"留学プログラムで学んだこと"(後編)
東北大学 サイエンス・アンバサダー（SA）のこまこです！
今日は引き続き、留学プログラムで学んだことについてお話したいと思います(^^)/
前編では、東北大の留学プログラムや留学経験者のSAが留学前に不安に感じていたことについてリアルにお伝えしました（まだ見ていない方は、ぜひ前編からご覧ください！）。
そこで今回は、留学前に抱いていた不安がどうなったか？そして、実際留学に行ってよかったか？何を学び、どのように今に生かしているか？などついてお聞きしました。
すごく前向きになるSAたちの声をたくさん聞くことができたので、是非ご覧ください(^^♪
留学経験者の声
Q3. 留学に参加してよかったか？
留学に参加してよかったか？という質問には、アンケートに答えてくれた9名全員がYesと答えてくれました。不安はあったものの、皆さん留学を決断してよかった！と思っているようでした。
次に、具体的にどのような点に留学に参加してよかったと感じるのか、お聞きしました。
・現地の文化、風土などの知識を学ぶことができた(9票)
・その後の人生設計(さらに留学に行きたい！将来は海外で働きたい！など)が変わった(6票)
・英語でのコミュニケーション力がアップした(5票)
・就職活動、研究生活において役に立った(2票)
その他にも
・1か月だったので英語がペラペラとはいかなかったが、苦手意識はだいぶ無くなった。これをきっかけに博士への進学を決め、長期留学につなげようと思った。
・現地の若手研究者らと交流することで、モチベーションの向上につながった。その人の生活や環境すべてを総合してリアルに感じることで、自分と何が異なるか、どうすれば自分も頑張っていけるか、など自分を顧みる経験となった。
といった声が聞かれました。
留学前に現地の生活やコミュニケーションになじめるか不安‥と思っていたSAも、現地の知識を学んだり、留学の生活を通して英語に対する抵抗がなくなったという声を聞くことができました。
その上で、留学経験をその後の学生生活や就職活動につなげているSAが多いようです！
私にとっても、留学が人生における転機になったと強く感じています。今ある環境から一歩外に出て、様々な文化、価値観に触れたことで、価値観が大きく変わったからです。この時培った経験や価値観は、今でもモチベーションの根底にあると感じます。
Q4. 留学経験がその後の学校生活や人生設計において役に立っていると感じる？
アンケートに答えてくれた9名全員が役に立っていると感じる、と答えてくれました！
その中で具体的には、留学経験で学んだことや得た自信が次のような様々な面で役に立っているようです。
＜自己理解、視野の変化＞
・視野が広がって、自分を客観視できるようになった。自己理解が深まったと感じる。
・さまざまな生活が見えてきて、未来への選択肢が広がり、物事を考える面も全面的になった。
＜将来設計の変化＞
・将来は海外で仕事をしたいと考えるようになった。
・海外で過ごせたということ自体が自信になり、大学院での長期留学を検討するきっかけになった。日本以外の選択肢を考えられるようになった。
＜国際交流への意識の変化＞
・海外留学や国際交流への抵抗がなくなり自信になったことで、研究室の留学生との交流や海外グループとの共同研究などで物怖じせず、積極的に交流するようになった。
・現地で仲良くなった外国の友達と今でも連絡をとったり、研究の話をしたりする機会があって充実している。
私も、留学で培ったモチベーションが大学院の研究活動や就職活動でとても役に立ったと強く感じます。周りのレベルの高さに触発され、自分に何が足りないのかという自己理解につながっただけでなく、将来は海外で働いてみたい…！という卒業後の目標にもつながりました！
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いかがだったでしょうか？
今回は、様々な研究科に所属するSAへお話を伺いました。
バックグラウンドも学年も異なりますが、皆さん留学後、とりわけ大学院での研究活動やその後の人生設計においても、留学経験が生きているという声を聞くことができました！
留学に参加するか迷っている、踏み出せない…という方々の一助となればうれしいです(^^)/(^^)/
記事へのコメントやSAへの質問は、いつでもこちらのフォームよりお待ちしております。
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編集後記
今年度もあっという間ですね～
私は今年で卒業なので、ラスト仙台満喫しようと画策中です！
やっぱり海鮮がおいしいですね、あとはスキー、温泉などなど‥。
早く修論を終わらせて、楽しみたいものです！
東北大学サイエンス・アンバサダー(旧サイエンス・エンジェル)
次世代の研究者を目指す中高校生に「こんな女性研究者もいるんだ！」「科学って楽しい！」という思いを伝えるため、2006年に結成。年度毎に学内で公募され、総長に任命された 東北大学の自然科学系10部局に所属する女子大学院生が、中学・高校での出張セミナーや科学イベントで科学の魅力と研究のおもしろさを伝えている。2021年度より、自然科学に加え人文・社会科学も含めた科学分野としての活動がスタート。メンバーは宇宙・自然・ロボット・環境・ヒトや動物の身体のしくみなど、それぞれの専門分野で日々研究中。2022年度より、サイエンス・アンバサダーへ名称が変更。
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