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【マンガ感想】ウィッチウォッチがアンケ1位とか【 12号前編/22年週刊少年ジャンプ】

今回ウィッチウォッチめっちゃ面白かったです。アンケ1位
地球の子がインパクトも技術も良かったです。アンケ2位
Dr.STONEが前回の疑問をしっかり解決してくれる内容でした。アンケ3位

掲載順に感想。星5個くらいを満点としてざっくり評価。
星の目安は以下。
星1:下手い。
星2:悪くはない。このレベルなら満足。
星3:良い。このレベルなら嬉しい。
星4:非常に上手い。
星5:神。


地球の子(1話) -★★★★

===あらすじ====================
ヒーロー「地球の子」
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面白かったです。インパクトが強いですけど、なかなか他の要素も良かったです。

最近は瞳で遊ぶのが流行りなんでしょうかね?

神海英雄「地球の子」(「週刊少年ジャンプ」12号、集英社、2022年)30項。

いくつかの作品で見る瞳描写です。割と面白いですよね。
気持ち悪く見えない範囲ならアリだと思います。

二人の恋愛もエモくって良かったです。

神海英雄「地球の子」(「週刊少年ジャンプ」12号、集英社、2022年)44項。

エモすぎかよ。
ページを捲った時のビックリしている表情のインパクトも良いし、かれりさんの恥ずかしがっている表情も良い。

手を繋ぐんじゃなく、指を触るのもエモの波動が凄い。

あと、パースも使っていて良いです。

神海英雄「地球の子」(「週刊少年ジャンプ」12号、集英社、2022年)31項。

これすぐ隣に座っているんですよ?

神海英雄「地球の子」(「週刊少年ジャンプ」12号、集英社、2022年)30項。

二人でコーヒー飲んでいるわけですから当然ですけど、ちゃんと隣に座っていますね。
魚眼パースを使ったとしても上の画像のようにはなりません。

これは、セリフにもある通りかれりさんが佐和田くんと距離を取るための言葉です。
その遠ざけたい気持ちを表しているんですね。
実際に離れているわけじゃないけど離れているかのように描いています。
現実の描写(距離)じゃないですよ、という説明のためにぱっと見で違和感に気づく魚眼パースを使っています

言語で語順を変えて意味が違いますよ、とやるのと非常に似ていて特殊パースの非常に巧みな使い方だと思います。

ラストの展開も衝撃でしたし、どんな物語になるのか気になります。
次回は子供が中学生か高校生くらいになっているでしょうかね?
そのくらいのスピード感覚が欲しいです。

今回の地球の子第1話は、かれりさんのキャラ立てかと思いながら読んでいましたが、まさかの展開でした。
これ自体はあかね噺と似ていますね。

違うのは誰が主人公か明かさずに上手く第一話を展開していったこと。
だから読んだ時の衝撃が一段と強くなっています。
あかね噺は初めからあかねが主人公と分かるようになっていたので、破門にはビックリしましたけど、そもそも父親への注目度が違います。

主人公だと思っていた人間が死ぬインパクトを上手く描けていました。
小説で言う叙述トリックに近い要素でしょうか?
良かったです。

あかね噺と同じく、2話目が正念場になるでしょうね。


この地球の子を描いた神海先生、どんな作品を描かれているかご存知でしょうか?

打ち切りマンガとして有名なライトウイングの作者です。

そのあとソウルキャッチャーズ(全11巻)を連載されています。

私のイメージは能力バトルものをやっている先生で、ぶっ飛んだ表現が面白いです。

今回スポーツでも吹奏楽でも無く、純粋なヒーロー物みたいですからどういう面白さが出るのか楽しみ半分、不安半分という所です。
でも第一話は素晴らしかったと思います。

アンケ2位。


呪術廻戦(175話)-★

===あらすじ====================
ゴキブリとチュー
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チューしたらリカが怒りそうですけど、その辺ってどうなんでしょう。

ゴキブリとか関係なくワクワクしないバトルだったので珍しく星1。
呪術で星1付けたのは初めてかもしれませんね。


僕のヒーローアカデミア(344話) -★★

===あらすじ====================
面白い
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面白いけど、最後のハコが黒霧の中に進んでいくコマが究極に分かりにくかったので、星2。

堀越耕平「僕のヒーローアカデミア」(「週刊少年ジャンプ」12号、集英社、2022年)109項。

堀越先生ならもう少し何とかなった気がする。
あと、この程度じゃどうにもならんでしょ感を流石に感じました。

来週OFA含めて素直分断されてたらどうしよう。


サカモトデイズ(59話)-★★★★

===あらすじ====================
はぇ~
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面白いです。
戦いについて来れなくなったシンですが、能力的には凄く格好良いですよね。

今回勉強になったのは、シンが心を読んだ描写が一切ない事です。
これは凄い。
相手の思考を読んでいる事をセリフで説明していないんです。
ちょっと考えられないです。
もちろん理解しにくく成るからですね。

でも、シンの能力は読者なら知っているし、それを使うだろうと予想できる場面です。だから成り立っているんだと思います。

靴ナイフくんの思考が描写されるだけで、シンはしゃべらず思考も描写されません。
以前ロボコで心を読むキャラが居てセリフが多くなっちゃったときにサカモトデイズはどうしてるんだろう?と疑問に思ったことがあります。

次元が違った。こっちは相手に考えさせて、心を読んでいるのは当然だと分かるようにバトルを展開する。上手すぎか。
文字が少ない!すごい!!


