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【マンガ感想】アオのハコがやったとか【14前編/22年週刊少年ジャンプ】

アオのハコがとんでもないカードを切ってきましたアンケ2位。
ドロンドロロンに応援票でアンケ3位。
他にも面白い作品だらけでした。

掲載順に感想。星5個くらいを満点としてざっくり評価。
星の目安は以下。
星1:下手い。
星2:悪くはない。このレベルなら満足。
星3:良い。このレベルなら嬉しい。
星4:非常に上手い。
星5:神。


地球の子(3話) -★★

===あらすじ====================
設定が荒い
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生きているか不明(生きている)展開でした。
これ自体は良いですね。物語は本当に面白いです。

しかし、基地に入る前にバーを通ったり、やたら地下にあったりしてその設定本当に要るのか?と思ったりもしました。
そんな設定正直いつでも補足できる程度の設定ですし、物語が続いた時も活かせることの少ないものなのでばっさりカットした方が好みです。
片桐一派と佐和田家のドラマに集中して欲しかったですね。

片桐というのは前回家に来た人です。
片桐・マッケンジー・悠真さんは日本支局長だったみたいです。それなら独断で記憶を消さない事にした権限は有りそうです。
ここは良いと思います。

作画でも気になる部分がありました。

神海英雄「地球の子」(「週刊少年ジャンプ」14号、集英社、2022年)259項。

片桐一派と佐和田家のドラマの中心でこの決め顔です。
もうちょっとなんかこう。なんとか成らなかったのか。
これが第3話ということを考えると不穏な気持ちになってきますね。
第3話までは事前に用意できるはずなのでキメて欲しかったです。

物語のプロットは非常に上手くて引き込まれるだけにもったいない印象です。
細かい設定も、画力も。

ここまで読んで楽しかったし、色々引き込まれました。
次回から赤さんが成長時点に場面が飛びそうです。

でも、こういう展開だったら佐和田くんよりも新たな地球の子から物語を始めた方が良かったように思います。
ある程度成長した「地球の子 まもる」の好感度を上げる3話を開始時にやって、この衛を育てた佐和田くんと元地球の子 かれりさんを回想でやることで物語に深みが出ます。そういうパターンも気になります。

次回成長した場面に飛ばずに、子育て編をやるようだったら本作のパターンをやる意味がありそうです。神海先生の選択を見守りましょう。

面白いけど、もう一歩を感じるので一旦星2。


アオのハコ(43話) -★★★★★

===あらすじ====================
タイトル「どういう文脈?」
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この物語で1度きりのカードを切ってきました。

三浦糀「アオのハコ」(「週刊少年ジャンプ」14号、集英社、2022年)288, 289項。

千夏のプレッシャーなんかを描写してこのまま部活編をやるのかな?と読者に思わせてからの雛の告白です。
ホントに読者をもてあそぶのが上手い。
最高です。

こういうストレートでピュアな告白がアオのハコと雛には似合います。
流石に「キムチ」とかの聞き間違えは無いように思います。
次回センターカラーみたいなので余計に。もし聞き間違えをやる先生ならセンターカラーで告白→次回ネタばらしの順序になるので流石にね。

あと、エモさを上げているのが事前の展開。

三浦糀「アオのハコ」(「週刊少年ジャンプ」14号、集英社、2022年)282項。

靴飛ばしで負けたら罰ゲームね!
とやってわざと負ける展開です。
大喜も読者も「え?」となって引き込まれます。

三浦先生ホントに上手い。

次回センターカラーでの大喜に注目ですね!
千夏先輩一直線なのであっさり断られたら悲しすぎるのでどういう展開に持って行くのか気になります。
当然の星5。アンケ2位。


PPPPPP(23話)-★★★

===あらすじ====================
タイトル「夜空に希望」
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タイトルの夜空はフルスさんのことですね。

ちゃんと心情描写をやるようになってきただけに惜しいです。
主要キャラのキャラ立てイベントは終わっちゃってるのでね。
キャラ立ての後悔は無かった事にして前に進めればワンチャンありそうです。

フルスさんがピアニストでは無く裏方に回る展開はちょっと予想外でした。

ラッキーの技術不足で表現出来ない事が、掴もうとして霧のように消える展開はシナジーがあって良かったので星3。


夜桜さんちの大作戦(120話) -★★★

===あらすじ====================
タイトル「拒絶」
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え?やっちゃった!?
敵はやっつけられたように見えました。
そして凶一郎も消えた。
てっきりカマセ役だと思ってたから予想外の展開です!!

