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大切なhomeの状態チェック

今日もわが家はいつも通りの朝を迎えてる。

昨日食べ過ぎたのか、調子が悪いわ~と言いながら出社するダンナ。
明日から始まる中学の定期テストの勉強のため、学校を休んだムスメ。
自分自身に全てを委ねて、あるがままに過ごすムスコ。

そして私は、朝の家事を終わらせた後に、じっくりとストレッチをする。

時間があると、すぐに自分に集中するのを忘れて、アーダコーダ目についたことを口にしたくなる私。
なので、朝に時間があるときはできるだけセルフメンテナンスにゆっくり時間をかける。

そうすることで、自分を客観的に見れるし、奥深くにある自分の本音との対話にもなる。

そりゃ~、心配しようと思ったらいくらでも心配の種は見つかる。
「体調管理くらいしっかりしてよね~!」
ってダンナにいうたり、
「そんな勉強方法で、ほんとにテスト大丈夫!?」
ってムスメにいうたり、
「ちょっと、いつまでだらだらしてるの~?ちょっとはシャキッとしー!」
ってムスコにいうたり。

そういうことをしていた時期もある。そりゃ、母親あるあるですから。笑
でも、私の主観的な心配は、相手にとって負担になることはあっても、励ましになることはない、と直接教えてくれたのは幼稚園時代のムスコでした。

幼稚園児のころから自分の主張をしっかり持ってたムスコは、そのころから集団で過ごすのが苦手だった。息子自身の考えを聞きながら、幼稚園と連携して、息子が楽しんで幼稚園に行くための環境づくりを試行錯誤していた。
(こうやって文章にしてると、私頑張りすぎてたな~って感じだけど、あの頃の私には必要だったんだろうな…)
試行錯誤の連続だと、本当にこれでいいのか不安になることもたくさんある。問題ないのか、何度も確認したくなる。だからムスコに、
「なぁ、大丈夫?」
「ほんま、大丈夫?」
「なんか、いわれへんことない?」
とよく聞いていた。そしたら、ある時ムスコに、
「お母さん、そんなに大丈夫?って何度も聞かれたら、なんともなくてもだんだん不安になってくるから、やめてくれへん?」
って言われた。

こっちは必死に、どうしたらいいやろ~⁉って考えてるけど、当のムスコからしたら、『あなたのことが心配です』っていわれてるように感じるんや。
心配な気持ちは、相手にもうつって安心できなくなるんや。ってドキッとした。

「何とかなるから、大丈夫やな~。どうにかならん時だけ、正直に話してな。」

このくらいの感じで十分なんやと、学んだ瞬間でした。
とはいえ、いろ~~~んなことが起きるわが家では、

「また大丈夫じゃないんか~~~~い!!!」

って、何度も何度も突っ込んだけれど。そのたびに、状態を整えて、それぞれが『とりあえずは、これで様子見てみるわ』くらいの感じで進めるようになりました。

世間の常識とは別の基準で動き続けるという事は、なかなか根気がいることで、定期的に『今のところ、それぞれ順調かな?』っていう確認は必要だと感じています。

ま~でも、意識的に確認作業をしなくても、自然と確認をせざるを得ない事件(⁉)が起きてくれるんですけどね。笑

目に見えないし、基準は自分たちの中にしかないという事の難しさを痛感すると同時に、これを大切に維持することこそがひとりひとりの本当の意味での成長に繋がるし、個性を生かした生き方ができるように思います。

世の中の人にも、自分のhomeの状態チェックができるような環境であったり、仕組みであったりを作っていきたい。
私の夢が、またひとつ具体的に見えてきた今日この頃です。

最後に、私がここで使っているhomeとは、を書いておきます。

home:わが家のように、安心安全が保たれる場所。空間。家族間だけじゃなく、信頼できる人間関係や組織の中にも存在すると考えます。

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