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キャリア採用第一号 としての私の想い【NTT Digitalでともに挑戦を vol.4 福田雅浩】

ブロックチェーンをはじめ、デジタル技術の社会実装を担う存在として2022年に誕生したNTT Digital。本当の意味でweb3を見つめ、人々に価値を届けるNTT Digitalではたらく意義や醍醐味、挑戦を後押しする環境の魅力などを伝えていく企画が「NTT Digitalでともに挑戦を」です。

今回登場するのは、株式会社NTT Digitalサービス開発部NFT担当の福田雅浩(ふくだまさひろ)。コンサルティング会社からの転職の経緯、担当する仕事、そして未来への想いなど多様な観点からせまってみました。



ビジネスを最後までやりきりたかった。成長したくて転職

【プロフィール】福田 雅浩
2014年コンサルティング会社に入社。官庁や大手企業のデジタル戦略策定やシステム導入の支援に従事。大手通信会社にてメタバース事業に関わった後、web3事業の立ち上げに携わる。NTT Digital設立に伴い参画。現在はウォレット、NFT領域を担当している。


最初に福田さんのお仕事について教えてください。

福田 雅浩(以下、福田):サービス開発部に所属し、ウォレット、NFTの事業企画を担っています。長く携わっていたDXと同様、新しい技術が既存の事業課題・社会課題をどのように解決するか、その視点が重要です。その視点がなければ、社会に対して大きな影響を与える取組みにはならないと考えています。

福田さんはコンサルタントからの転職であり、NTT Digitalのキャリア採用者第一号ということですが、なぜ転職を考え始めたのですか?

福田:コンサルタントとして約10年働き、システム導入のPMOから始まってデジタル戦略策定、そして新規事業開発と取り組んできましたが、そこで感じたのがコンサルタントは事業に最初から最後まで携わる機会が非常に稀だということです。

どういうことですか?

福田: 企画を起案し、合意形成を図り、サービスのリリースに向けてプロジェクトを推進していく。ただ、主体者はあくまでもクライアントであることが頭を離れず、本当のスタートであるサービス開始後から徐々に関与度が薄くなっていく。私の心持ちが間違っていたのかもしれませんが、高単価なことは間違いなく、そこがもどかしいなと感じていました。本当に自分がやりたいこと、目標を形にして、実際にユーザーに利用してもらい、その声を聴きつつ、一緒に成長して一緒に年老いていくみたいな歩みはコンサルタントでは難しい、と転職を考え始めたんです。約10年の短い経験のなかで幅広い領域に携わる中でさまざまな力を身につけてきましたが、これからの成長には一つのことを最初から最後までやりきることが必要だと考え、転職を決意しました。

なぜNTT Digitalに転職しようと考えたのですか?

福田:私の場合は、転職を決意してからNTT Digitalを選んだ訳ではありません。NTT Digitalで何かを成し遂げたい、今よりもその密度を上げるのであれば転職しよう、という考え方でした。注目されている領域であることもありますが、今の能力・年次ではなかなかできない経験ができると期待を持っていました。

実際はたらいてどう感じますか?

福田: NTTドコモグループのリソース、アセットも活用しながら、自由闊達にさまざまな挑戦ができる最高の環境だと感じています。他にはなかなかない環境だと思いますし、私自身、新たなスタートとして社会人になりたての頃の気持ちではたらいています。

ブロックチェーンをテクノロジーとして正しく活用する

仕事に取り組む中で大切にしているものはありますか?

福田:一番大切にしていることは、テクノロジーを正しく活用する姿勢です。ブロックチェーンは強力なテクノロジーであり、ユースケースである暗号資産には膨大な資金が流入しています。意図的であろうとなかろうとマネーロンダリングなどに悪用され、悪事に加担しうるものだと思っています。すべてのテクノロジーに正負両面があり、危険性をはらんでいることを認識し、社会にとって本当に価値のある実装をしていくには、倫理観や平衡感覚が欠かせないと考えています。

その意味ではNTTドコモグループだからこそという側面もありますか?