これは凶一郎がラスボスに成り代わる展開もありそうです。
そしてめっちゃ面白そう。

マンガが上手い。


高校生家族(76話)-★★★★

===あらすじ====================
学校お泊り2
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おもろいやんwww
最後の顔よw

仲間りょう「高校生家族」(「週刊少年ジャンプ」14号、集英社、2022年)361項。

前半も普通に面白かったですけど、後半の展開がヤバい。

不倫っぽく展開させてからの「バーチャルアマゾネス」ネタwww
そして何故か渡辺さんがノリノリwww

本人ぽかーん( ゚д゚)www

テンポが最高でした。


逃げ上手の若君(53話) -★★★

===あらすじ====================
敵の動き
=============================

内容はまあ普通でした。

良かったのは魅魔のパパ。佐々木道誉。
表情が読めずに顔が真っ黒に見えるキャラクタです。

普通なら一番見せたいのが表情ですが、敢えて見せないというキャラクタ。
ここまでなら面白いな程度です。

松井優征「逃げ上手の若君」(「週刊少年ジャンプ」14号、集英社、2022年)366項。

問題は、陽に照らされても顔が黒くて表情が読めない描写です。
マンガ的で良いぶっ飛び方ですね。
現実に顔が黒い訳でも無いし、顔が黒く見えた本人が見た構図でも無いのに真っ黒ですw。

流石は松井先生です。
こういうキャラクタの作り方や見せ方、紹介済みのキャラクタとの関連性などいちいち上手いです。


マッシュル(99話) -★

===あらすじ====================
気がすすみませんねぇ
弱い者イジメは………
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パパ出しておいて弱そうな奴が乱入って展開は、今のジャンプの戦いにはついて来れないでしょう。


ブラッククローバー(325話)-★

===あらすじ====================
味がしない。
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次回辺りはちょっと面白そう。


あやかしトライアングル(82話)-★★

===あらすじ====================
シロガネ回
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祭里がちゃんと可愛いのも良かったですし、本編のツッコミ猫も良かったです。

冒頭に妖の王の回想を入れるけど一回いつもの破廉恥路線を読ませる流れが秀逸です。
そして後半に回収すると。
よく見る流れなんですけど、自然だし上手いです。

最後のオチもツッコミ猫としても復活していてお後がよろしい様で。という感じ。
読後感も良く、良い味変でした。


ドロンドロロン(13話) -★★★★

===あらすじ====================
冨田トウマ
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トウマとの因縁とキャラ立て。

トウマとの過去回想はたった4ページと1コマなんですけど、因縁や関係性が分かりやすくて凄く良かったです。
過去作品から探すなら幽遊白書の桑原みたいですね!
そしてアツいキャラクタも好みです。

そしてトウマとの実力が逆転していて驚く両者。
そこから妖力についての説明に入ります。めっちゃ自然。

ハンタの念みたいな妖力の説明もしました。

大須賀玄「ドロンドロロン」(「週刊少年ジャンプ」14号、集英社、2022年)452項。

こういう設定説明はあっても無くても良いですけど、今回はこの後に上手い展開がありました。

大須賀玄「ドロンドロロン」(「週刊少年ジャンプ」14号、集英社、2022年)455項。

侍が刀にまとわせるの逆で、クサナギがドラにまとわせる事で解決だよね!
めっちゃ上手いです。
その後のトウマにリアクションさせるのも分かりやすくなって良いですし、雲林院さんに解説させるのも説得力があって素晴らしい。
妖力ゼロのドラだからこその技だと。

