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"留学プログラムで学んだこと"(前編)

東北大学 サイエンス・アンバサダー(SA)のこまこです!
今日は、留学プログラムで学んだことについてお話したいと思います(^^)/

最近東北大学でもコロナウイルスの影響で中止されていた留学プログラムが復活したり、大学院では国際学会が現地で開催されるケースが多くなっているようです。

そこで、私自身やSAの皆さんの留学経験について前・後編に分けて紹介できればと思います!
今後留学を検討している方々に届けばうれしいです!


東北大学の留学プログラムについて

はじめに東北大で実施されている留学プログラムについて簡単にご紹介します。
大きく分けて

〇短期留学(3か月未満)
・SAP(スタディアブロードプログラム)
・FL(ファカルティレッドプログラム)
・ショートプログラム、海外体験プログラム

〇長期留学(三か月以上)
・交換留学プログラム

などが挙げられます。

私もFLプログラムに参加した経験がありますが、東北大はかなり留学プログラムの種類、期間、目的など幅広い観点で充実していると感じます!
各プログラムの詳細や参加者の体験記などは東北大学グローバルラーニングセンターのHPをご覧ください!


留学経験者の声

それでは上記の留学プログラムに参加したSAのアンケート結果(9名)をご紹介します!

Q1. 留学プログラムに参加した学年は?


学部1、 2年生が多いです。

学年が上がるにつれ実習や実験など進級に関わる授業が増えるので、特に長期留学の際は注意が必要かと思います。私も学部3年から進級に関わる実験があるので、学部2年の夏、冬にそれぞれFLプログラム(カナダ、ロシア)に参加しました。授業が忙しくなるこの時期に行ってよかったと思っています。
この点に関しては、学科ごとに進級等の制度が異なるので、各学科の教務課に確認することをお勧めします!


Q2. 留学を決めたきっかけは(複数回答可)?

今後の研究生活やさらなる留学への準備としてプログラムに参加したという意見が一番多いという結果になりました。語学力向上だけでなく、その先のビジョンを見据えていたメンバーが多いようです!
私が参加したFLプログラムは、「英語”を”学ぶ」でなく、「英語”で”学ぶ」ことを目的に据えています。単なる語学留学でなく、英語を媒介としてその国の文化、風土を学びたいと考えたことがきっかけでした。


Q3. 留学にあたって不安があった?

とはいえ、見慣れない国、環境に飛び込むことに不安を感じていた人も多いのでは?
そう思い、留学にあたって不安を感じていたか聞いてみたところ、全員がYesと答えてくれました。
具体的に留学前に抱いていた不安について聞いてみたところ‥

・語学が堪能でないため、研究についていけるかという不安
・親元を離れて過ごすこと、ホストファミリーと仲良くできるか不安だった
・海外の生活になじめず、英語での意思疎通がうまくいくかという不安
・食事が口に合うかどうかや衛生面
・治安、知り合いがいない、現地での生活がイメージ出来なかった

語学力や現地の人々との意思疎通への不安が目立ちますが、それ以外にも食事や安全面など海外での暮らしに関する不安も挙げられました。

私自身も初めての海外でもあって、参加を志した時点では参加推奨の語学基準として定められているTOEFLの点数を満たしていなかったので、参加を諦めようかと思いました。ただ、そこから必死に勉強して参加基準に満たしたことで自信がつき、参加に踏み切ることができました!

留学にあたって様々な不安を感じると思いますが、それを乗り越えた先にはすばらしい出会い・経験が待っているはず!

後編では、留学経験についてより具体的によかったこと・学んだことについて紹介します!お楽しみに!


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記事へのコメントやSAへの質問は、いつでもこちらのフォームよりお待ちしております。

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編集後記


記事の執筆にあたって留学の時の写真を見返していると、なんだかとってもエモくなりました笑
留学は出会いがたくさんあることも大きな魅力の一つですね!(こまこ)

東北大学サイエンス・アンバサダー(旧サイエンス・エンジェル)
次世代の研究者を目指す中高校生に「こんな女性研究者もいるんだ!」「科学って楽しい!」という思いを伝えるため、2006年に結成。年度毎に学内で公募され、総長に任命された 東北大学の自然科学系10部局に所属する女子大学院生が、中学・高校での出張セミナーや科学イベントで科学の魅力と研究のおもしろさを伝えている。2021年度より、自然科学に加え人文・社会科学も含めた科学分野としての活動がスタート。メンバーは宇宙・自然・ロボット・環境・ヒトや動物の身体のしくみなど、それぞれの専門分野で日々研究中。2022年度より、サイエンス・アンバサダーへ名称が変更。

#東北大学 #留学 #大学院 #学会発表 #研究


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