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SAがテレビ番組に出演します!

こんにちは!東北大学 サイエンス・エンジェル(SA)のあずさとゆきです。
この度、今月3/21(月)午後13:55よりTBC東北放送にて放送される「東京エレクトロン宮城presents 小島よしおのまちぶらサイエンス ~鳴子温泉でフシギをさがすピーヤ~」にSAが出演します!今回の記事では、先月鳴子温泉と東北大学にて行ったロケの様子と番組の見どころをお伝えします。

どんな番組?/番組詳細

例年、東京エレクトロン宮城さんの提供で小中学生向けに「楽しい理科のはなし」という科学実験教室を開催しています。今回は楽しい理科のはなしの特別編として、SAが小島よしおさんと東北放送の野口美和アナウンサーと共に身近な不思議を科学実験を通じて考える番組を制作することになりました!

「東京エレクトロン宮城presents 小島よしおのまちぶらサイエンス
~鳴子温泉でフシギをさがすピーヤ~」
<出演>
小島よしお
野口美和(tbc)
東北大学サイエンス・エンジェル 他
<放送日>
2022年3月21日(月・祝) 13:55〜14:49
番組HPはこちら

              ※内容は変更される場合があります

先月行われたロケでは、雪の舞う鳴子温泉で実験と撮影が行われました。撮影に先駆け、予備実験を繰り返したり、フリップや原稿を考えたり、初めての経験で準備も大変でしたが、当日は無事全ての実験を撮り終えることができました。
それぞれ担当したSAメンバーに、撮影の様子や見どころについてコメントをもらったので、ぜひ番組放送前にご覧ください!

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撮影の様子(番組進行順)

実験① エコーマイクを作ろう!
担当 おかべ・あずさ

雪が降るなか屋外での撮影だったため、寒さのせいで指がかじかみ、エコーマイクを作るのが難しかったです。鳴子温泉の寒さを身をもって体感しました。そんな中でも小島さんが楽しくお話ししながら作ってくださり、成功できました。

はじめは屋外で作成したエコーマイクからうまくエコーが聴こえるか心配でしたが、小島さんが上手に作ってくださったおかげで無事にエコーが聞こえた時には、とても嬉しかったです。

寒空の中、元気よくタイトルコールをしました。タイトルコールでの一面に広がる雪景色が見どころです!

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実験② 黄身と白身が逆の温泉卵を作ろう!
担当 まり・ゆき

うまく説明できるか、小島さん自身に実験を行っていただきながら上手く進行できるかなど、撮影前の私たちは緊張していました。ですが、小島さんやアナウンサーの方が緊張をほぐすような声かけをしてくださっていたので、カメラの前ではなんとか普段通りに振る舞えたと思います!撮影はほぼ台本通りに進行し、ほっとしました。

原理の説明を考えるのはもちろんですが、小島さんとうまく絡みながらの撮影が難しく感じました。Take2がないことや、(黄身と白身が反転した温泉卵が)成功するか実際に茹であがるまで分からないことも緊張の要因でした。

果たして、小島さんと一緒に実験した逆転温泉卵は成功したのでしょうか?ゆで卵ではなく温泉卵のとろとろ具合はどうなるでしょうか?お楽しみに!

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実験③ ひんやりサイエンス
担当 よしか

撮影では、小島さんとのやり取り→実験→原理の説明等という順で進行しました。現場は終始明るい雰囲気に包まれており、落ち着いて撮影することができました。

撮影に向けての予備実験では、重曹、クエン酸、水をそれぞれどのくらいずつ反応させるとよいのか、思考錯誤を繰り返しました。また、細かな原理を専門用語を使いすぎずに分かりやすく伝えることを強く意識しながら取り組みました。

番組では、重曹を加えたときの反応の結果をぜひ見ていただきたいです!

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さて、番組ではここから一旦場所を移動して、お家でできる実験をSAが実演します!東北大学片平キャンパス男女共同参画推進センターにて撮影を行いました。

こちらの撮影も、とても温かい雰囲気で進行し、スムーズに撮影することができました!
ぜひ皆様に、化学反応による見た目の変化を楽しんでもらいたいです!