この1話単位での完成度の高さやシナジーも良いんですけど、なにより主人公がドラであることの必然性が示せた事が凄いと思います。
連載前からこの辺までは設定を作り込んでいたみたいですね!
流石です、大須賀先生。

とんでもない面白さがあったわけではありませんけど、設定を上手く作って話を回せている点も良かったですし、しれっと新キャラを出せている点も良いです。
順位がドベ3だったこともあって応援のアンケ3位

欲を言えば、コマ割りを斜めに出来そうだったので斜めにしてドラを大きく描いて欲しかった気持ちもあります。

コマ割りについての妄想

自分で描いてみて分かりましたけど、思ったより変わらないですねw
どっちでも良いと思います。


アヤシモン(14話)-★★

===あらすじ====================
面白いとは思うんだけどなあ
=============================

内容は面白かったです。
しかし順位はドベ2。

賀来ゆうじ「アヤシモン」(「週刊少年ジャンプ」14号、集英社、2022年)470, 471項。

この見開きもめちゃくちゃ良くて人気漫画でもおかしくないと思うんですけどねえ。
他のマンガもめちゃくちゃ面白い分、一度順位が落ちると難しいのかもしれません。

構図の面でちょっと分かりにくかったところがあったと思ったんですけど読み返して見るとそうでも無かったです。

むしろ作画コストを減らそうという努力の跡が見えて、キツイ状況と戦っている事も伝わります。
次回面を付けるみたいですから、そこにも期待です。


守れ!しゅごまる(14話) -★★

===あらすじ====================
コント始まった
=============================

なんかセットとか使ってコントをやりました。
ぶっ飛んでて良いと思います。

マナー講座始まったと思ったらなぎさが突っ込んでくれて良かったです。


そういえば第一話の青年フォルム見てないですね。

伊原大貴「守れ!しゅごまる」(「週刊少年ジャンプ」51号、集英社、2021年)43項。

ギャグだけで人気が取れそうだったから出すのを辞めたのか、これから使うのか。

今回の引きがやけに真剣だったので、こんなのを思い出しました。


目次コメント

・Dr. STONE(Boichi先生)
・Dr. STONE(稲垣先生)

ジャスト5年間。応援ありがとうございました!もうちょっとだけ続くんじゃ?<理一郎>
私の心の中のDr.STONEは続きます。そして、ジャンプで新作も必ずやりたいです!<Boichi>

連載お疲れさまでした。
そして、次回作楽しみにしております!

・アヤシモン(賀来先生)

良い目次コメントの条件は何であるか小一時間考え始めて本日は答え至らず

いい加減コメント欲しいですね。
人となりが分かると推せることもあると思うので、色々教えて欲しいですね。


さいごに

今回は面白い作品だらけでした。Dr.STONEが最終回だったわけですけどアンケに入れる枠が無かったです。
他にもヒロアカも面白いし、ロボコも良かった。読切のNOA第9号機も。
後編にはアオのハコがやってくれてます。

迷った結果、これからの作品にアンケを入れようと考えて推し+アオのハコになりました。

PPPPPPも順位も良くなってきましたし、心情描写も増えました。一時的なブームでなく固定票が入っているかもしれませんね。
ドラマの作り方もドンドン上手くなるでしょうから、化けるかもしれません。

本当に面白い作品ばかりです。

この中から打ち切りを決めるわけですから厳しい世界ですね。
こういう厳しさから本誌至上主義的な考えを持っていたりもしました。
でも最近のジャンプ+の勢いを見ていると本誌を喰うマンガがドンドン出てきています。
案外本誌以外にもすごい作家・作品が存在しているので、自分の常識は古いなあなんて思ったりもしています。

打ち切られる作品も出来る限りたくさんジャンプ+に移行してほしいですね。そこから再ブームみたいな形で復活することもありそうです。
無料で見れるというのが偉大ですよね。


本誌に話を戻すと、おそらくそろそろ(今月末~来月頭くらい?)には連載終了作品が決まります。
推しがある方は毎週アンケに入れましょうね!

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!
来週もよろしくお願いします!!

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