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【高校編】学生時代にして良かったこと&しなくて後悔していることは何か
以前の【大学編】に続き、今日は【高校編】を投稿します。
僕の高校生活は約4~7年前に遡るため、正直当時の感覚を鮮明に覚えているわけではありませんが、1人の大学生として、自分自身の高校生活を振り返る過程で得た「気づき」や「発見」を共有します。
【1】 学生時代にして良かったこと
(1) 英会話の練習をすること
高校時代に英会話の練習をすることによる大学在籍時のメリットは、以下の3点だと思います。
①課外活動の選択肢が増える
②留学のハードルが下がる、選択肢が増える
③第二外国語を比較的ラクに習得できる
まず①について、
英語が話せることにより、大学生活におけるインターンや学生団体、サークル、アルバイトなど、課外活動における選択肢が増えたり、意思決定のハードルが下がります。
また、大学の方針に依存しますが、僕の大学には使用言語を英語とする講義が多くあります。
受講する学生の多くは、海外経験の豊富な学生や、海外大学からの留学生なので、英語のコミュニケーションが身に付いていると、このような刺激的な環境にチャレンジするハードルが下がります。
次に②について、
留学に行く前から英会話を習得できていると、現地の交友関係を広げやすかったり、コミュニケーション量の多い講義を履修するハードルが下がったり、その他様々メリットがあります。
また、英語圏に長期留学をするためには英語系資格のスコアが必要なため、結局入学後に勉強することになります。
したがって、高校生の時に英語の勉強を先取りすることには、デメリットはないように思います。
最後に③について、
僕は、語学の勉強は基本的にコツだと思っています。
なので、高校の間に言語をマスターすることができた場合、その体験が成功体験になるため、時間的にも勉強効率的にも、大学生活において第二外国語を習得するハードルが下がります。
僕は以下の3つのサイクルに沿って、英語を学習しました。
このモデルは、長期留学をしないで、主に日本国内で英語をマスターすることを念頭に置いています。
1. 仮想留学
日常的にYouTubeなどを通してネイティヴの英語に触れ、慣れる
↓
2. 週2回の英会話
アウトプットする
↓
3. 短期留学(2週間〜1ヶ月)による腕試し
実際に現地で通用するか確認する
英会話について、昨今は価格の低いオンライン英会話も非常に増えているので、以前よりも利用しやすい印象を受けます。
(2) オンリーワン=ナンバーワンを体験すること
高校は、同質的なコミュニティが形成されやすい傾向にあると思います。
背景としては、高校は同じ試験(筆記や面接など)に合格した学生で構成され、人数も大学と比較して少ないためです。
僕は高校時代、テストや既存の部活という限られた枠の中で、周囲の他者と比較し、比較されることに対して、非常に辛い感情を抱いていました。
そこで、僕は「オンリーワンになれば、それはナンバーワンになることと同義だから、他者と比較することがなくなる」と気付きました。
オンリーワンになる方法ですが、例えば以下の藤原和博さんの理論があります。
詳しくは以下の記事をご覧いただきたいですが、つまりは、100人に1人の要素を3つ掛け算することにより、100万人に1人の人間になることができるという理論です。
僕は実際、短距離走が得意×野球経験がある、この2つの掛け算で、やり投げに取り組みます。
実際に、僕以外にやり投げをする生徒は、少なくとも僕の学校にはおらず、他者と比較することがなくなり、精神的にかなり解放されました。
また、オンリーワンになる嗅覚を身につければ、卒業後も自分のオリジナリティを見つけやすくなると思います。
【2】 学生時代にしなくて後悔していること
(1) 歴史を勉強すること
僕は、大学3年次に歴史を一から勉強し直しました。
理由は、歴史知識のインプットを欠いて、専門の経済学への理解を一定以上深めることが難しいと感じたからです。
歴史を学ぶ重要度は、大学で学ぶ専攻分野に依存します。
しかし、特に文系の学問においては、歴史との接続は不可避だと思います。歴史を知らなくても基礎的な内容を理解することはできますが、一定以上に理解を深めることは難しいです。
そして、歴史の学習は時間がかかります。
一方で、大学入学後は授業や課外活動に忙しくなるため、時間を取って歴史を学ぶことは簡単なことではないと思います。
高校時代に歴史の流れを一通りインプットした場合、入学後は必要なタイミングに応じて該当箇所を深化するで対応できます。
したがって、個人的には高校の間に歴史をしっかり勉強しておくことをお勧めします。
(2) 読書の習慣を身に付けること
僕自身、大学二年次に読書の習慣が定着しました。
作家の佐藤優さんによると、読書を通して「著者の代理経験」を得ることができます。
つまり、偉人が一生かけて辿りついた知識や経験を、1冊の本を通して体験することができるということです。
一方で、ショーペンハウアーは著書『読書について』において、次のように述べています。
読書は、他人にものを考えてもらうことである。本を読む我々は、他人の考えた過程を反復的にたどるにすぎない。
更に、次のように述べています。
ほとんどまる一日を多読に費やす勤勉な人間は、しだいに自分でものを考える力を失っていく。
したがって、代理経験を繰り返しつつ、書かれていることをただ受け止めるのではなく、他者と感想を分かち合う、ブログを書くなどを通して、自分の中で内容を反芻する癖を身につけることが重要だと思います。
本の選び方については、あまり難しいことを考えず、まずはパッと見で気になった本を手に取り、本を読むことの楽しさを感じることが大切だと思います。
(3) 学内の掲示板に目を通すこと
今思えば、学内の掲示板(職員室の前に貼ってあるポスターみたいなやつ)には、学外の多くのチャンスが転がっていました。
例えば、海外留学や高校生向けの様々なプログラム、そして給付型の奨学金の情報などの情報です。
友人は、掲示板で紹介されていた海外プログラムに参加し、企業から支援を受けてほぼ無料で海外渡航をしていました。
よく分からない・1人だと不安な場合は、先生に相談したり、メモをして親に相談をしてみるといいと思います。
普段何気なく通り過ぎるその壁には、オンリーワンになるためのお宝が眠っているかもしれません。
最後に
株式会社リクルートが提供するスタディ・サプリが、この春卒業するすべての18歳に贈る、正解のないテスト「18の問い」の動画を公開しました。
僕自身はリクルートと関係なく、たまたまSNSでこの動画を見かけて知ったのですが、素敵な動画なのでここでシェアさせていただきます。
そして、この記事は【高校編】ですが、【大学編】も書いているので、宜しければご覧ください。
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