no14 : Small Circle of Friends presents 『detective TAKEI FUMIRA. / music & his story』 歌うストーリーテリング。
そろそろの「そろ」が近づいてきました。
noteという形で、今まで聴いたことのないみんなへ『Takei Fumira.』って何者?を紹介する予定だったんだけど、まあ予定なんてものは三日坊主と似ている(言い訳)タケイくんも私たちのいない間に身の上を話し、面白い場になってたよね。かな?
どこまで、彼のことを伝えられたかは疑問だけど「Small Circle of Friends」のSTUDIO75から繰り出す音が『タケイフミラ.』という彼を介するとまた違った音に変化する様が興味として伝わればOKだったのです。
だからアルバムを作る上で「サウンドノベル」という言葉は、「タケイフミラ.」を語る上で言い得て妙な言葉です。
音楽小説的感覚の「サウンドノベル」間違いではないようだけど、実際はゲームから始まった言葉、登録商法でもあるらしい(だからコレここに書くときも実は©️つけたり、viaつけたり、出典つけたりしなきゃいけないね)。
実際、beat作りから始まる音楽制作作業も、「タケイフミラ.」に限っては映画のように脚本から始まりプロデュースやディレクター....要は「ストーリーテリング」ということが大きく関わってくる。
この連載でSmall Circle of Friendsの「太陽」のことでお話ししたけれど、コンセプトアルバムとは少し違った視点が必要だったんだよね。
と書いているとグダグダと、作るまでに時間がかかるようだし、なんだか「大袈裟」だけど、まあパラパラ漫画を描くよに、途中で少し脱線した方が面白かったりする。
だけど行きつ戻りつ、物語や一話二話と進んでいくように1曲、2曲、イメージと音を一緒に進める。
ある程度、曲ありきで始めた方が早そうだけど、それじゃやっぱりイマジネーションとして想像上の何かは浮かんでは来ない。サウンドトラックとはよく言ったものだと思います。
登場人物と、タケイくんが絡み合う様を興味深く楽しんでもらえるかな。映画や小説、物語あるものはたぶん人それぞれ、解釈なんて違うんだと思うから「こんな風に思って!」とかじゃなくて、「思うように感じたように」でOKです。ぜひSNSなんかで「#タケイフミラ.」つけて思ったこと感じたことを教えてください。そんなことの方が興味津々。
私たちには待望のアルバムジャケット上がってきました。今回ももちろんSmall Circle of FriendsやSTUDIO75と同じ、そして前回の1stと同じ櫻田デザイン。イラストも画家「宮永りさ」です。そりゃ面白いことになっています。
Small Circle of Friendsのアルバム発売の時でさえ、こんなに発売前からアルバムのことについて掘り下げ振り返り、みんなに話すなんてなかったけれど他人事のように書いているのは楽しい。
彼の12年の音の連なりを私たちですくい取り、つなぎ合わせ、磨き、形造った。そのことがつまりは物語の塊となり、しかも音でもって表現したのです。まさに、「ストーリーテリング」だね。
最初で最後の(たぶん)75Recordsのアーティストです。これからもどんな展開になっていくのだろう。「探偵タケイフミラ.」。
何より、私たちが楽しみ。
そろそろの、「そろ」です。
なんだかさ、発表〜とか公開〜〜とか解禁〜〜〜〜とかタケイくんが嫌がりそうなんで、『そろそろ〜〜〜っ』と出すよ。
そろそろ〜〜〜とね。
では、また。