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しょうしつ‐てん〔セウシツ‐〕【消失点】 遠近法や透視図法における、平行な直線群が集まる…
もうそろそろ、書いてもいいんじゃないか。 そう思って今、とうとうあとがきに着手しました。 …
高円寺から帰路について、19時ごろに、ニットカフェおよびたっちゃんさんの店からほど近い、…
バイトを初めて三ヶ月ちょっと経ち、季節の限定商品は、しっかりと焼き込んだリンゴのタルト…
朝目を覚ますと、家の中がやけに静かだった。朝のニュース番組の声が聞こえない。その分、窓…
うちのカフェは、十九時にもなれば、お客さんはほぼ、いや全く居なくなる。ばあちゃんのお友…
桜もすっかり散った頃、たっちゃんさんが 「遅くなったけど、レオのお誕生日と入学祝いでもしようか」 と、飯に誘ってくれた。お誕生日は揺るぎない、かつ過ぎた出来事だが、入学は不確定な未来の予定、どっちにしろ中途半端なお祝い会だ。 俺は、三月に十七歳になった。生徒手帳を持たない身になってもう八ヶ月経つ。相変わらず、元高校生フリーター未満という中途半端な立場で日々を謳歌している。でも、それももう残り五ヶ月だ。 俺は周囲の、というか、母さんばあちゃんたっちゃんさんという三人
フェアアイルを仕上げて旅に出ようと決意してからは、取り憑かれたように編んだ。秋口に編み…
旅行当日の朝、重たい荷物を抱えて、ばあちゃんのカフェ及び自宅及びたっちゃんさんの店の…
翌朝目を覚ますと、もう九時だった。中途半端に昼寝し、また、初めてたっちゃんさんの剥き出…
羽田空港の出発ロビーで、俺は、ポーン、ポーンという音を聴いていた。 この音聴くと、あ…