福田:はい。省庁とも関わりがあり、ユーザーからは安心、安全という認知をされているNTTドコモグループだからこそ任せていただけることがあると思っています。

背負っている看板や期待の大きさを感じた場面はありますか?

福田: イベントの出展などで大手企業の方から声をかけられたときですね。「NTTがこの領域に踏み込むのはすごいと思った!」というような声を聞くと、期待の大きさを感じますね。

本当に良い社会をつくりたい、そんなピュアな気持ちではたらける

はたらいて感じるNTT Digitalのカルチャーはいかがですか?

福田:すごくオープンで若手が活躍できる環境だというのは強く感じますね。一般的には生意気だなと思われるような対応の仕方をしても受け入れてくれる器の大きさがあり、年次よりも能力が重視されていると感じています。

福田さんはコンサルタント出身ですが、NTT Digitalはコンサルタントとしての業務経験やスキルをお持ちの方に向いていると思いますか?

福田:コンサルタントの能力というよりは、志やビジョンといった芯の部分で熱意を待っている方が向いていると思います。コンサルタントをやっているなかで何かもどかしさを感じていたり、殻を破りたいと思っていたりする方には合っているはずです。

そういう方に伝えたいことはありますか?

福田:学生時代に就職活動をしているとき、おそらく多くの方が本当に良い社会をつくりたいとか、社会課題を解決するんだとか、そのようなピュアな気持ちを持っていたと思うんです。その気持ちは、社会の荒波にもまれて擦り減っていくと思うのですが、もう一度、その気持ちを取り戻しませんかって伝えたいですね。そういう気持ちのままはたらけるのがNTT Digitalだと思います。

五感や感情が刺激される充実した毎日を過ごせている

仕事以外の過ごし方を教えてください。

福田:バスケットボール観戦にはまっていて、平日の夜にホーム試合があるときは18時で仕事を切り上げて応援にいっています。声が枯れているときには「昨日、試合だったんだな」と思ってもらえればと(笑)。土日の考え方もコンサルタント時代とは変わりましたね。昔は平日に仕事が残ったときの予備日という感じだったのですが、今は土日ははたらかないようにしていますし、平日のためのリフレッシュの日という位置づけになっています。

バスケットボールは、福田さんの心を掴んだんですね。

福田:選手が試合の勝敗に人生を捧げている姿は率直に心を打たれるものがあります。コロナ禍でドイツ文化相が、文化は「生命の維持に必要不可欠な存在だ」というコメントを発していましたが、スポーツを含め文化的な価値がQOLを上げていくのだと思っています。個人的にはそのような領域、特にスポーツの領域にお金が流れていくような仕掛けをつくれたらと考えています。

NTT Digitalでいいなと思う制度はありますか?

福田:自分は経験がないのですが、副業が可能なのは制度としていいことだなと思っています。副業によって本業ではつながれない人たちとのリレーションができ、それが本業に還元されるケースもあるのではと。NTT Digitalの取り組み自体がインフラであり、その上に乗るサービスは多岐にわたることからも、そういうつながりは大事だと思っています。

確固たる意志を持った人とはたらきたい

いろいろお話をお聞きしましたが、最後に福田さんの未来への思いをお伺いできますか?

福田: NTT Digitalで私がやりたいことは、後輩の受け売りですが、「正直ものが馬鹿を見ない世界」です。一人ひとりが生み出した価値に対して適切な対価があるべきだと思いますし、適切な対価を受け取れる世界をトークナイゼーションなどを通して生み出していければと考えています。

これからの仲間に向けたメッセージもお願いします

福田: 確固たる意志を持った人とはたらきたいです。正解のない世界には、深い思慮に裏付けられた意志が必要です。事業を進めていく中で思うのは、結局のところ事業を生み出していくのは一人ひとりということ。一人ひとりの力量によって事業の進捗度は大きく変わります。意志を持ち、前に推し進めていくそんな方とはたらけたら嬉しいですね。

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