものを見た時に心が動く。これはもうどうしようもない事なのだと。

美男の画を描きたい画家が居るように、可愛い男を書きたい私が居たっていいじゃない、と思ったのです。

見目の良い人を愛着持てるキャラクターにするのと、美男美女でないキャラクターをこき下ろすのは全然違う。
後者は、絶対にしませんから。

そして、可愛い男を愛着持って書いて、いいキャラクター像を作れる、これはもう私の持ち味になりつつあるのでは無いかと。
だったら、活かそうぜー。と思ってます。

長い言い訳になりましたが、高確率で次書く小説も可愛い男一人称になります、というかします!!
今後ともよろしくお願いします!!!

ちなみに……
レオのイメージはこの御方。Jay Dossor さん


たっちゃんは成田凌

ハァーッ私だけ楽しいやつ!!!
いや、思うのは自由ですから?
文章だから、絵じゃないから。


Jay Dossor と成田凌をイメージして書いたお話がこちらでございます。

みたらし団子を買って執筆のガソリンにします