人を気にしない幸せな生き方
前回の記事の内容で少し触れましたが、行動の足かせとなっている理由に「仕事を辞めると迷惑がかかるから」「辞めると言い出すことができない」などの理由を抱えている人がいると話しました。今回はもう少し深掘った内容にしていきます。
世の中にはつらさゆえに自殺をしてしまう人、犯罪を犯してしまう人がいます。
そんな悩みを抱えている人たちに少しでも楽に生きてほしいと思い、記事を書きます。
人の人生を生きるな
人は社会のなかで生きています。会社という組織に属したり
日本に住み日本の法律のなかで生活しています。
日本で生まれ勉強をしろと言われ学校に通わされます。
学校では「みんなは一人のために、一人はみんなのために」
そういった協調性を教えられます。
ですがこれは正しい道徳観でしょうか。
個が「全体の幸福度」の最大化を目指したとき、おそらく全体の幸福度は上がるでしょう。
ですが
全体で「個の幸福度」の最大化を目指したとき、おそらく全体の幸福度は下がるでしょう。
なぜなら人には個性があり、必ずしも全員の幸福と一致しないのです。
もし、全員の幸福を考えたならば全員の足並みを揃えてしまいます。
誰かが遅れたら全員が揃うのを待って出発するのです。
誰かがつらい思いをするのが嫌なのはわかります。
では自分の人生を犠牲にしてまで人の人生を生きるのですか?
人は同じ人生、同じ時間を生きることはできないのです。世の中には目の前の人間以外に多くの人がそれぞれの時間を持っているのです。
あなたがステーキを食べているとき、ガンと闘病してる人もいます。
あなたが上司に怒られているとき、誰かは温泉でくつろいでいます。
組織や団体に骨を埋めるのもいいですが
人の幸せを考えるあまり、自分を犠牲にしていることになりかねません。
もしつらいのであれば仕事を辞めてもいいのです。
あなたの人生はあなたのものです。
自分を一番大事にするのは悪いことではありません。
固定観念を捨てろ
誰かが働かない人に対して納税しないことの文句をいっていました。
誰かは企業の社長が海外で安い税金を払っていることに対して文句をいっていました。
生活保護や起業して節税している人など税金の扱い方は人それぞれです。
同じルールのなかでやるなら得をしたほうがいいですよね?
ルール違反はしていませんよね?
納税だってやりたくもないことを強制させられてるわけです。
あなただってやりたくないことを強制されたくないでしょう。
それをルールの範囲内でやらないのであれば
むしろ賢いと称賛してもいいかもしれません。
「いやいや、なかには苦労して働いて納税している人もいるし
そういう人たちがいるから経済は回っているんだ!」
そう思う人もいるかもしれません。
これは固定観念だと私は思います。
まず
仕事で社会基盤を支えている人達が、あえて日本を思ってボランティア精神で働いているわけではないと思います。
そういった人たちの現状を都合よく利用し、楽をする人たちに皮肉を言っているだけにしか聞こえません。
苦労したから正当化される、努力することが偉い
なぜでしょうか。苦労して働いても、楽して働いても
得たお金の価値は変わりません。
これは日本人特有の考え方だと思います。
アメリカでは特に成果主義で、過程ではなく結果を優先しているのです。
日本は「頑張った」など過程を重視する傾向があるために
「頑張ってない」を嫌うのでしょう。
では問題です。
・あなたはどちら側の人間でしょうか
ゴールを目指すとき、2択から選んでください。
1.
頑張らずに楽をして成果をあげる道を探す。
2.
最短でいく道があったにもかかわらずあえて遠回りをしてしまい、これは結果として「ダイエットすることができた」と自分を正当化して、さらに「楽をした人間は怠け者だ」とマウンティングをとり自分の立場を高く保とうと必死になる。
もし楽な道を選んだあなたに何か否定的な言葉や反対意見を言われたら
「ああ、2番の人だ」と気持ちを楽にするといいでしょう。
そしてそういう人たちはよく他人を気にしています。
さらに不幸になっていく人たちです。
人の多くの悩みは
他人との比較によって生まれているのです。
貧乏だ(誰と比べて?)
勉強ができない(猿と比べて?)
あの人だけずるい
ひいきしている
あの人は宿題やってない
頑張っている人に対して申し訳ない
隣の芝生は青い
など、比較した上で他人がどうあるべきかを気にしたり、嫉妬したり、自分を蔑んだりして不幸になっていくのです。
最後に
人と関わることは悪いことと思いません。ポジティブに向き合うのはいいと思います。
しかし、人間なのでネガティブになることもあるでしょう。そのときに人のことを気にしすぎていないか、一度立ち止まって客観視することで冷静に判断でき、人に流されることなく自分の人生を歩めるかもしれません。
長くなりましたが終わります。
読んでいただきありがとうございました。
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