ブラッククローバー(324話)-★

===あらすじ====================
ヤミ
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ヤミ・アスタ・ユノ
さいきょう


あかね噺(2話)-★★

===あらすじ====================
不安になる第2話
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大丈夫なんだろうか…。
センターカラーの第2話で、あかねのキャラ立てや魅力を期待していました。
セリフを要約すると「真打になる」だけです。
大丈夫なのかな?

お父さんが落語を辞めて良かったね、という話はすごく良かったんです。
でもこれ10話でも30話でも出来ますよね。
私は今のあかねをたくさん知りたかったです。

師匠の家で話してないで、現場行って巻いた方が良かったような気がします。今回は説明ばかりで、少年には辛い話だったと思います。
こういう展開で少年にも読ませるにはおっぱいです。
怪獣8号ではやってましたね(感想記事)。

冗談はさておき、あかねスゴイ!が第2話にも無いのはヤバい予感しかしないです。
マンガ的に映えにくい落語でどこまでファンを掴めるか。


Dr. STONE(230話) -★★★★

===あらすじ====================
ちゃんとしてる
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稲垣理一郎・Boichi「Dr. STONE」(「週刊少年ジャンプ」12号、集英社、2022年)184項。

私を含め多くの読者の疑問だった石化について千空が突っ込んでくれました
流石です。ちゃんとしてる。

そして「お前ら人類が思ったよりバカだったからだよ」というのも納得の落としどころ。
こういう設定は作った者勝ちですね。

次号から2号連続カラーみたいです。
次回が表紙&巻頭らしいので、次々回はセンターカラーかな?
センターカラーで最終回ってこともあるんでしょうかね?

アンケ3位。


PPPPPP(21話)-★

===あらすじ====================
悲しいね
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フルスさんの語りでした。
こういう心情描写をドンドンやってドラマを作っていって欲しいですね。


夜桜さんちの大作戦(91話) -★★

===あらすじ====================
凶一郎
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シリアスバトルの一話目。

メタ読みしてみます。
まず太陽たちが戦って凶一郎とかが助っ人に来る展開を考えてみましょう。
良いところを凶一郎が持って行ってしまいますよね。
確かに長男で強いのでそれも納得なんですけど、読者としては太陽の格好良い絵が見たいです。

それを解決するために今回は強キャラの恭一郎から突撃して、相手の強さを格上げする展開を選択したのかな?と思いました。
これなら助っ人に来る太陽たちに花を持たせることが出来ます。

違ったらウケる。


アオのハコ(41話) -★★★

===あらすじ====================
「下心あるのに隠して一緒に生活される方が
 キモくない?」
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針生先輩が負ける時に正面の球に反応出来ていないのは、地味に良い。
正面ですら反応できないほどの体力の限界で、相手の方が上だとしっかり分かります。
スポーツマンガも全然描けそうですよね。

そして大喜へ話は移ります。

三浦糀「アオのハコ」(「週刊少年ジャンプ」12号、集英社、2022年)254項。

破壊力がありすぎるwww。

これ読んだ中高生の間で流行る事間違いなしですw。
ここでの意味と少し違うんですけど、一人でやってるという意味で壁打ちという表現は面白い。


ウィッチウォッチ(50話)-★★★★★

===あらすじ====================
デニム道
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めっちゃ面白かったです。

篠原健太「ウィッチウォッチ」(「週刊少年ジャンプ」12号、集英社、2022年)260項。

このモリヒトのテンションの高さとかアツさも、所々ウザいおじさんみたいになってる所とかも全部面白かったです。

こういうテーマを決めた1話完結のギャグ割とやっている印象ですけど、テーマ次第で刺さるか結構変わります。

私には今回めちゃくちゃ刺さりました。
面白かったです。

最後に100万のデニムを目の前にしてしれっと今までの話をひっくり返してるのも篠原先生らしくて良かったです。

アンケ1位。
信者らしく星5神。


なかじめ

今回は短縮版です。
それでも4000字なんですけど、どうしてもELDEN RINGがプレイしたいので簡単にしました。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
後編もよろしくお願いします!


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