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実験④ 映えMAXマジック!?
担当 こまこ・みぐお

撮影スタッフの方々も含めて色の変化をみなさんで楽しみながら実験ができました!

反応原理が少し複雑で小学生に伝わる説明ができるか不安でしたが、難しい構造式や反応式は省いてフリップを使うことで、分かり易くできたのではと思います。

今回の中でも特に”映える”実験ですので、え!?と驚きながら見てもらえると嬉しいです!

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実験⑤ キッチンでブクブク!?
担当 ずっほー・みぐお

和やかな雰囲気で実験できました!(実験の派手さは抑えめかもしれません…)

ピンマイクをつけてしゃべる機会がなかなかないので緊張しましたが、内容についてちゃんと小学生に伝わっていればいいなと思います。

家庭にあるものでも面白い化学実験ができるということを皆さんにぜひ知ってほしいです!

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さて、舞台は鳴子に戻ります!

実験⑥ 温泉マジック!
担当 ふじ

撮影は風も強く寒い中でしたが、直前まで準備や打ち合わせに飛び回る活気あふれる現場でした。

その場で鋭い疑問が飛んできて詰まってしまう部分もありましたが、スタッフの皆様と臨機応変に実験を作り上げていけて楽しかったです。

ぜひ、何が起きているのか想像しながら”色の変化”を見ていただけたらと思います!

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実験⑦ 不思議なお茶で味変!?
担当 うめちゃん

わたしの実験は小島さんになにをするのか悟られてはならない、ドッキリの要素を含む部分があったので、ばれないように本人に体験してもらうように持っていくのが少し難しかったです。

歯科は私の専門ですが、本当の細かいメカニズムのところは知らないところも多くて、この機会を通して結構調べました。最新のレビュー論文まで目を通して、誤った情報を与えないように注意しました。

お茶を飲み終わって、お菓子を食べたときの小島さんのリアクションは必見です!
(小島さんが撮影で一番印象に残った実験がこちらだそうです!ぜひご覧になってください。)

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鳴子ロケの最後に...

ロケの最後には、小島さんと野口アナウンサーと撮影に参加したSAメンバーで記念写真を撮らせていただきました!お二人は撮影の合間に声をかけて下さったり、撮影時もコメントやリアクションで盛り上げて下さるなど、とても素敵な方々でした。撮影ということで緊張していたSAメンバーもリラックスできたのではないでしょうか。撮影当日は雪が降り、時折風も吹いてとても寒い日でしたが、暖かい現場だったなぁと思います。
番組がどのように出来上がるのか私たちもとても楽しみです!

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皆様ご期待ください!

さて、今年度のSA note記事は本記事が最後になります。本年度も沢山の方にご覧いただきありがとうございました!来年度も皆様に大学・大学院の情報や院生の科学の面白さをお伝えしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

記事へのコメントやSAへの質問は、いつでもこちらのフォームよりお待ちしております。

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編集後記

テレビの撮影ということで当日は4時半起きでした!制作会社のスタッフの皆さんにもたくさん助けられました。本当に、見えないところで多くの人たちに支えられて番組は成り立つんだなあと感動しました。(あずさ)

当日は私も4時起きでしたが、緊張とワクワクで朝からなぜか目がぱっちりでした。笑 今回の撮影と事前に行ったロケハンを通じて、私自身も鳴子温泉の魅力を再確認できたなぁと実感しています。(ゆき)

東北大学サイエンス・エンジェル
次世代の研究者を目指す中高校生に「こんな女性研究者もいるんだ!」「科学って楽しい!」という思いを伝えるため、2006年に結成。年度毎に学内で公募され、総長に任命された 東北大学の自然科学系10部局に所属する女子大学院生が、中学・高校での出張セミナーや科学イベントで科学の魅力と研究のおもしろさを伝えている。2021年度より、自然科学に加え人文・社会科学も含めた科学分野としての活動がスタート!メンバーは宇宙・自然・ロボット・環境・ヒトや動物の身体のしくみなど、それぞれの専門分野で日々研究中。

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