仮名子

2024年1月に小説を書くという行為に手を染めました。本垢でありオタ垢 https:/…

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2024年1月に小説を書くという行為に手を染めました。本垢でありオタ垢 https://note.com/notbotsummer

マガジン

  • 脳に直接ぶち込みたいnote

    一言一句脳にUSBでぶち込みたい。Bluetoothじゃ足りない、物理接続でぶち込みたい。

  • 執筆記

    執筆中に思うことあれこれ。 小説本体より読まれている。

  • 針を置いたらあの海へ

    ニット男子レオ(17)と彫り師たっちゃんさん(28)の協働クリエイティブ青春モヤモヤゆううつ旅行小説

  • あいこさんの相続人

    完結しました。してしまいました。 しょんねぇ男とよくわからん女(故人)の話。

最近の記事

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針を置いたらあの海へ 第1話

しょうしつ‐てん〔セウシツ‐〕【消失点】 遠近法や透視図法における、平行な直線群が集まる点。バニシングポイント。 「たっちゃんさん」は、突如俺の前に現れた。それは、高校中退記念に美容室に行った日のことだった。  高校サボり開幕記念に髪を伸ばし始めて半年、長めのショートヘアは肩を通り越し、ウルフヘアになっていた。 「長髪似合いますね、ロックバンドのボーカリスト、みたいな」  美容師さんにそう話し掛けられ、内心、あーやっぱそうっすよね、と思いながら、 「や、伸びただけなんで」

    • 「針を置いたら~」製本の件。 表紙もう1案作ったら、めちゃくちゃ可愛いの出来てしまった。 どうしよう、ねぇどうしよう(どうもしなくていいです) 好きな感じど真ん中すぎて愛おしさ溢れる。 絶対製本する。 調子乗って箔押しとかしたいけどやり方が分からない。

      • オタ垢で久しぶりにコングラボードを頂く✌🏽地味に非キンプリオタクの方にスキ頂いているのが嬉しい。 でもホントに全く別界隈の方の目に止まったのは何故?! と思ったら# 創作大賞2024の人気記事の12番目に表示されていたヤッピー。 しかし所詮オタ記事なので拾い上げられることは無い…

        • 【執筆記】60万字書く前と後でどれだけ文章は変わるのか

          60万字も書いたら絶対上手くなってるハズやろ、オイ。 今回は、オタ垢の記事の話です。 オタ垢の記事の話と言いつつ、焦点は文章(あるいは文体)の話なので、 オタクのみんな〜!あんま興味ないやろ〜!! ってことで、こちらで書きます。 先日、ᯒᯎ″💛🫶🏽🖤な推し、King & Princeのことについてしっかりめに1年を振り返る記事を書いたのですが、これ、昨年7月にも同じようなテーマで書いていたのです。 そのため、「同じ事象や感情を、約1年を経てもう一度書いている」箇所がありま

        • 固定された記事

        針を置いたらあの海へ 第1話

        • 「針を置いたら~」製本の件。 表紙もう1案作ったら、めちゃくちゃ可愛いの出来てしまった。 どうしよう、ねぇどうしよう(どうもしなくていいです) 好きな感じど真ん中すぎて愛おしさ溢れる。 絶対製本する。 調子乗って箔押しとかしたいけどやり方が分からない。

        • オタ垢で久しぶりにコングラボードを頂く✌🏽地味に非キンプリオタクの方にスキ頂いているのが嬉しい。 でもホントに全く別界隈の方の目に止まったのは何故?! と思ったら# 創作大賞2024の人気記事の12番目に表示されていたヤッピー。 しかし所詮オタ記事なので拾い上げられることは無い…

        • 【執筆記】60万字書く前と後でどれだけ文章は変わるのか

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        • 脳に直接ぶち込みたいnote
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        記事

