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起承転結で話す営業は売れない!伝わる話法:CREC法


営業マンでも、論理的に話すのが苦手な人は意外と多いはずです。

そもそも論理的に話せるというのは、

・相手の話を論理的に整理して
・伝えたいことを伝わりやすく論理的に組み立てて話す

⇒これを瞬時にやらなければならないというものです。

論理な考察 かつ 思考スピードが速いという2つの能力が求められるんですね。そんなこと簡単にはできませんw

では、どうやれば論理的に話すことができるのか?
それは、CREC法というフレームワークを使えばできます!

これは商談だけじゃなく、ビジネスにおける会話全般に使えるスキルです!


※ちなみにフレームワークとは、簡単に言うと考え方のテンプレです。
 考え方をテンプレにすることで、簡単に正解を出そうというものです。


CREC法とは

Conclusion(結論)
Reason(理由)
Example(例題)
Conclusion(結論)


英語で見てもわかりにくいですよね。
だから、日本語にした↓を覚えてください!

~~~~である。
理由は~~~~だからだ。
例えば、~~~~~。
よって、~~~~である。

文脈によって多少言葉を変えてもOKです!
意味さえあっていれば問題ないです!
ホントにこの通り話すだけなんです!


ここでビジネスにおいて大切な考え方があります。
ビジネスの世界では起承転結で文章を作ってはいけません。


起承転結とは、「結」末をより印象付けるために
「起承転」で前振りをする話法のことです。
これは主に物語を語るときなどに使われており、
聞き手がその話に興味を持って聞いていることを前提とします。


でもビジネスの世界は違いますよね?
お客さんは興味を持っているからあなたの聞いているのではありません。
あなたこれから喋ってお客さんに興味を持たせなければならないんですよね?


よって、あなたの話に興味がないお客さんに対して
起承転結で喋ってしまうと、飽きられます!


物語の世界では、
人は結論を聞くまで話を聞いてくれます。

ビジネスの世界ではまず最初に結論を言って、
相手を話に興味付けしなければなりません。

だからCREC法が必要なのです!


では、例として起承転結とCRECの文章を見てみましょう!

僕、最近電気シェーバー(ひげそり)買ったんですよ。
電気シェーバーの魅力を2通りの方法で説明してみますね!
皆さんは
・電気シェーバーに興味がなくて、
・T字カミソリでひげを剃っていて
・でもディズニーが好き
って前提のもと、文章を読んでみてください!
 ※女性の方、思いついたのがひげそりだったのでごめんなさいw


▼起承転結で電気シェーバーの魅力を伝える
①いつもT字カミソリでひげ剃っていたんですよ。
②1か月くらいで刃がダメになるんで、12個パックを8000円で買ってました。
③電気シェーバーにしたら、刃の交換がいらなくなるんですよ。
④だから毎年8000円ずつ浮くので、電気シェーバーに変えれば、毎年タダでディズニーいける計算になります。

▼CREC法で電気シェーバーの魅力を伝える
①T字カミソリを電気シェーバーに変えれば、毎年タダでディズニーに行けます。
②理由は、電気シェーバーにしたら替え刃の費用がかからないからだ。
③例えば、T字カミソリの刃は月1個消耗、12個入り8000円程度かかる。
④よって、電気シェーバーにすれば、年8000円の替え刃代が浮くんです。


どうでしょうか?


ひげそりにそんなにモチベーションがない人からすると
起承転結の①~③ってどうでも良くないですか?
④で最後にやっと年8000円浮くじゃん!ディズニータダで行けるじゃん!あれ?前半なんて言ってたっけ?ってなりますよね。

では、CREC法の方ですが、
ひげそりにモチベーションがない人に対していきなり
え?タダでディズニー行けるって何!?って興味付けができてます。
話を聞く理由が①でできているから、②~④もちゃんと聞きますよね?
これがCRECの最大の効果です!

ディズニータダで行けるんなら、ひげそりの話ちゃんと聞きますよね?w
同じことでも、話す順番だけで相手の聞く姿勢が全然変わるんです!
起承転結はビジネスでは禁止!
ビジネスはCREC法!ということだけ覚えておいてください!


もう一度書いておきますよ!

~~~~である。
理由は~~~~だからだ。
例えば、~~~~~。
よって、~~~~である。

これがCREC法です!

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