見出し画像

【緊張する場面で力を発揮できる人の仕組み】

つまり極限に追い込まれて緊張(闘争逃走反応)している時、人間の身体はどうなっているのか?という話。

試合で相手と向き合っている時、、、

試験やプレゼンの直前、、、

バンジージャンプの飛ぶ前に、、、

様々な緊張がありますよね。

こういったストレスに晒されていると、全身の交感神経系の活動が高まる。

この中でも副腎の交感神経の活動が高まることによって「副腎髄質からアドレナリンが分泌」→このアドレナリンが交感神経系の各器官に与える影響と相まって「心臓の収縮力を増したり、気道を拡張したり血糖値を上げる」

その結果、、、

普段ならばありえない力が出たり、頭の回転数が上がったりと…

本番に強い火事場の馬鹿力が生まれる。
正確に言うと…

副腎髄質から大量のアドレナリンが出ると同時に、少量のノルアドレナリンともっと少量のドーパミンが分泌されている。

これら(神経伝達物質や関連薬物など)を合わせたものを「カテコールアミン」という。
ここでややこしいのが(個人的にホルモン関係は苦手だから)…

アドレナリンとノルアドレナリンは神経伝達物質とホルモン、両方の仕事をしている。

・「交感神経の節後線維」→ノルアドレナリン

・「副腎髄質」→主にアドレナリン
アドレナリンとノルアドレナリンは、化学構造も生理作用も似ているが…

アドレナリンは主に、心拍を増やす・血糖値を上げる。

ノルアドレナリンは主に、血管収縮させ血圧をあげる。
また

アドレナリンの作用は「ゆっくり」

ノルアドレナリンの作用は「速い」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?