          【執筆記】本気の製本の検討が楽しすぎる

          はい、毎回貼ってるこれね。 大改稿および中改稿をし、この作品に関してもう17万字?くらい書いている。 ここまで書くと、愛着が半端ない。 誰に評価されなくとも、私がこれ好きすぎてる。 推敲しながら、泣くシーンじゃないのに、その先の展開を思って泣く始末。 落ち着いて。 いや、でも落ち着かなくていいの。 だって、私が楽しく読めればそれでいいから……自分が幸せならそれでいいから……。 そして、自分をもっと幸せにするべく、 「文庫本製本しよ」と決意しました。 なんせこの、推しの

          【執筆記】本気の製本の検討が楽しすぎる

          「針を置いたらあの海へ」これだけ手をかけると愛情が湧くもので、今後どうなるかに関わらず、脱稿したら私家版として文庫本にしようと思い立つ。いつか娘たちがそれと知らず手に取って、楽しんでくれたら百億点。

          「針を置いたらあの海へ」これだけ手をかけると愛情が湧くもので、今後どうなるかに関わらず、脱稿したら私家版として文庫本にしようと思い立つ。いつか娘たちがそれと知らず手に取って、楽しんでくれたら百億点。

          【雑感】オタクコンプレックス

          私には、本垢がございます。 いや、もはやどっちが本垢かよく分からないけれど。 バズもございます(自慢) 受賞したこともあるぞ? でも、分かってますさ。 これは、コンテンツの力だと。 扱っている芸能人の方々の人気による力だと。 しかしだ! 同じ方を扱った記事でも、ここまでスキを集めてるものはあんまりないんじゃないかい?! と主張したい。 とはいえ私の主張や自信と関係なく、こういうポジションは、note界隈では邪道でしょうな…… (オタクのフォロワーさんにはとても感謝

          【雑感】オタクコンプレックス

          創作大賞的タイトルの付け方(※個人の見解です)

          一旦公開した小説のタイトル、5回くらい変えた(ひどい)はい、またしてもコイツの話です。 タイトル2転3転どころか、4転5転しました。読者さん方一様に、 「あの、スティーク(ver.1)……?読みました」 「黄色は青の(ver.3)……?読みました」 と大困惑!! みんなー!!!殴っていいゾ〜!!! どうしてこうなった 1. テーマがぶれた 大改稿を経て、いやむしろそれ以前から、話やキャラクター造形の要素が多すぎるため、話のテーマがぶれていたのです。 要は「この話を一言

          創作大賞的タイトルの付け方(※個人の見解です)

          #創作大賞感想 「場になる」ということ

          ミーミーさんのエッセイ。 ミーミーさんには、「あの選択をしたから」同期生(?)として勝手な親近感をいだいています。 (斉藤ナミさん賞が、別アカウントの私の記事) 同コンテストのエントリー期間中ミーミーさんの記事を拝読して、 「わぁこの人絶対グランプリだわ」 と確信したことを覚えています。 さて今回の「誰かいる場所」は、ミーミーさんが学校司書をされていた頃のお話。 学校内のあらゆる人――授業で連れて来られた人も、図書室が貴重な居場所となる人、ほっと一息つける場所である人、が

          #創作大賞感想 「場になる」ということ

          【執筆記】メンタルが盛大に作品に侵略されている

          つぶやきですこし触れたのですが。 こちらの記事末尾で触れている、 ↑に、 10年前に死亡した、同じく浪人生の女子生徒が取り憑き、彼女の「都会の大学に合格して、この町を出たかった」という無念を晴らす……という話なのですが。 今は1500字くらいのプロット書けて、ちょっと整えたらもう本文書けるかな、まで来ている。 ホラー小説、ではあるけど青春小説7.5割な感じ。怖いけど切なく苦しい、という。 果たしてこれが、ホラー小説部門で求められている系統なのか(多分違う)。 でも、自分

