【理事リレーコラム】School Voice Projectに寄せて vol.2|山下淳一郎(私立小学校教員)

本企画では、NPO法人School Voice Project の理事が、School Voice Projectに寄せる想いをつづり、一人ずつ順番に投稿していきます。

お2人目は私立小学校教員の山下さんです。

小谷さんが「“おとな(=先生)の権利“が守られる学校現場に変えていかなければ、子どもの“安心安全な学校“には近づかない」と書いているの、まさにその通りですね。

自分は今、私立小学校の教員をしていますが、このままではヤバイと公教育全体に対して危機感を感じています。一言で言えば、大人に余裕がなさすぎます。このままでは学校が壊れていく。子どもたちを守れません。

子どもたちは様々な家庭や社会を背負っています。だからこそ、学校は子どもたちの良き関係性を保障する最後の砦でなければならない。

子どもたちが「ねぇねぇ」と言ってきたら、「どうしたの?」「なあに?」と言える大人が必ずいること。つまり人間の成長発達に不可欠である応答的な関係性が保障されることは、子どもの権利を守る一丁目一番地なんです。

そのためには周りの大人、学校なら教職員が健全な働き方をしていなければいけない。しかし、今の学校はどうでしょうか。

もちろん学校の努力でできることは、まだまだあると思います。
しかし限界もあります。政治がもっと子どもたちに目を向けてくれるために、私たちの声を伝えましょう!

School Voice Projectは、学校現場の声を「見える化」するもの。対話の文化をつくるプラットホームです。一人ひとりの思いをかたちにして、社会や政治に伝える新しいメディアとして、みんなで育てていきましょう!

山下淳一郎(SVP理事・私立小教員)


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