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天津外国語大学で中国語を学ぶ #5_年末年始も授業です

 大家好! みなさんこんにちは、マントウです。
 12月に入り、そろそろ年末年始の予定を立てている方も多いことでしょう。今回は、中国の大学で学ぶ上で気を付けたい「年末年始休みじゃない問題」について取り上げます。

中国の大学は「旧暦」に沿っている

 中国の学校・会社はいわゆる「旧暦」に沿って動きます。
 そして中国のお正月は1月1日ではなく、「旧暦」に基づく「春節」と言われる時期で、1月下旬~2月上旬と年によって変動します。大学が冬休みに入るのは、この「春節」の数週間前からです。
 従って、日本の会社や官公庁の「年末年始休み」に当たる12月29日~1月3日の期間、中国の大学は普通に授業があります。一応、1月1日だけは「元旦」という祝日なので授業はありませんが、休みは1月1日だけ。1月2日からは普通に授業があります。いやむしろ1月2日からの週は期末テストだったりします。2024年の場合、1月2日~12日の2週間が期末テスト期間。1月15日から5週間の「春節休み」があり、2月19日から後期の授業が始まります。(中国の大学は9月始まりで、秋=前期・春=後期の2学期制。)

年末年始の一時帰国はご注意を

 特に学齢期のお子さんがいる場合は、日本人学校にせよインターにせよ、クリスマスから1月初旬は学校が冬休みなので、この時期に一時帰国をする方も多いでしょう。大学の期末テストを欠席したくなければ、
①一時帰国を全く別の時期にずらすか、
②12月後半早めに一時帰国し、1月1日までに中国に戻って1月2日~の週にある期末テストを受ける
といった対応が必要になります。

白目をむくクラスメイト

 ちなみに、きたばかりの韓国人クラスメイトに「中国の大学は春節時期が冬休みだから、クリスマスも年末年始も普通に授業あるよ」と言ったら、白目むいてました…。韓国の大学は3月始まり・12月のクリスマス前に終わりなので、クリスマスは1学年を終えて、思いっきり楽しむ時期なのだそうです。
 そんなわけで、1月1~2週目の期末テストが終わるまで、まだもう少しありますが、最低気温-5℃前後の天津で、寒さと乾燥にも負けず、ぼちぼちがんばりたいと思います。
 それではまた、再见!


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