          【執筆記】メンタルが盛大に作品に侵略されている

          陰鬱な19歳浪人生の話、プロット出来たぞおい…… 書くか?創作大賞に間に合わすか? <追記> 各出版社のホラー部門に対するコメント見たら、あー絶対求められてる感じじゃないわこれは、と心折れかける。創作大賞関係なく、ゆっくり仕上げてどこかに応募するか……

          陰鬱な19歳浪人生の話、プロット出来たぞおい…… 書くか?創作大賞に間に合わすか? <追記> 各出版社のホラー部門に対するコメント見たら、あー絶対求められてる感じじゃないわこれは、と心折れかける。創作大賞関係なく、ゆっくり仕上げてどこかに応募するか……

          【執筆記】わたしへ。読んでもらえる奇跡を感じろ? 他5本

          ひと記事になるボリュームはないけど、最近思ったこと色々を書き散らします。 1.毎作読んでくれる方がいるという奇跡をもっと感じるべき 私の書いた小説を全部読んでくれている読者さんは、推定20名。 (以前Xにアップした、ダウンロードでしか公開していない作品のダウンロード数から推定) 20名。 20名。 多すぎるだろ!!!!! だってさ、いきなり回覧板で10万字の小説が回ってきてもさ、読まないでしょう。 あるいは、本屋に行ったら村上春樹の新刊が無料配布されていたとしてさ、即

          【執筆記】わたしへ。読んでもらえる奇跡を感じろ? 他5本

          推敲と言う名の読み返し(ただ自作が好きだから読みたいだけ)をしているけど、急に「自分の文体」というものに疑問を抱く。短い一文を重ねるのが好きなんだけど、それってアリなのかな……いや、どう書こうと自由だからアリもナシもないんだけど。そしてこの文体、推敲シロがありすぎて収集つかない

          推敲と言う名の読み返し(ただ自作が好きだから読みたいだけ)をしているけど、急に「自分の文体」というものに疑問を抱く。短い一文を重ねるのが好きなんだけど、それってアリなのかな……いや、どう書こうと自由だからアリもナシもないんだけど。そしてこの文体、推敲シロがありすぎて収集つかない

          タイトル→「針を置いたらあの海へ」 本文→編み物あり&関門海峡 見出し画像→変更 いつ終わるのこれ。 だれかめちゃくちゃいいタイトル思いついたらこっそり教えてください。

          タイトル→「針を置いたらあの海へ」 本文→編み物あり&関門海峡 見出し画像→変更 いつ終わるのこれ。 だれかめちゃくちゃいいタイトル思いついたらこっそり教えてください。

          例のごとく夫と一時間の編集会議したんです。結果。 ・編み物要素は活かそう ・夫「BL、重くね……?」 ・夫「文学作品におけるトンネルは意味が重い。トンネル入る直前でENDではどう?」  私「読者ブチ切れるわ、エンタメ小説やぞ。メタファーとしての整合性よりストーリーライン重視じゃ」

          例のごとく夫と一時間の編集会議したんです。結果。 ・編み物要素は活かそう ・夫「BL、重くね……?」 ・夫「文学作品におけるトンネルは意味が重い。トンネル入る直前でENDではどう?」  私「読者ブチ切れるわ、エンタメ小説やぞ。メタファーとしての整合性よりストーリーライン重視じゃ」

          大改稿~11万5千字から7万字削って5万5千字足した話~

          タイトルで全部言っちゃうラノベスタイル。 私は以前、「創作大賞だからこそ公開改稿する」と宣言しましたが まさかここまでの大改稿になろうとは。 ここまでの大改稿が、一応(Webという)公の場でなされることは、あまりないのでは?と思い、その記録を残しておきたいと思います。 もうにっちもさっちもいかねぇ……こいつ(作品)が息を吹き返すことはあるのか…… そんなお気持ちの方に、参考になればいいなと思います。 ■ビフォーアフターがこちら まず、こちらをご覧いただきたい。 b

          大改稿~11万5千字から7万字削って5万5千字足した話~